12月6日 金曜日
気がつけば12月となり、雪への支度も始めているところですが、ふと気づくと昨年の今頃は確か、あのカメムシ騒動があったのではと思いました。往診先の建物の3階建ての階段を上がるときに、ステップにびっしりといた衝撃の場面が思い出されます。確かあれって晩秋、ちょうど今頃の時期ではなかったでしょうか(ちがうかな・・?)。なぜに今年はいないのだろう。気候の影響か?春先は結構越冬したのかなと思われる個体が散見されたのですが、彼らは今どこへ。自然って不思議ですね。自然なのか、もはや人間の営みとは切っても切り離せない影響を受けた人介入後の括弧付きの自然なのかもしれませんが。連想したのが、今年は柿のなる木が少ないなということです。いつもなら、車を走らせていると、たわわに柿の実を実らせた木の枝に、カラスが止まって啄んでいるという場面に出くわすことがしょっちゅうでしたが、今年はそれがなさげです。もともと柿は3−4年ごとに豊作がやってくるのだというお話を聞いたことがありますが、今年は凶作のまわりなのでしょうかね。とある患者さんは、おかげで血糖値が上がらなくて済んでいるのです・・ということをおっしゃっていました。う〜む、疾病のコントロールと柿の木の関係、なかなか面白いです。