京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ月: 2023年12月

にちようびの充電作業終わり

12月4日 月曜日

昨日はほぼしごと関連のことを何もしない休日になりました。救急の担当業務をされていた先生によると、発熱患者でインフルエンザ陽性の方がとても多かったようです。今日の診察がどうなるのかちょっと不安です。昨日読んだ小説は、凪良ゆうさんの作品です。わずか3年間の間に本屋大賞を2度も受賞された実力が頷けるものでした。個人的には「滅びの前のシャングリラ」と、今回の「汝、星のごとく」で2作目の挑戦です。うちのヒトの推しもあってずっと次に読むやつに陳列してあったのですが、今日は・・ということで一気読みとなりました。多分10人の読者がいれば、ほぼ全員10人とも一気読みしてしまうほどの内容だと思いました。小説なので、もちろんメインはストーリーなのですが、色々な社会の問題が絡められていたり、同じ出来事を二人の人物に両面から語らせていたりして、とても読者にとって理解しやすい構造になっていると感じましたね。ここまでリーダブルな作りの小説はそれほどないのではないでしょうか。全世代がそれぞれに共感できるような内容だと思います。さて・・次はどの作品に飛ぶか考え中です。今日は朝から寒いですね〜身体がなかなか動きたがろうとしません。暖房の吹き出し口から足を外せない・・・

なんもないにちよーび

12月3日 日曜日

休日は早起きするに限ります。この季節、普段はなかなか布団から抜け出せない感じになるのですが、お休みの日はさほどでもないのが不思議です。多分おしごとしなくては・・・というのがそういう気分にさせているのかも。たぷたぷになるほどコーヒーを飲んで、今日は小説を読む日にする予定です。窓から外を眺めると、今日もどんよりですが、おうちで過ごすにはそれもあまり関係なし。パソコンのデスクトップに溜まった過去ビューもスッキリお掃除しておきましょう。いつかまた読むかも・・・と、ついつい開いたページを残しておくクセがあるのです。なかなかモノを捨てられない性分と共通するのかも知れませんね。1週間記憶に残っていないものは、確認せずにエイッて消滅させておくことが良いのです。モノを捨てる時もそれに限ります。中身を吟味し出すと、大体残しておこか・・となってしまうのです。あれ〜どこ行ったんかな〜っていうのもたまにないことはないですけど。ニュース記事読んだり、ダラダラ文章書いたり、ちょっとお掃除しているうちに、日曜日の朝が明けてきました。そう言えば、ニュースで「高齢者の保険医療負担を2割に引き上げる」という案が浮上していると書かれてありますね。世代間での応分負担を探る道筋は難しいのでしょうけど、流れとしてはその辺りにも手が入れられる議論は根強くありそうです。診療所も来年の改訂ではマイナスの方向になりそうです。今だけを考えると、自分に火の粉が降りかからないようにと願うのは皆そうなのでしょうけど、CO2削減のテーマと同じように、将来世代への配慮を行うことは必要なのだと思っています。ただしそれを決めてもらうことになる政治に携わる方達も、なんだかお金のスキャンダルの話も沸いているようなので、そこんとこちゃんとやってよねーと同時に思います。自分たちだけはいい思いをしようっていう考え方は、みんなが手放さなくてはなりませんね・・・。

寒気と換気

12月2日 土曜日

今朝は一段と冷える感じがします。最高気温は9度の予報ですね。おそとに出たくない1日になりそうです。そろそろタイヤ交換でしょうか。インフルエンザとコロナは増加しています。院内待合室の窓を開けての換気を行っているのですが、サーキュレータと換気扇での二刀流で寒さ対策と感染対策の両立を図ることにしようかなと考えています。先日感染対策チームのラウンドでのご助言をいただきましたので、早速CO2モニターも設置導入することにしています。冬場の感染症増加はやはり換気効率の低下も一因のようですので・・・。

文化の違い

12月1日 金曜日

さて、今年最後の月になりました。締めくくりよければ全てよし・・・?となるように頑張りましょう。先日見ていた英会話番組でのアメリカ人同士の会話での面白かったエピソードです。日本に5年以上住んでいる二人が、自国に帰った時に腹が立ったことというお話をされていました。家族でスーパーマーケットに行って買い物をした後に、駐車場に戻ると、あちらこちらにショッピングカートが無造作に置きっぱなしになっているのを見てこれは〜となったそうです。一緒に行っている家族はさほど気にするでもなく、なんでそんなに気にしているの?という具合だったらしく、”order”という日本人に強く意識される秩序という概念の軽重が違うのだろうということを言っておられました。確かに、私が渡米していた頃にもそれは感じました。日本だとカートで荷物を運んで車に積み込んだ後に、店舗に戻ってもとあった場所にカートを戻すというのが普通だと思います。あちらでは、それが手間だという人のために駐車場の各レーンごとにカートを戻すスペースが準備されています。にもかかわらず、そこにすら戻さずに車の脇に放置してあるという場面が少なからずありました。それが勝手に動き出して駐車中の車に当たると当然車体に傷をつけるわけですけど。さらにスーパーマーケットの中のことでも、一旦買おうと思ってカートに入れた商品を途中で「やっぱやめたー」となった時に、あちらではほぼ100%その時にその場所にある適当な商品棚に戻されていますね。なので、衣服の陳列棚に、ピクルスの缶詰が置かれてたりします。販売員の仕事の大きなものの一つに、商品棚に置かれているものを、陳列し直すという作業があるのだと思います。私たちの感覚で言うと、ちょっとないですよね。別にこれらのことが、日本すばらしい〜の論拠にする意図はありませんし、各国民の特性というか、感覚の違いによるところは大きいと思います。そんな違いを肌で実感することも、自分の母国以外で暮らすことの一つの良い点なのかも知れないな・・・と思いながら英会話の勉強をしておりました。さて、今日も寒くなりそうですが、皆様良い1日をお過ごしください。

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