7月22日 月曜日

早朝からCNNのブレイキングニュースが流れてきました。やはり・・ということのようです。それにしても激しく状況の動く世の中になっています。世相は子供さんたちの成長過程にもそれなりに影響するのだと思います。それなりに、どころではなく、かなりなのかもしれません。私自身の記憶でも、社会科で習うような、年表に残る出来事はある程度、心の片隅に残っているものです。東大紛争、大阪万博などはまだ記憶にはありませんが、あさま山荘事件とか沖縄本土復帰ぐらいからは、テレビに皆が釘付けになっていることや、新聞のリードなどをうっすらと覚えています。政界汚職や自然災害などの暗いニュースもありましたが、基本的には右肩上がりの成長期でした。バブルの終わりまではそのような、比較的明るい時代が続きました。海外に行っても、トヨタやホンダの車がたくさん走っており、家電製品の人気商品はソニーや東芝などが並んでいました。その後の失われた30年(もうすぐ40年になる?)は、国としても自信を失っていく時期に入っていったような気がします。皆が長くて暗いトンネルに入っているという感覚にあったのかもしれません。かつて見られたような、日本の企業がロックフェラーセンターや米国映画会社を次々に買収していくような事象も、今となっては都心のタワーマンションのかなりの部分が外国人投資家に売り買いされるような現状に置き換わっているようです。子どもさんたちの心にこういった世相がどう映っているのか興味のあるところです。もちろん個別の事象に深く興味を持っているなどということはないと思いますが、その時代の雰囲気とか、大人たちの振る舞いや事件など大きな流れには少なからず影響を受けているのだろうと思います。我々大人たちが、しっかりとした心の拠り所を持って、子どもたちにも不安を抱かせることがないように、ソリッドな社会を作っていきたいものです。月曜日の朝から考えるようなことではないですが、世界の覇権国の大きなニュースと行末を少し案じてみたというところです。今週から夏休みです、みなさん良い1週間をお過ごしください。