6月20日 火曜日

月に一度、異業種の方と懇談する日であった。小生の心の中ではリフレッシュの1日であり、自分の行動の座標軸のリセットをする1日でもある。こういう仕事をしていると、ともすると独りよがりであったり、常識から逸脱した判断や行動に陥りがちなのだと思っているので、そういう観点から適切に助言をいただく貴重な機会でもある。イエスマンばかりを傍らにはべらせるとどういう事になるのかということを、わかりやすく体現してくださっている方が世の中にはおられますので、自らを世間の目に晒すという意味でも大切なことである・・・あ、偉そうなこと書いてますね、はずかし。とまれ・・・医師という仕事をする上で、今本当に大切なことだなと考えているのは、多様性を尊重するってことです。多様性・・・ダイバーシティってことなのですけど、潜水夫が住んでいる街のことではないのです、ハイ。特に、在宅医療などで、人の生死が問題となる意思決定過程では、決して自分自身の価値観を押し付けるのではなく、むしろそれを一旦排除した上で、患者さん個人個人の思いに寄り添う(あんまり好きな表現ではないのですが・・)ことが必要なのかなと、考えております。自分が ”それって常識じゃん” って考えていることが、決して他人には常識ではないのだなってことに最近ますます敏感になってきております。医師とは、健康第一とは考えていない人の思いも汲んでいかないといけないのであります。

この間、行ってきました「ハタカフェ」 途中でちょっと呼ばれたり、それなりにバタバタと慌ただしく・・・だったのですが、一緒に行っていた家族には”申しわけございません” ですし、待ってくださった患者さんにも”申しわけございません” でして、結局サンペイさん状態の一日でした。おまけに、ハタさんマグも売り切れていたんです・・泣  ふう。