8月25日 金曜日
朝の路面は夜間の少しの降雨を想像させる程度に湿っています。結構雨音で目を覚ますことがあるのですが、昨日はまたまた出ました「悪夢」の日でした。お決まりパターンの一つのテーマである「なかなかゴールに辿り着かないもどかしさ」が主題でした。夢に主題があるのかどうかわかりませんが、夢の中の主人公を演じながら、頭の片隅にそれを眺めているもう一人の自分がいます。普通ならこんなことができないのはあり得ないし、もっとこうしたら良いのに・・とか論評しています。昨日は研修医になりたての頃の設定でした。夢の中の設定では矛盾がいっぱいあるのですが、それは良いことになっています。研修医のはずなのに、その頃には出会っているはずのない人物が登場していたり、友人役の人間は今の年恰好になっていたりします。病院の最上階に入院されているちょっと特別感のある患者さんを病室でレントゲン透視検査をすることになりました(はい、すでにこの設定に無理があります)。上司の先生にゾロゾロとついて行って、先生が曰く「Cアーム取ってきてくれ」と仰います。え〜・・・そこからかい!って心の声は叫ぶのですけど、そんなことは口には出せません。脱兎の如く階段を駆け降りて、レントゲン室に交渉しにいきます。常識的に研修医のそんな無茶なリクエストは一笑に付されることになります。それを承知ででも、まずは当たって砕けなくてはならないワタシ。そのあとは自分の経験とコネを最大限に活用する時間となります。循環器内科とか外科で手術の時などに使用するために各所に保管してあるブツを貸してもらえないか交渉します。あ、Cアームというのはですね、レントゲン透視をしながら、カテーテルを行ったり、骨折や脱臼の整復をしたりする際に使用するX線発生装置のことなのです。アルファベットのCの形をしているのでそう呼称されています。夢の話に戻ります。なんとかものをゲットすることができた私はその時点で、2−3時間経過していることに気づきます(もっと早く気付こ!)。そしてCアームはデカくて重いので、当然持ち運びはできず、エレベータに乗ります。そこでなぜか、同期の研修医と出会います。彼はこのCアームを使用する際になくてはならないモニターというものを他部署から調達しています。この時点で私はモニターが必要なことに気づいていなかったということに気づきます(もっと早く気付こ!)。いずれにせよようやく上司の元に馳せ参じることができる状況になったのですが、なんと同期の研修医がエレベータの中で「お腹が痛い!」と言い始めます。一人で運搬しないといけなくなった私は大きな機械を両手で支えながら、エレベータを降りました。ちょっと景色が違います・・・。なんとそこは最上階のはずであったのが、地下に降りているではありませんか。というところで目覚めた今朝というお話でした・・・。ふ〜シャツは汗でびっしょりです。疲れの取れるはずもない睡眠でしたので、今日は朝から体が重い感じです。気を取り直して・・・