8月13日 金曜日
おやすみをいただいております。西日本を中心として大荒れの天気の予想に足止めをくっている方達も多いのではないかと思います。感染症の流行もありますので私もここはステイホームの考え方で過ごすことにしています。休みにしかできないことを朝から行ったので(単に金融機関で用事を済ませただけですけど)、午後はぼ〜っとする予定です。その前にちょっとこれ書いているわけですね。さて今日思いついた言葉は「選択と集中」です。野村総研のウェブサイトを覗いてみると、「特定の事業分野に経営資源を集中すること。多角化から、選択と集中による経営効率で業績向上を図る企業も増えている」(引用)と書かれてあります。厳しくなるグローバル競争において、事業や人員を整理することで生き残り策を見出すことができるという考え方でしょうか。初めは企業経営の分野で使われ出したこの言葉も、徐々に行政とか色々なところで聞くようになりました。税の使い道とか、施策にもこの概念が適用反映されることもあったように思います。もっとも一見合理的な印象を受けるのですが、何を選択してどこに集中するのかということがピタリとはまらないと、その取り組みは失敗に終わるわけですね。結構難しいなと思います。コロナ禍でよく指摘されるのは、病床削減政策がなかったら・・・ということがあります。株式投資においても、一点集中買いはリスクを伴うので、投資信託や他の商品が存在するわけですよね。選択と集中の反対は・・・多様化と分散ということになるのでしょうか。政治政策はリスクの社会化かリスクの個人化かという選択肢を、大きな政府と小さな政府とかいう表現で語られるわけです。今の私たちの国では、限られた財源だけど、なるべく賢くバラまくということを徹底するしかないのかな?と思っています。とても凡庸な考え方なのは承知しているけれど・・・。眠たくなってきたので・・・それでは皆さんあいにくのお天気ですが良い1日をお過ごしください!