7月12日 金曜日

梅雨最後の・・らしいですので、あと少しがんばろう。目覚めるとドル円チャートがストンとなっていたので、またこれは火星の人がやりおったな・・・という朝です。今週は血液検査結果をよーく眺めていると、これだな・・というケースが二つくらいありまして、やはり慎重な経過観察が必要だなと再認識させられているところです。診察にかけられる時間には限りがあるのですが、やはり開業医の診療のレベルを一定水準に保つには、一日何人までという区切りを設けるのが良いように思います。実際にはこの地域でそれをやることは不可能なのですが。おそらく医療機関の選択肢がたくさんあるような地域ではそのように予約制にしている診療所もたくさんあるのでしょうね。先日京都丹後地域が、「地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ」の会議で、「医療提供体制上の課題や重点的な支援の必要性がある」として国が技術的・財政的支援を行う「モデル推進区域」に指定される案が提示されたと聞きました。主には、病床コントロールについての支援が中心となりそうですので、患者さんの入院病床のニーズと実際をマッチさせるような支援の枠組み作りなどに知恵を絞るということなのかなと想像しますが、まだ詳細はよくわかりません。そこには早期退院・退院後リハビリテーションなども含まれるでしょうから、一定程度の財政支援がなされるものと思います。またにわかにいろいろなお話が進んでいきそうな気もします。私たちに求められる水準も一段と高くなっていくのでしょうか。できる範囲でできることを考えていかなくては・・・。遠い目の感じで今日は終わりにします。