11月21日 月曜日
今月は同窓会に始まって、いくつかの会合でお話をする機会が重なっておりました。先週二つ目の宿題が終わり、残るは明後日を残すのみとなりました。その後は、診療の基盤的なシステムの整備に勤しむ予定です。昨日は千葉大学次世代医療構想センターの書*を読んでみました。興味のある部分をつまみ読みで、まだ途中ですがかなりお勉強になりました。台湾のIT大臣がこのコロナ禍で一躍時の人となっておられましたが、日本でも色々な分野から医療に提言をされる方たちがおられるのだなと思う部分もあり、これからの10年−20年の間にどう変化していくことができるのか要注目です。他人事ではないので私もそれなりにキャッチアップしていくことができるようにと思っているところでしょうか。デジタルトランスフォーメーションにうまくフィットするようにということはもちろんなのですが、そこを出発点にして大きな変化をしていかないと人口ピラミッドが逆三角形になる将来の医療が持たないであろうというのはその通りだと思います。一方で、医療費の高騰化の原因を高齢化社会のみに求めようとするのも短絡的すぎており、高度先進医療がその大きな部分を占めているという事実にももう少しきちんとしたフォーカスを当てていかないといけないと思いました。しばらくはお仕事の合間にもう少し本書を読み込んでみたいと思います。
*医良戦略2040 (ロギカ書房)