8月7日 木曜日
ここ数日、久しぶりに雨が降っています。畑や田んぼの作物にとってはまさに恵みの雨となっていることと思います。激しくなりすぎる傾向があるのはちょっと困りものですが・・。広島で行われた式典は比較的良い天候のもとで行われたように画像からは見受けられますね。このところ毎日30度をはるかに超える暑い日が続いていますが、80年前の昨日はどんなだったのかと少し検索してみました。当日6時の気象庁(当時はなんという呼称だったでしょうか)作成の天気図が残っているようです。早朝の記録なのですが、観測所のある地点をざっと眺めてみると21℃から27℃くらいになっています。最高気温は広島では31℃という1日であったようです。図では東から広く高気圧で覆われていた日本ですが、広島はその日、黒い雨が降ったというのはよく知られた事実かと思います。調べてみると当時の気象図に書かれている情報は1945年の年初の記録と比べて、記録がつけられている観測所の地点(今でいうアメダスの設置地点)が激減しているようです。厳しくなる戦況に伴って、人員配置や通信網が脆弱となっていたためではないかと思われます。数年前にポッドキャストで知ったのは、終戦と共に天気予報の放送が一時中断していたものが復活したのも8月後半早々であったとのことでした。確認してみると8月22日がその再開初日であったそうです。その日関東地方では、台風(785mmHg)の存在が記録されています。混乱する自局の中でも、こうして働いている局員の方たちがおられたのは何とも心にグッとくるものがあります・・・。天気と終戦、もう少し掘り下げてみると、なるほどな〜というお話が出てきそうです。いつかまた調べてみることにしましょう。
では、今日も穏やかな良い1日になりますように。