京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ投稿者: tsuyopon

何もしなかった

7月24日 土曜日

4連休の方もいらっしゃるとは聞きますが、当院は今日は平常営業です。2日間ほんとに何もせずに過ごしました。特に仕事に関連することは極力やらずに過ごしました。久しぶりのことですね。おかげさまで、今日はやる気満々・マンです。おやすみって必要なのだなと実感しました。昼寝しながら本を読んだり、コーヒー飲んだりしてたのですが、気温もどんどん上昇していってたようです。エアコンが入っていても何となくじっとりと汗をかくのは不思議なことです。合間に屋外で除草作業とか洗車をしていると、露出部に掻痒を伴う発疹が・・・かぶれたみたいです。患者さんにはあれほど言ってるのに「お外での作業の時には、長袖着てやった方が良いですよ」、自分はしないのだな。あと・・・溝掃除の影響で腰痛になってこられる方に「なるほど・・・そういう労働は、一定時間で切り上げて、一度にやろうと思わない方が良いですね」とか、”指導”をするのですけど、「こんなものは集中的に短期間でやってしまわないと、何日もかけてやりたくないな」というのが本音でした。嫌なことはできる限り、無理をしてでも頑張って、何日間も同じことやりたくないですもんね。おかげで今後は患者さんへの声かけも変わっていきそうです。「しゃーないですね、じゃ、あとはご褒美に数日おやすみしてくださいな」多分、そういうわけにもいかないので何とかしてくださいよ・・・というお答えが返って来そうですけど。

さてと、今日も朝から快晴のようです。皆様良い週末をお過ごしください!

目に留まったコトバ

7月21日 水曜日

ふうふう言いながら今週の給水所直前までやって来ました^o^/  あと少しで・・と考えると余計にしんどくなるな。時間のことを考えず、何もしないでひたすら本が読みたいなと思っています。運転の途中とか、街を歩いているときに・・みかけると必ず気になって読んでしまうお寺の前に掲示してあるやつ「法語板」っていうそうですが。間違ってもヘイトとかは書いてないし(当たり前)、普通に良いなって思うことしかないので、いつも読んでは「どういうことなんだろう・・?」とか「日常でそういえば・・・」とか思いを巡らせるのが好きです。昔から好きなのは「今、いのちがあなたを生きている」という東本願寺の壁に掛かっていた(ような気がする)ものです。最近ネットで教えてもらったものですが「あてにするから腹が立つ」も個人的にはかなりのヒットでした。しかしな〜何もあてにせずに生きていくのは至難のワザですからね。っていうことで・・・今日も何かを、いやいろんなことをあてにしながら生きていくであろうワタクシからでした。現場からは以上です・・・

今日からなつやすみ?

7月20日 火曜日

暑かったです・・。昨日は、まだ7月の半ばすぎなのに。そういえば、蝉の鳴き声があまり聞こえてこないのは気のせいなのかなと考えています。確かアメリカ東部ではこの春、蝉が大量に発生する年にあたり、数億とも数十億匹とも言われる数が羽化したという話でした。17年のサイクルで大量発生する周期ゼミとのことです。鳴き声・・これからなのでしょうかね。

昨日は朝からルックバックという有名な漫画家さんの作品でTLがもちきりでした。夜にアクセスして読んでみましたが、なるほどかなりの秀作です。143ページの読み切りです。タイトルから連想されるロックの名曲があるのですが、やはりそれがモチーフになっていたようです。

さてと・・・今日と明日で中間給水所がある予定の今週です。もう少しがんばろ・・・。皆さんも穏やかな良い1日をお過ごしください。

ええ塩梅

7月19日 月曜日

朝から夏空です。暑くなりそうな気配を感じています。今日はカレンダーでは赤い文字になっていますが、祝日ではなく平日です(よ〜・・みなさん)。ヤフーニュースで見た記事なのですが、東京では今日からオリンピック会場周辺の一般道で、関係者専用レーンとか優先レーンとかいうものが運用されるそうな。優先レーンでは関係車両に道を譲る必要があるらしく、専用レーンではそもそも通行できないのかも(これは筆者の推測です)。違反は1点減点と反則金6000円ですってよ。平日の東京の交通事情を体験したことがないので、この制度の妥当性は判断できないのですが、確かに渋滞で選手が競技場に入れずに遅れましたとか気の毒すぎますよね。それにしても、元はといえば、復興とコンパクトが合言葉だったはずの大会開催がいつの間にか、人類がウイルスに打ち克った証にとか、全体で4兆円くらいの規模にまで達してしまったとか、色々と考えさせられることが多いです。行き着くところは、そもそもここまでしないと開催できない大会を引っ張って来たことが本当に良いことなのかどうなのか・・・?という問いになりますね。ともあれ、大きなトラブルなく行われることを祈ります。

