4月9日 土曜日

トレンド入りしていた「感染急上昇の可能性」というタイムラインを追いかけてみました。昨日夜に行われた分科会の提言についての尾身先生の記者会見についての投稿でした。8割以上が罵詈雑言の域を出ないものでした。どのような内容で批判されているのかみてみると、大きく3つのパターンがあるようです。一つは単純に、毎回同じことしか言っていないのでなんの役にも立たない 二つ目は、ワクチンを勧めるしか能がないのかというもの あとはそもそもワクチンやマスクに反対する立場の方 に要約されます。確かに同じことを重複してアナウンスされているのはその通りでしょう。感染症が拡大しては収束してというサイクルを繰り返しているのですから、内容が繰り返しに聞こえるのは仕方がないです。ただ記者会見を通しで見たり聞いたりしてそのような感想を持たれている方はさほど多くはないのでしょう。なぜなら、今回はBA.2のことについてのお話もありましたので、その時々の状況や情報をアップデートされているのが事実です。二つの目の批判については、確かにその通りで、ワクチンしか積極的に責める手段はないのが現実かと思います。身近なところで感染した友人たちと話してみると、実はワクチン2回打っていたのに・・・という方がいらっしゃるのは事実でしょう。しかし入院治療を担っている医師に語らせると、やはり重症化する方の多くはワクチン未接種者が多いと言います。今の流行株に対するワクチン効果は、感染予防効果は短期間で減衰するものの、重症化予防効果は一定期間持続するというものです。結局は・・・ワクチンとマスク、そして身近な距離と間隔で普段合わない人たちと長時間の話や食事を共にすることなどを避けるという対策しかないのです。ただし、次々に使用できる薬剤は増えていきますので、そのようにして凌ぎながら、革新的な治療薬の登場に期待するしかないのかなと思います。今私たちはなかなか変わらない現実と向き合う忍耐を有しているのかどうかが問われています。今回覗いてみたタイムラインはその忍耐に耐えきれない人たちの口からこぼれ出る不満と逆ギレの集合体なのだなあ〜と感じました。

久々にアップしてみますけど・・・