7月17日 水曜日

朝から結構な雨模様です。明日からは晴れマークが並んでいますので、文字通り梅雨最後の雨になるのでしょうか。学校もそろそろ夏休みに入るところなのでしょう。先週くらいから感染症の流行の波がまたやってきていると感じていますので、ちょうど良いタイミングでの長期休暇期間となると良いのですが。先日ニュースで免疫負債という言葉が取り上げられていました。マスクや三密回避(懐かしい言葉です・・)で、ウイルスや細菌感染症の流行が抑制されていたため、一定期間、人々が病原微生物に暴露されることがなかったことにより、その後にかえってそれらに罹患しやすくなるという現象を表した言葉だそうです。確かに、水ぼうそうワクチンが定期接種化されて、子供たちが水ぼうそうに罹患しなくなったことが、高齢者の帯状疱疹の罹患率を高めたのではないかということも言われています。もちろんコロナ禍では、感染症対策に皆が取り組んだことによって、その後デルタ株流行時期のような、爆発的な感染の蔓延を抑制することができたということは事実ですから、間違ってはいなかったわけですが。ただ、ある種その余波として、この1年間くらいに見られる、種々の感染症の流行は確かにあるように感じています。地域やコミュニティでの疾病の流行に応じて、マスクをしたり、休校や面会制限をする施設など、それぞれの取り組みが重要ですし、それに応じて私たちの行動も適応させていく必要がありそうですね。