9月19日 日曜日
台風は北部を遠ざけて南部を進んでいるようです。大きな災害とならないとこを祈ります。さて、大阪で在宅療養患者さんに抗体治療を行うというニュースが流れていました。今でも空床がなく、そのような事をせざるを得ない状況なのでしょうか?その辺りの事も気になりましたが、入院していないという理由で必要な治療が受けられないのは困ります。それが解消されるのであれば喜ばしい事ですね。ちなみによく存じ上げている先生がテレビに映っておられました。さすがにアクティブな方だなと感心しました。急速に感染者数の報告は減少しているので、この連休も用心して過ごしたいものです。テレビでは、野党の党首の方が、今この時期にやるべきことは国会で感染症対策や経済対策を議論することではないかと訴えておられましたが、それは確かにその通りだなと思いますね。特に経済対策は持続的かつ急務に行わないと、コロナ禍とポストオリンピックの二重苦は相当な反動が来るのではないかと素人ながら心配です。世はデフレだと言われていますが、オリンピックが終わって消費がさらに冷え込むことが想像されます。そもそもデフレって、商品の価格がさがり給与も上がらないという困った状況なのですよね。価格が下がるというのはお金の価値が上がるということであり、需要が不足して供給が上回るという状態なわけです。逆にインフレの時には、供給を促す対策をしないと皆が恐れるハイパーインフレを防ぐことができないわけです。すなわち生産効率を上げて、消費を少し冷やしてやる対策が必要となります。市場をグローバル化に晒したり、消費税をあげたりするのがまさにその政策にはまってくると思うのですが・・・それって、この10年間にまさにデフレ下のこの国で行われていることと同じなのではないのかなと思います。さらに移民政策を取り入れると、賃金の上昇はさらに抑制されることが予想されます。デフレ圧力により傾くような政策を打っておきながら、「いくら金融緩和しても目標となる物価上昇率に到達しない」と嘆いているのは、ちょっと理屈としておかしいのではないのかな〜と考える休日の朝でした。素人の考えなのですが、古典的な理論を当てはめるとそのようになるのではないでしょうか。どこが間違っているのか、どなたか教えて欲しいな・・・。ま、門外漢の独り言は大概にしておかなければなりませんね、今日も1日みなさん良い休日をお過ごしください!