さて、前置きが長くなってしまったのですが、タイトルから本当に書きたかったのは、お料理の塩加減についてです。料理家の土井善晴さんがテレビクッキングで仰っていたことを今も思い出します。例えば野菜炒めとかに塩味をつけるときには、実際に小皿に塩を取ってみて、これぐらいの具材にはこんなもんかなと視覚的に判断する・・・みたいなことを言っておられました。記憶が曖昧ですが、今でもそれがちょっとわかりやすくて、フライパンと手に取った塩を見比べて・・・こんなもんやな、とか思いながら振りかけています。大体良い感じに仕上がります。ディスペンサーから直接振りかけるとこの加減がよくわからないのです。昨日もこのやり方で正解でした。しかも塩が梅味のものでして・・・ええ塩梅にまとまりましたとさ。

それでは今週は半ばに小休止がありますので、3日間頑張ることにしましょう。皆さんも良い1日をお過ごしください。

夏きたよ

7月18日 日曜日

朝、ドアを開けて外に出ると快晴でした。車で移動している最中に、その状況描写の練習を頭の中でやってみました。ちょっと書き出してみたのですが、あまりにも恥ずかしいものばかりなのでやめました・・・。自然の情景描写の練習って難しいですね。陳腐な単語を並べただけの小生の5分間作品はさておき、色々な小説で一文一文をその描写力という観点から読んでみると、また異なった味わいがあります。嬉しかったとか、悲しかったとか、悲しみの中にも可笑しいという複雑な心境などなど、そういった感情をそのままの言葉以外で表現するのが文学とか小説の肝の部分ですからね。別に作家を目指しているわけではないのですが、少しそういう訓練もしてみようかなと思っています。

すでに屋根にレジャーボートを搭載した車が車道を行き交っています。今日から休暇なのかな・・・。今日は当番日ですので、私はお仕事がんばります。傍でやはりワクチンですね。それではまた!

ニッチなやつ来た

7月17日 土曜日

朝からベートーヴェンP協・第5番(皇帝ですね)がTVでオンエアされていたのでそのまま掛け流しています。辻井伸行さんです。一つのモチーフをたくさんのストリングスと一台のピアノが呼応しながら進んでいくクライマックスの部分が素晴らしかったです。

だいぶん前に読んだ医学雑誌か何かの対談記事で、座学自習した稀な疾患が往々にしてそのあとすぐに臨床でお目にかかることがある・・・みたいなのを読んだことがあります。昨日がまさにそれを地でいく感じでした。今までほとんど診察したことがないような症状で、数日前に「その症候があれば、ほぼこの疾患です(high yieldな症候と云ひます)」という特集で学んだのが、おそらくそのまんまの形で来院受診されました。思わずちょっと時間を見つけて直後にその部分を読み直してしまいました。おべんきょうしておいてよかったぞ・・・。直前に解いてた過去問が試験に出た感覚とそっくりでホクホク。全体的には疲れているので、おうち帰って、甘いものたんと食べて、そのまま布団に潜り込みましたとさ・・・。

しうまつのお空は良いお天気のようです。δVOCに注意しながら、人混みと宴会を避けながら、疎になり、家族だけで、爽やかに過ごしましょうか。Have a nice weekend!!!

cheat day

7月16日 金曜日

朝からまた雨が降っています。部屋もジメジメしている感じでなんとなく不快ですね。さて別にダイエットをしているわけではないのですが、普段から摂取カロリー量とか塩分には一応気を配っています。ところが時々やらかしてしまいます。昨日がその日でした。昼に車で走っている途中にコンビニにピットインして、レジのところに並んでいたときに目に入ってきたものですからつい・・・。SNSなら “ついカッとなって” って書き込まれるやつですね。大きめのカップに入ったアイスクリーム、しかも2巻き増量!そう、あのお店のアレですわ。駐車場に緑の車が止まっているときには、ぜひ車内を覗き込まないようにお願い致します!? 罪深き1日でした。今日はこれはなしでいきたいと思います。帳尻合わせは大事ですからね。

さ、あと1日で週末というゴールが見えてきました。今日も1日頑張るとしましょうか。

上半期受賞作品

7月15日 木曜日

ようやく晴れ間がのぞいてきました。例年より早く入梅した今年でしたが、明けは例年通りということなのでしょうか。いや〜嬉しいですね。夏休みももう間近です。一昨日は豊崎社長の「文学賞メッタ斬り」というネット配信動画を見てました。昨日は文学各賞受賞作品の発表がありました。上半期の芥川賞・直木賞はそれぞれ2作品ずつ選出されたようです。各賞2作品ずつという珍しさもさることながら、受賞作家4人中で3人まで女性というのも珍しいですね。過去の受賞作品を検索してみました。ちなみに自分の生まれた年はどうだったのだろう・・・見てみると、下半期に「火垂るの墓」が直木賞に選出されていました。その選評欄から当時の選者に松本清張、三島由紀夫、大岡昇平、川端康成・・・改めて賞の歴史を垣間見ることになりました。

