9月11日 月曜日
22年前の今日は夜に某病院で当直業務をしていまして・・・と言うのは何度か過去に書いたとおりです。博士論文の校正を夜な夜な仕上げていた時に飛び込んできたのが、あのbreaking newsでした。あれからもう22年でもありますし、まだ22年だとも感じられます。それから結局1年も経たずに渡米しました。最近のニュースと関連付けてみるなら、研究機関に入って早々に受けたのが、各種ハラスメントの講義でしたね。たっぷり時間を割いていろいろなハラスメント行為についての解説や注意、対策を受けたように記憶しています。それをやる側にならないように、あるいはそれを受けた時にどうするのか、それを受けている人から相談をされた時にとるべき行動などなど。そこまでやるのか〜とか、それぐらいでアウトなのか〜とか思ったものです。22年遅れての日本のいま・・・。セクハラ、パワハラ、アカハラ、アルハラ、モラハラ・・いろいろな種類があるものです。当時はこんな細かいことまで講義しないといけないことなのかとか感じましたけど、色んな意味でやはり当時のアメリカの考え方は正しかったのだと思います。もちろん一歩進んで、そのようなことを理解できる、あるいは言われなくてもなんとなく実行しているというような、人間の土台作りの部分がそれよりも大切なのかなとは思いますけどね。嫌がらせを受けたらどうなるのか、そんなことをして誰のためになるのか?果たして自分のためになっているのか?などなど、感じられる、教えられなくてもある程度地頭で考えられる基礎を育むような教育・社会制度も同時に整備する必要があるのかもしれません。昨日はそんなことを考えながら、前嶋和弘教授への神保さんのインタビュー動画を視聴しておりました。アメリカ司法のちょっとした闇について、あちらはあちらで結構病んでいる部分もあるのですね。”personal hospitality by friend” or bribe ? 問題です。