3月1日 日 あめ

いわゆる少年事件が皆の心を動揺させているようだ。何が彼らをそうさせているのか、背景の問題は何なのか?どうすれば凶悪事件を防ぐ事ができるのか? 色々な考えを持つ人々が議論している。学校や教育委員会や政治家はそれぞれの了見で、早期に原因究明に努めて・・とか厳罰化を・・とかいうコメントを発表されるのだが、そう簡単には事に対処できないのは皆感じているところであろう。大人は自分たちがかつて過ごして来た少年時代を現代に投影しようとしているのだが、それほどこどもたちの事をわかっているのであろうか?昭和後期のように平和で牧歌的な時代を過ごして来た我々の理解し得ないことがたくさんあるのだろうと思う。世界を取り巻く不穏な事件、貧困の問題、昔はなかったスマホやライン。昔ほど尊敬されなくなった先生たち(いろんな事に忙殺され、気を遣い疲弊する先生方・・これは大変不幸な事だと本当に思っている)。

boroboro

どこかの誰かが見つけて教えてくれるわけではないのだ・・・簡単な解決方法を。自分たちがそれぞれで考えて、ささいな事でも普段から実行して行くしかない、それぞれの立場でできる事を・・・それが結局は解決への近道なのだろう。終わりはないのだろうけれど・・