7月13日 日曜日

今日も朝からお天気のようで、気温が上がりそうな1日です。最近立て続けに奇妙な形の皮膚炎の患者さんを診察することがありました。皮膚科の先生に伺うとどうやらいわゆる”やけど虫”と呼称される「アオバアリガタハネカクシ」という虫による皮膚炎のようです。年中いる虫なのですが、今はその活動期になるようです。毒性の強い体液を出すので、接触すると強い皮膚炎でヒリヒリと痛みます。蜂のように刺されて腫れるというわけではなく、触れるだけで発症してしまうので、身体についた虫体を払うだけでも皮膚炎を起こしてしまうという、厄介なものです。虫自体を見たことがないのですが、写真を調べてみると、赤(オレンジ)と黒のいかにも危険そうな印象を受けます。夏に多くなる虫による皮膚炎、屋外活動の際には虫除けスプレーとか、肌を露出させないなどの注意が必要ですね。