10月12日 水曜日

火曜日から始まった週はちょっとおトク感がありますね〜もう水曜日です。微妙〜にノルマのおしごとをこなしながら、なんとか生き延びている感のある毎日です。でもちょっと予測できないことが起こったらまた頭の中がパンクしてしまいそうです。とはいえ実際にパンクするわけにもいきませんので、ちっちゃな国産エンジンを精一杯回転させながらなんとかレースに生き残ろうとしているワタクシ・・・というところで目が覚めました。さて現実に戻って皆さんのお困りごとについて一緒に考えていくことをしなくてはなりません。外科医だったなら、自分の専門はコレコレですよと看板をあげておきさえすれば、自ずとそれに応じて門を叩いてくださるのを待っていれば良いわけです。けど、開業医はそういうわけにはいきません。毎日ドアをオープンにしたままで、来ていただく患者さんのお悩みにすぐさま没入して、共に解決策を探すことに専心しなければならないのです。そこが面白いと感じるお仕事でもあるのですけどね。最後にこの間手に入れた短編小説集の紹介をば少しだけ・・・。奥田英朗さんの「家日和」です。当たりでした。文庫本のタイトルはそれなのですけど、その名を冠した小説はありません。ということは、単行本の時点でこのタイトルがついていたのかな?などと想像するのですが、今日は調べてみる時間がありません。内容はタイトルからも連想できるように、家庭の中で起こる出来事を中心に繰り広げられる、あったかでちょっとほろ苦い、最後は明日からの生きる元気のそのまたタネのようなものがぼんやりと心に芽生えるような気がする(なんてまどろっこしい・・・)読後感のとってもよろしい短編集です、たぶん(まだ一作目しか読んでないので)。あと、同時に購入したのは、作家の自伝的ストーリー2作です。一つは同じく奥田さんの「東京物語」と、島田雅彦さんの「君が異端だった頃」どちらもきっと面白いゾ・・・ニヤニヤ。おっと、もうこんな時間です。それでは今日も、皆さんと臨床という森と沼の奥深くに入り込んで参りましょう・・・。