4月27日 木曜日
今朝は快晴の空模様です。気持ちよい。さて昨日の診察中に受付の方からカルテ端末の不調の報告がありました。月に何度かある冷や汗もの案件です。モニターからマウスのカーソルが消え去ってキーボードを叩くも反応しないというトラブルでした。機器の不調はその内容によって対応が異なるのでドキドキです。幸い昨日の件は自分でも対処可能でしたのでひと目でホッとしながら落ち着いて対応できました。これがネット接続関連の複雑なものになるとちょっと・・・です。今の電子カルテはインターネット接続(もちろん一般回線とは別個になりますが)の上で成り立っていますので、回線の不調が生じると基本的に入力不可能となります。ネット回線に不調とわかっても、それが端末個別の問題なのか、院内ネットワークの回線の問題なのか、ONUという院内回線への入り口部分のトラブルなのか、それより外側の問題なのか、はたまた電子カルテサーバーレベルに起因するのかということを区別するハードルが待ち構えております。わかったようなことを書いていますが、後半になればなるほど私もちんぷんかんぷんになってまいります。今年はそういうことに対応してくださる地元の業者の方にもお世話になることで少しでもいざという時に迅速な対処ができるようにしています(つもり)。一旦不調が生じると、最悪の場合には診療ができなくなってしまいますが、そこまでにならずともトラブルが気になってしまい、診療行為が疎かになりがちです。時間も押してきますので焦りながらの診察となってしまいます。日頃からこういうトラブルにはこれとあれをチェックする・・・みたいなトラブルシューティングを考えておくのが一番の対処方法です。まさに外科医の仕事と同じ・・・なのですが、どうもまだまだ不安な今日この頃です。ということで、医師特に開業医の資質の一つに、ITおよびパソコン関連機器に精通している・・・というのを挙げておくことにいたしましょう。紙カルテにペンで、の時代が懐かしくもあります(判読できないカルテ記載に泣かされることもありましたけど)。