5月27日 金曜日 晴れ
暑い日が続いています。日曜日はかかりつけ医機能研修制度という講習会に参加してきました。みっちりと丸一日の座学デス・・。時々うとうとしながらも、興味のある部分はじっくりと・・・。少しでも今後の診療に活かせたら良いのですけれど。開業して丸4年が経過しましたが・・自分でもはじめの頃よりも少しは向上しているかな?と思える部分もあります。医師になってもう20年以上経過しているのですが、いまだに向上せねばならないこの分野です。むかしの教えとは全く違う部分(いわゆる真逆ってやつです)もあります。自分のしている処方も、この4年間でかなり変わってきている気がします。多分来年のいま頃はまた変わっているでせう。そう、ヒトは変わらないといけないのです。
http://www.jds.or.jp/modules/important/index.php?page=article&storyid=66
高齢者の糖尿病コントロールの目標値が、日本糖尿病学会と日本老年医学会の合議で策定されました。要するに・・・お年を召されている患者さん方と、比較的若い患者さん方とでは、その治療目標値が違いますよ!ということなのです。当たり前と言えば当たり前なのですけれど、それが難しかったという事なのか、あまりその部分には注意が払われて来なかったという事なのか。当院でフォローしている糖尿病患者さんは多数おられるのですが、少なからず皆さんが、「怒られると思って今日は来ました」っておっしゃるのです。私は怒る事は滅多にありません(えっ?!って思っている人達、ごめんなさい)。少なくとも治療に来られる方に怒る事はない・・・と、思います。特にお年を召されている方が、日々の食事にも制限を課して、食べたいものも食べられず・・なんていうのをお聞きすると、う〜んそれでよいのかしらん・・って思うのです。自分ならば、もう後はそこそこで良いから、好きなものもほどほど食べて、のんびり暮らしたいなって思うのではないかなと・・。まさに、新ガイドラインの言わんとする、重症高血糖や、低血糖を防ぐことを主眼に置いた治療こそが望まれるのではないだろうかと思っています。
でも・・・それを下手に強調しすぎるとダメなのですね・・・皆さん”ズにのってしまわれるので・・・” 何事も大事なものはさじ加減ですな。
毎朝の日課にあげておいたのですけどね・・・忘れないように。また今年もやられてしまいましたよ、ツバメさんのプレデターに(なにか分からない、ことしはカラス??)。渡世は八百八品とも言いますが、何とも厳しいものですな・・・・。
久しぶりですので、もういっちょ・・。観ましたよ・・ロクヨン。映画もドラマも、いずれも秀作で、原作よりもむしろよかったデス。ああ・・・原作は長編なので、小生の読解力もしくは集中力が足りなかっただけって言う噂もありますが。映画版の主人公が佐藤浩市さんなのですけどね、とっても好きなのですよむかしから・・日本のジョージクルーニーと思っているのは僕だけかな。ジョージクルーニーものもほとんど全部観ています。彼は主義主張がはっきりとしていて、政治的な言動も、臆する事無くやってのけてしまいます・・・そこがカッコいいなって思います。
じゃ、また。