12月17日 火曜日

地上から上を見上げますと山の中腹より頂に向かった一帯が真っ白になっていました。週末の雪だるまマークはこの辺りに向けた予報であったようです。平地の我々にはまだ雪は舞い降りておりません。北陸以北は積雪があったそうですが。上記道症状を自覚される感染症と思しき患者さんの来院がピークを迎えています(まだピークかどうかわかりませんが)。昨日は診療の途中までインフルエンザの検査陽性率がほぼ80%を超えていました。ここまでの流行も久しく経験していませんが、今年はそれに加えて、COVID-19、マイコプラズマ、溶連菌、エンテロウイルス、ヒトメタニューモウイルスなどなど感染症のデパート状態です。何度も別の微生物に感染してこられる児もあります。なかなか大変・・・。診察室も立て混んでいます。お待たせする時間がどうしても長くなってきますので、そこはどうかご了承をいただきたいところです。昨夜は ”しごおわ” のあと一息つきながら立ち上げたニュースサイトでシリア入りした記者が、旧政権に囚われて拷問を受けていたとされる収容施設からリポートされていました。生々しい壁の傷跡や汚染などが当時の惨状を物語ります。ただ、なかなか画面からは伝わらないのは異臭のようでした。海外の報道機関も同様に臭気を伝えていました。私たちの想像を超えた現実がそこにはあったようです。朝トレしながら聞いていたポッドキャストでは、最近勢いをつけているAIクリエイテッドのインフルエンサーである「アイタナ・ロペス」の話題が上がっていました。インスタグラムなどで多くのフォロワーを獲得しているらしく、いくらかの利益を会社にもたらすそうです。このようなAIの生成するバーチャルキャラクターや、実在の人物を使った画像や動画などがたくさんあり、よくみてもなかなか合成されたものとはわからない精度のようです。そしてそれらが生み出す様々なマネー。今ではニュース読み上げには普通にAIが行っているようでもあり、かなりの職種に今後侵食してきそうな勢いです。ただしバーチャルにはできない現地リポートがありますね、それは肌触りや匂いを伝えるということでしょうか。人間にしか感じたり伝えたりすることができないものやコト、大切にしていきたいとも思います。科学技術と人間の調和の取れた融合を目指した住み良い社会になればいいですね・・・。