10月8日 木曜日
台風が北北東に進路を取っているようである。去ってほしい〜
さてデジタル化担当大臣が教科書をデジタル化すると仰ったのだとか。GIGAスクール構想の下、一人一台に端末が行き渡っているのが前提で・・今のままでは、次の時代に中心となって活躍する人材を育てるのは難しいので、早くデジタル化を進めたい・・とのことだそうである。持ち運びが楽になるのがメリットである一方、長時間のデジタル端末使用による視力への影響などの健康上の懸念があるということも述べられていた。GIGAスクール構想ってナンぢゃ・・・?
私には正直言ってそんなことに注力する理由がよくわからなかった・・・。もっと本質的があるだろうとも感じた次第である。
だってそんなことしたら・・・授業中に先生の目を盗んで、教科書のページの隅っこに「パラパラ漫画」書けなくなるし、ベートーベンの顔に落書きできなくなるやんか・・・。
しかしである!医療の世界、診察室はですね・・・・おそらく10年後、いや5年後には相当様変わりしますよ。断言しておきます。
まず!病院のゲートをくぐるところで、ウェアラブルから患者さんの最近の血圧脈拍体温などのバイタルのチャートがすぐに電子カルテ端末に飛んできます。歩き方、体の皮膚の色調、呼吸回数、動脈血酸素飽和度などもゲートのAIのモニターでキャプチャーされ、受付がなされた段階で、鑑別診断が行われていることとなります。もちろんその日の受診理由、主訴などなどは患者さん宅からすでに病院には入力されています。診察室では・・・医師と患者の対面で会話や診察が行われますが、カルテにはクラークや音声入力が使用されるため、医師は画面ばっかり見ているというご批判にはあたりません?!院内での診察状況や音声は個人情報に配慮された上で、保存されます。電子カルテにはAIの診断する病名を参考にして、医師が取捨選択の上で治療方針を決定します。その後の経過観察はオンライン診療で行い、処方箋はリフィル方式が利用されたり、薬局とのオンラインでの通信で代替されるようになるため、患者さんが実際に足を運んで通院する回数は激減するということになるでしょう。
・・・・ほんまかいな。多分きっと、部分的にはそうなっていくと思いますよ (^^);