4月5日 金曜日 晴れ

快晴のお花見日和でしょうか?近くの板列神社の桜はほぼ満開でした。明日からは大荒れの天気であると聞きます。今年の入学式では果たして桜吹雪はみることができないのでしょうか・・・。1年のうちのわずか数日間しか咲き誇る事のない花びらなのに、何ともこの世は不条理なことで一杯ですね。不条理と言えば、うちの奥さん一押しのお話『ごんぎつね』。いたずらもののごんは、兵十が捕まえたうなぎを逃がしてしまいます。その後に、葬式をしている兵十の家の前を通りがかったごんは、そのうなぎが実は病に伏せる兵十のかあさんに食べさせてやるために捕まえた大切なものだった事に気づきます。それからというもの、ごんは罪滅ぼしにといろいろな貢ぎ物を黙って兵十の家の前に置いておきます。そうとは知らない兵十は、家の前をごそごそしているごんを見つけて、うなぎの敵と、銃で撃ってしまいます。そして倒れたごんのそばにいつものようにおいてある貢ぎ物を目にした兵十はすべてを悟ります。もちろん今となっては取り返しのつかない結果となってしまっているわけですが・・・。小学校の格好の教材となっているこの物語の語るところとは?さてみなさんはどうお考えでしょうか。最後の一文『兵十は、火縄銃をぱたりと取り落としました。青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。』のなんとも、後にのこしていく余韻。我が家の今の話題の一話でした。

さくら

相変わらずニュースでは株価が上がった事とか英語の教育特区ができるとかっていう話題です。よくよく考えると、株価が上がってもその株主って必ずしも日本人とは限らないわけで、某国産自動車メーカーやリース会社の大手も半分以上の株主は欧米人であったりします。英語のできるエリートさん達が一流会社に就職した後に起こるであろう事、僕が経営者の立場なら、エリートさん達で思いっきり就職のレベルのハードルをあげた後に、英語を母国語とする国の中から比較的安い労働賃金の外国人を雇い入れて、その賃金レベルを大幅に下げますね。すると結果として・・・能力の高いエリートさん達を安い賃金で雇い入れる事が達成できるわけです。うーん、バカなものの浅知恵かもしれませんが意外に的を射ていたり?!