9月18日 日曜日
朝の番組でワクチンについての前倒し策を検討されていると大臣が仰っていたようです。インフルエンザの接種とか次に来るかもしれない波の中での”ミッションインポッシブル”が一つまた増えそうな予感です。がんばらねば・・・。さて、最近に限ったことではないのですが、時々社会での居づらさを症状として来院される方がおられます。多くの場合には身体的苦痛もさることながら、人間関係での悩み事が原因となっていることが多いように思われます。年齢の大小を問わずそれは人類永遠の課題のようですね。COVID-19は私たちに「距離感」というのを再認識させてくれたような気がしています。もはや私自身、人との間の適度な距離感を意識せずしては日常生活が営めなくなっているように思います。ここでいう距離感というのはもちろん人間関係としてのそれです。結婚後の生活で言うと、よく価値観の共有が大事だと言われますけど、それとて無理に共有しようとすると必ず歪みが来るのではないでしょうか。むしろそれぞれ個人の考え方とか生き方には立ち入らないという距離が必要だと言うふうに思います。友達関係だって、過度にコミュニケーションとかつながりを求めることで、逆にうまくいかない時の疎外感も生まれてくるのだと感じます。特に学生さんや生徒さんの場合にそういったお友達とのギクシャクした感じが生ずると、本当に深刻に絶望的な気持ちとなるようです。もうそれこそこの世の終わりみたいな憂鬱に囚われてしまうのではないでしょう。そんなの人生のある一瞬の出来事に過ぎないのだ、とアドバイスするのですけどどの程度響いているのかはわかりません。ただただ、私にできることは悩みをお聞きして、なんとか絶望の中の一筋の光のようなものがバトンパスできれば・・・と考えながらカウンセリング専門家でもない立場ではありますが、対応をしています。もちろん必要なときに、ご要望があればそういった窓口への引き継ぎの手助けはすることを忘れずに。
画伯よりいただきましたので早速アップロードしておかないと・・・ありがとうございます(^O^)