8月15日 月曜日

お盆休みを開けて、診療を再開しました。午前中だけでしたが。相変わらずの発熱の方の問い合わせにはちょっと予想を上回って驚かされました。色々な状況で陽性となる方たちがおられるようです。お盆で医療へのアクセスもなかなか難しかったでしょうし、お気の毒なことだと感じています。それと同時に、また明日からフル回転でできればと考えております。京都の病院長たちが赤い張り紙を出しておられます。

災害レベルに達した新型コロナ第7波について

去年も同じようなアラートを出しておられました。事態は相当にひっ迫しているようです。ただ世間の様子との乖離に違和感も感じています。もしかすると、いつも病院はすぐにひっ迫というけれど、何も対策していないのでは・・という感想を抱く方も多いかもしれません。中央のほうからも過去なされていたようなメッセージが全くと言ってよいほど出なくなりました。救急の現場の方たちが、まるで兵站を絶たれた戦場に孤立する兵士のように思えてなりません。今一度感染対策を心に刻んで頂きたいものだと切に願います。中央からもそろそろこの国はどのようなウィズコロナの世界を選択するのか、コンセンサスを得るような努力が欲しいところです。「もう隔離予防はうんざりだ・・・でも、困ったら十分な医療をしてくれよ」というのはどこの国も採用しているところはありません。イギリスはマスクをしなくなったと言われますが、それによるリスクの享受ついて少なくともある程度の共有がなされているものだと理解しています。私たちはどの道を選択するのでしょうか・・・。