6月22日 水曜日
令和4年の男女共同参画白書が内閣府男女共同・参画局から発行されました。”若い草食男子がデートもしたことなくて・・・”とか、”最近の若者は女性を口説くこともできないのか・・・”みたいな街の声を拾ってみました的な作りの3分間ニュースが流れているであろうと推測されます(知らんけど)。で、ちょっと内閣府のHPをめくってみますと・・・出てきました。
300ページを超える大著です。
件の記事の元ネタはこれですにゃ・・・。
デート経験が少ないとか・・・その原因というか(そもそもそんなんほっといてくれ案件だと思うのですが)、時間・お金・機会喪失の問題とかが想定されるのですが、これって過労死・最低賃金や給与水準低すぎ問題とか、コロナ禍などのキーワードともろかぶりするように思います。なので・・・おっさんたちが(私を含む)、「わしらの世代はな・・・」とか、今の若者は・・・などとマウントを取って終わりの話ではないと思いました。むしろ我々の世代こそが、”我が事”・”我が世代が考えるべきこと”として真面目に捉えていくことが必要なのだと思います。パラパラこの白書読んでみたのですが、なかなかに味わい深い出来となっています。男女同姓の問題にもそもそもそんなに歴史が長いものではなくて・・みたいなコラムもあって、こんなこと書いて自◯党のその筋の人たちに怒られたりしないのかな?とか心配になってしまったりします。皆さんもぜひ一度ご覧いただくと良いかなと思います。男女共同参画局の人たちも、冒頭のような浅い取り上げ方でのニュースで面白おかしく”消費される”だけではやるせない思いをされているのかと思います。
では、また