8月6日 木曜日

午前8時15分 黙祷

さて、昨日の夜のラジオでは都内感染症指定病院の医師(呼吸器科、救急科)の二人のインタビュー特集が組まれていました。現在の医療体制は?との問いに「逼迫しています」と断言されていました。行政からの発表では、病床使用率などを根拠にまだ余裕があるとのメッセージが出されていると思います。実情はというと、もう少しというかかなりの危機感を抱いている様子が伺えます。徐々に人工呼吸器の使用率が上がっていることもさることながら、今回と4月当時との大きな違いに、他の救急疾患の増加があるそうです。緊急事態宣言下の自粛生活では、交通事故などの件数も少なかったようですので、その他の緊急疾患への対応が減っていたためコロナ対応に全力投球できたわけです。しかし現在は、それなりに通常の生活や経済活動を行なっている状況ですから、色々な救急疾患で病院に搬送される患者さんが増えているのです。さらに、例えば自宅で動けなくなっていた、とか交通事故に遭った患者さんでも、背後にコロナウイルス感染症が隠れているかもしれないという前提で全てを進めていかなくてはいけないので、なおさら手がかかるわけですね。収容できる病床数にゆとりがあったとしても、マンパワーであったり、人工呼吸器の数であったり、重要なファクターはいくつもあると思いますので、すでに現在は逼迫と考えておいて間違いはないと思います。あ、これはあくまでも東京のお話ですので、当地の状況は全く異なると考えてくださいね。

 

いつもいつも他の媒体依存ですみません。実際の現場の先生方の静かな語り口を聴いてみてください。控えめながらも彼らの心の叫びみたいなところも感じられます。秀逸なインタビューであると思いました。うがいについても知見が得られると思います。お昼の番組もこういう冷静な作りを真似てもらいたいものだニャー(=^ェ^=)

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https://www.tbsradio.jp/506897