1月11日 月曜日(祝)
成人の日である。たまたま目にしたテレビのワイドショーは、やはり荒れる成人の日とか、涙の成人の日というものであった。コメンテイターさん達は、眉間に皺を寄せながら、荒れる若者たちに苦言を呈していたが、ワイドショーとしては何事もなくおとなしい若者が、ただただ偉い人の訓示を聞くだけの式になってしまっても視聴率は取れない訳で、それなりにやんちゃな彼らに感謝しなくてはいけないのではないだろうか・・などと考えてみた。そんなに眉をひそめないといけないと本気で思っているのなら、そんな場所は警察に任せておいて、ノコノコ出かけて行って「どうしてそんな行動をしているのですか?」などと取り合ったりせずに、ひたすら無視を決め込んでおけば良いのである。誰も見向きもしなければそのうちそんな面倒な事やる人もいなくなるでしょ・・・。わいわいがやがやと怒鳴り立てる人達とそれを仕事のタネにする人達の持ちつ持たれつの関係性・・・。 そんでもって、休日の私の行動はといえば・・家でゴロゴロしながら本を読んだり、家族と話をしながらケーキを食べたり。それなりに満足して過ごしているのだが、とある経済学者に言わせると・・そんなのんびりした平和な休みの日の過ごし方よりも、昼間っからスタンドで立ち吞みをして、パチンコに行っては稼いだ小銭を競馬に突っ込んですってんてんになってしまう。やけ酒をあおって帰宅した家では奥さんと口論をして・・・などというほうが経済活動には貢献度が高く、経済指標を底上げするのに役に立っているという考え方も出来るそうだ。なるほどな。私はまったく三本の矢に貢献していない不逞の輩である・・・
GDPなんてあげなくても平和にのんびり家族仲良くすごせるほうがいいじゃん・・・