5月27日 金曜日
プレ金です。昨日は診察中に「そろそろ雨が・・・」と願っていらっしゃった農作業従事の方も、夕方の恵みに感謝されていたことでしょう。今日は朝から曇りの空模様です。そろそろ梅雨入りの季節もやってきます。ないと困るけど、あると鬱陶しい・・・雨は皆から嫌われるけど、いなくなると懇願されるという難しい立ち位置ですね。とある会議に向けて色々と情報収集とかやっているのですが。昨日は日本医師会の運営する『地域医療情報システム』なるサイトに潜入して遊んでいました。人口統計をもとに各地域の20年間の医療需要などを予測するシステムのようです。そこに記載されている20年後の人口推計がえらいことになっていましてね。丹後医療圏でみると、労働生産人口がほぼ4割減になるのですが、20年後の65歳未満とそれ以上の人口比がほぼ0.6という、半分以上が高齢者ということになっています。総人口は2万人から1.2万人に減少します。4割減ですね。日本全体では2060年でもおよそ3割減と見込まれているので、それよりも15年早くにそれを凌駕する速度で人が減っていくという計算になります。ある意味最先端の地域のうちの一つという見方もできるかもしれません。とは言え、あと10年少しで1億人を割り込むとも推される総人口減少問題ですので、これは我が国全体で共有すべき最大の問題なのでしょう。20年後は私自身が高齢者のど真ん中なのですが、最も多い年齢別世代となりますので、自分ごととして捉えねばならないなとも感じています。さて・・どんな日本になっているのでしょうか。知恵を絞ってあらゆる世代が人生を愉しめる世の中であるために、自分も1人の社会の構成人員として、できること・やるべきことをやっていかねばなりません・・・(とは言え、20年後の世界を見ることはちょっと楽しみでもあります。)