3月4日 月曜日

今冬はインフルエンザと診断される患者さんが比較的長い期間ずっとみられています。A型の異なるサブタイプ、B型と2回−3回罹患される方もいらっしゃいます。おまけに溶連菌感染症が同時期に被ってきたりして、まことに厄介なシーズンです。学校での感染が家族に波及してというパターンが多いので、それはある程度仕方がないのかとも思いますが。子供さんたちの生活は、じゃれあったり、喧嘩したり、運動したり、屋内でゲームをしたりというのが楽しいのであって、いくらあの頃はインフルエンザなど一人もみなかったと言われても、2−3年前のような状況を再現するのが好ましいと思う方はほぼ居られないでしょう。家庭での生活はどうでしょうかね・・。お子さんたちの学校で発熱者が数名おられるようだ、自分のお家の子供さんもなんとなく鼻がグスグス・・となると、一応ピンときて、それなりの対策をとっておいても良いのではないかと思います。話をすれば理解できるという年齢になっておられれば、それほど苦労せず対応できるのではないでしょうか。まあ出過ぎたアドバイスになるのかもしれませんが、一家総倒れというケースを時々見てしまうものですから・・・。次のシーズンには、子供さん向けに鼻スプレーのインフルエンザワクチンも解禁となる見込みですので、少し期待を持ちつつ眺めてみたいと思っています。それでは今週も!みなさん良い1週間となりますように。