7月10日 (まだ)火曜日 晴れ

暑かった。お隣の舞鶴市は全国で三番目に気温が高かったらしい。

さてさて、昔我々が医学生であったり、研修医であった頃は、今ほど色々な教材が充実している訳ではなかったと思う。今はちょっとインターネットショップを覗けば、比較的安価で取っつき易そうな参考書がたくさん見つかるものである。もちろん良い事である。学生の臨床実習での指導はとても親切なものになっていると聞くし、研修医向けの講習会なども目白押しである。20年前の研修医は、ぶっつけ本番で実地で学んでいったことがたくさんあったように思う。毎日冷や汗の連続で、今から思うと危ない橋を渡っていたものだなあと感じるところもある。医療をするのに危ない橋を渡るなど、あってはならない事なのだが、そうやって体得したことはまさに血となり肉となるという表現がしっくりくるのもまた事実かなと思う。もちろんそんな過去が良かったなどというつもりは毛頭ないが、時々完全受け身体制の学生さんと接するとそんな昔話を思い出すものである。

で、唐突に英会話の教材・・・。もちろん時間とお金をかければいろんな手段があると思うのだが、安価で容易に手に入るものといえば、やはりネットである。個人的にはこんなサイトが良いのではと思う(主に会話それも聞き取り能力の向上と語彙力の向上という観点からであるが)。

http://www.pbs.org/newshour/

ニュース番組のビデオクリップにtranscriptという翻訳部分があって、会話の文章が目で追えるようになっている。iPodのアプリもある。無料である(正確には携帯電話代やネット接続代はかかるのだが)。小生の留学前には今ほどネットへのアクセスは簡単でしかも早くはなかったので知らなかったが・・。つくづく、いまの時代の(若い)人たちはうらやましいな〜と思うのであった。

ハロ