12月17日 火曜日 雨

またしてもこのネタですみません・・・大学入試国語・数学の記述試験導入が見送られたとの一報が巷を流れている。今年一年を締めくくる象徴的なニュースだなこれは。この話題の始まりは小さいところだったと思いますけど、すでに少なからず皆様のお耳に入るくらいには人口に膾炙されている事柄にはなっていると思います。そもそも、その萌芽は論理国語と文学国語の区分分け問題に遡るのではないかと小生は考えております。すなわち国語教育から文学が疎んじられるような風潮が少し前からあったわけであります。論理国語とは・・言語として意味が通じることを一義として考えるのでしょうか、題材は契約文書とか実社会に役立つ実用文書だそうです・・・オモロイんか!そんなんって言うのが小生の感想。英語の4技能重視って言うのと通底する部分があると思うのですけど、双方経済界からのリクエストっていうのがあると思います。そして、その目的の完遂のためにさらにその手段が経済界に丸投げされかかったっていうシナリオかと感じています。ま、そんなことワラシが申し上げたところで何がどうなるものでもなく、ここにボヤいておる次第でございます。そういう意味では、受験制度とか国語教育とか(に限らず多くの分野で)において社会的共通資本であるべき教育や教育手段などが経済界に丸投げされ、損なわれようとしたトシだったな〜って思いながら、一年を締めくくる感慨に浸る小生でございます。う〜ん・・香ばしい一年だったね(^^)

へたくま

毎度毎度皆様のお耳汚し、お目汚しのネタで申し訳ございません。ついつい小生の憂さ晴らしの場となっています・・・ま、物言わぬは腹ふくるるわざなり・・ってことで、ご容赦くだされ

m(_ _)mスマン