3月28日 木曜日 くもり

気がつけばもう月末、そして年度末です。決算などはもう終わっているのでしょうけれど、人事異動や入学などのお引っ越しでお忙しい方も多い事でしょう。そういえば、最近ある患者さんのお孫さんが無事志望校の一つに合格して春から一人暮らしを始めるんだというお話を伺いました。桜の季節は新生活の始まる時期でもあれば、お別れの季節でもあるのですね。電気屋さんなどのチラシで新生活応援セールなどという見出しを見ると、ちょっと寂しい感じがするのはそのせいかも知れません。朝刊の見出し3つ。・・2040年には全都道府県で高齢者人口比率3割超・・高齢化の波は確実に押し寄せているようです。私もこの中に入ってるんだなあと妙なところが気になっていたり。当然介護などの支援の問題が発生してくるであろう事は容易に想像できるのですが、その問題は都市部で特に顕著になるのではないかという事を予測する方もおられます。地方ではすでに顕在化している高齢化対策に取り組んでおり、徐々に対応がなされているのですが、一言で30%と言っても都市部では総人口数が多いですからその絶対数は地方と比べ物にならないわけですね。・・鳥取県がスタバのない最後の都道府県・・県知事は記者のインタビューに答えて曰く『スタバはないが砂場(スナバ)ならあるよ』と。お見事です。良いじゃないですかいつでもどこでも同じ味じゃなくって!!・・がんリスク、遺伝子診断に道・・発ガンや生活習慣病の発症につながる遺伝子の特定は将来現実のものとなるのでしょう。あらかじめ発症する可能性のある病気に対する備えや心構えができるのはとても良いことなのですが、個人情報としての遺伝子とどうつきあって行くか、社会の中での智恵が必要とされています。例えば生命保険の契約の際に特定の遺伝子変異を持つ人への扱いが変わったりする可能性はないのかなど、身近なところでの心配の種は尽きません。

すりねこ

橋立にいた通称すりネコくんです。すぐにヒトの足にすりすりして来るんです。