今回は直木賞受賞作である「星落ちて、なお」を読んでみることにします。

では、みなさん梅雨明けまであと少し、良い1日をお過ごしください。

印度尼西亜

7月14日 水曜日

やはりニュースは感染症がかなりのスペースを埋めているようです。東アジアの隣国インドネシアが今度は大変な状況になっていると聞きます。グラフを見るとここ1ヶ月の上がり具合が凄まじいです。変異株がかなりの割合を占めているのではないでしょうか。そもそもが大家族で暮らしている彼らですから、家族内感染も一気に広がり感染者数の増加に寄与するのでしょう。加えて医療の環境やインフラが比較的脆弱であるとも言われていますので、今後が大変懸念されるところかと思います。さてカレンダーを眺めると、オリンピックもいよいよ約1週間後に迫っているようです。日本の感染者数も増加の兆しが見られますので、さてどうなるのかというのがみんなの思いではないでしょうか。この状況下で海外から人がやってきてスポーツの大会を開くというのは、どう考えても合理的な説明はできないでしょうね。その上で決行するのであればそれなりの理由と決意が語られて然るべきだと思うのですが、一向にそういったお話は耳に入ってきませんし、誰がどういう理路で決めたのか、いざ何かの責任を果たす必要が出てきたときにはそれは誰が負うのかなどよくわからないままに、何となくずるずると来てしまったな〜という印象です。選手の長年の努力と夢を結実させる場を奪うのは良くない、我々だって感動をもらうのではないかという誰もが否定しづらい理屈を小出しにされながら、裏側では何やら私たちの預かり知ることができない何か(アレですね)が動いているというのが本当のところではないかと薄々皆が気づいているというこの状況でしょうか。よろしくないですな・・・

ワクチン、色々な方から供給状況を心配する問いかけを頂くのですが、今の所は予定通りの状況だと聞かされています。ただし最近中央の発信する情報はやや信頼度が低下しているようですので若干心配はしていますが・・・。

当院でのワクチン接種業務も今週で予約を頂いた高齢者の方への1回目の接種がほぼ全て終わる予定です。おそらく自治体内で見ても、接種希望のほぼ全ての高齢者の方に、1回目の接種が行き渡る時期と同じなのではないかと思います。5月末から約2ヶ月でようやくここまで来たのかなという感じです。今は50歳〜の方への予約をお受けしている状況ですが、機動力があって元気な方も多いと思いますので、今までよりは集団接種でのお願いをする割合が増えています。流石に今のペースで年末まで(?)ずっと個別接種を続けるのは困難な事情もお汲み取りいただければ幸いです。今後は12歳以上16歳未満の方への接種が再び個別接種を主体としてやらざるを得ないことになると予測していますので、そこまでしばし休息を取りたいです(ここだけの話)。では、今日もヘヴィな音楽を朝から聴きながら頑張って参ります。皆さんもどうぞ穏やかな良い一日をお過ごしくださいね。

情報の取捨選択

7月13日 火曜日

高齢者の方へのワクチンは ”少なくとも1回” が75%になってきたという報道をみました。その半分弱の方はすでに2回を終えられていると思います。以前にも書きましたが、2回を全て終えられている方がおられる一方で、まだ1回も受けていないという方は、まだかまだかという気持ちで首を長くしてお待ちのことだと思います。3週間をおいて2回の接種をしなければならないという注射を順番に行うというこのワクチンの特性上、どうしてもそういった不均一性が避けられないのです。今しばらくお待ち頂けますと幸いです。さて、接種後の副反応とか副作用の声を多く聞かれていると思います。インフルエンザワクチンなどと比べて、接種後の疼痛や発熱が多いと感じておられるのではないでしょうか?確かにインフルエンザと比較するとその傾向は否めないと思います。ともすると注射を受けた方の半分以上がそういう経験をされているのではないかという印象を持たれているかもしれませんが、実際にはそこまでではないようです。何もなかった方よりも、こんなことがあってしんどかった・・・という方の声はどうしても大きくなる傾向があります。経験者の声に耳を傾けることは情報を得る手段として大変重要なことではありますが、その前提としてのバイアス(偏り)にも注意をしておいたほうが良いかもしれません。同様のことは例えば、膝関節手術の体験談などにも当てはまると思います。長時間歩くことができないという膝関節の痛みで悩んでおられる方は多いと思います。お隣さんに聞くと「手術してもすぐにまた痛くなったから、やめとき」と言われたと仰る患者さんもおられます。ただ、毎日患者さんとお話をする中で、「手術を受けて楽になりました。やってよかった」という言葉もまたたくさん聞くところかと感じます。情報を得る手段や方法に長けることや、あるいは情報はあくまでも情報として・・・最終的には自分の意思で判断をするということも大事なことだと思います。

朝から土砂降りでしたが、今はピタリとやんでいます。今日も傘が手放せない一日になりそうです(予報見てないけど・・・)。みなさん良い1日をお過ごしください。

 

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