11月2日 日曜日

朝からゆっくりとオンラインでの新聞記事をつらつらと見ていると・・・アメリカでブルーカラー・ビリオネアなる見出しに目が止まりました。AIの発展の影響を受けて、コンピュータ・プログラマなどのいわゆるホワイトカラーと呼ばれる労働者の職が奪われる一方、建設業や電気技工士などの、いわゆるエッセンシャル・ワーカーの賃金が上がっているのだとのことです。かねてより言われていた事だとは思いますが、こうして実際に労働者の比率に影響が出始めているのだな〜と思いました。医師の業務にも少なからず、AIの影響が出ていますし、実際の診療だけではなく、医療事務のほうにも大きな変革が起こりつつあると実感しています。数日前にチラッと目にした「アマゾン本社、1万4000人の従業員を解雇」の記事を思い出しました。雇用形態の違いもあるのでしょうけれど、突然朝に携帯に届いたテキストメッセージで解雇が言い渡されるという、ちょっと想像できない実態でした。1通目は、全従業員にこれから届くかもしれないメッセージに注意するように、というので、2通目届いた人には「明日からのあなたの仕事がなくなりました」と告げられたそうです。AIによる人間の担う役割の変化と、随意雇用や非正規雇用と企業の発展と株価の上昇など・・果ては、大統領がほぼ一存で決める関税とその影響を受ける労働環境の変遷などなど。世界はますます混沌としてまいりました。とはいえ、目先にある自分に課せられたおしごと、役割、できること・・にコツコツと専念していく自分の行動指針にはいささかも揺らぎはないのではありますが。微妙に時代の要請を実感しつつ、その変化にそれなりに対応していく努力は必要なのでしょうね。それでは、今日明日続けていただけるお休みに体力を回復しつつ、新たな週に備えることにいたいましょう。皆さんも良い週末をお過ごしください!