11月7日 土曜日
最近見た映画レビューでございます。
『プロミストランド』
マットデイモン主演の2012年のアメリカ映画ですね。アメリカには根強くこの手の ” 環境保護系 VS 企業 ” モノがあるのだなと・・。営利を目的とした経済活動と環境保護っていう構図が彼らの中に根強くあるのでしょう。こんな映画をさらっと作ってしまう所が凄いな。ペリカン文書、インサイダーやチャイナシンドロームもそんな反体制的な香りのする映画の代表作でしょうか。そこに一流の俳優がちゃーんと出てしまっていて・・。よくよく考えると、大統領の陰謀だとか、ハリウッド映画では大統領が何回逮捕されたか数えきれない訳ですね。日本では・・・ダメです、とてもじゃないけどつくれませんね、こんな映画は。つくろうとすると脚本の段階で政党から横やりが入りそうな・・。米国の懐が深いな〜って思わされる所って、こういうのにあるのかなと思います。ま、約3倍の人口を20倍以上の面積を有する国土に擁しているのですから自ずとスケールも考え方も違ってくるのでしょうけどね。そういえば、最近知ったのですがカナダの人口って3000万人超らしいですね、ほぼ東京都の人口と同じかややそれよりも少ないのだとか。かくも違う国々が結ぶ経済の条約ってどんな内容なのかな・・・。あちらの映画に出てくる田舎町は、それこそ広大な土地にまばらに人々が住んでいるのだけれど、美しいしインフラの整備も行き届いている(ように見える)。何がどう異なるのだろう・・。小さい国の中でちまちまと暮らしている私たち、もっと独特のものがあって良いのではないだろうか、いやそれをこれからもっと磨いていかなければならないのだと思う。世界で一番輝く国・・・とか、美しい何とかっていう、お題目優先だけではいけないのではないのかな。で、冒頭の映画に出てくる女の人・・・何の映画で見た人だったかな〜〜って思っていたのですが、とうとう思い出せずに調べてみたら、『ファーゴ』っていうのに警察官役で出ていた人だった。脳味噌のどこかにインプットされていたのですね・・・人間の身体って不思議。
ペンシルベニアの片田舎の町のグローサリーストア。
GUNS GROCERIES GUITARS GAS…銃・日用品・ギター・ガソリンって・・・・
何ごちゃまぜで売っとんねん