8月31日 金曜日 あめ

いよいよ8月も最後です。

政治家は政局ばっかりで・・などと批判しているテレビも新聞も、結構”政局ネタ”のおこぼれに預かってるよなーと思ったりもします。重要な事がらで、いずれを選択するべきか・・・政治家とは難しいお仕事なのでしょうね。それなりの事をしてくれればそれなりに良い待遇でしかるべきと思うのですが、それなりの仕事をしているかどうかの判断は難しいですね。難しいと言えば、我々医師も(われわれと言ってしまうと怒られるかもしれませんが)診断に迷ったりする事はしばしばあるわけでして・・例えば、よくある”水虫”ですが、皮膚科の専門医をしてでも『真菌は顕微鏡がなくては診断できません』ということらしいです。しからばとレンズを覗き込むのですが、肉眼的には非常に怪しいケースでも真菌さんがまったく見当たらない事もあるわけですね。そいういう時にどうするか? はたまた、顔面の左半分のみに集まって見えるぶつぶつ・・・ヘルペスかな?それとも何か接触性にできたものか?(この判断の難しさは、おそらく皮膚科専門医とそれ以外で大分境界線は違うのでしょうけれど)まあ、こういう局面に出くわす事があるわけですね。ついこの間まで本職でありました手術でも、あらかじめこれがこうなっていた場合にはこうしよう、というシミュレーションはとってもとっても大事な作業であります。

コブクロウ

水虫と思って水虫がいなかった時は水虫の治療はしない。ヘルペスかどうか迷ったらヘルペスの治療を行う事を考慮する。というのが前段の答えのようです。