京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ投稿者: tsuyopon

あさ勉

7月23日 火曜日

梅雨も明けたらしく、暑い日が続きます。朝の15分勉強を再開しています。今日は2問、一応両方正解でした。内科系のとある専門医の試験問題をちまちまやることにしています。知識のブラッシュアップは常に必要だと思っています(・・・というと一応格好がつくかな)。外科系は一応細々と維持できているので、新たに内科系のものを取得しようと考えているところです。外科系はあるというのですが、整形外科はまた別分野となります。普段の診療でも、これは自分の守備範囲を超えていると判断するケースは、診療情報提供書の作成とともに、他の医療機関への紹介を行なっています。受付問診の段階ではその選別はなかなか難しいため、お待ちいただいた後に結局他院へ紹介となると、大変心苦しいのではありますが、今のところはやむを得ないものと考えております。実を言いますと、もひとつ別分野での目標はあるのですが、ちょっと勉強をし始めたところ、めちゃ難しいので少し先延ばししております。またやる気が出てきたら取り組もうかなと・・・。それでは今日も暑さにめげずにおしごと頑張りましょう。皆さんも良い1日をお過ごしください!

来し方とゆくすえ

7月22日 月曜日

早朝からCNNのブレイキングニュースが流れてきました。やはり・・ということのようです。それにしても激しく状況の動く世の中になっています。世相は子供さんたちの成長過程にもそれなりに影響するのだと思います。それなりに、どころではなく、かなりなのかもしれません。私自身の記憶でも、社会科で習うような、年表に残る出来事はある程度、心の片隅に残っているものです。東大紛争、大阪万博などはまだ記憶にはありませんが、あさま山荘事件とか沖縄本土復帰ぐらいからは、テレビに皆が釘付けになっていることや、新聞のリードなどをうっすらと覚えています。政界汚職や自然災害などの暗いニュースもありましたが、基本的には右肩上がりの成長期でした。バブルの終わりまではそのような、比較的明るい時代が続きました。海外に行っても、トヨタやホンダの車がたくさん走っており、家電製品の人気商品はソニーや東芝などが並んでいました。その後の失われた30年(もうすぐ40年になる?)は、国としても自信を失っていく時期に入っていったような気がします。皆が長くて暗いトンネルに入っているという感覚にあったのかもしれません。かつて見られたような、日本の企業がロックフェラーセンターや米国映画会社を次々に買収していくような事象も、今となっては都心のタワーマンションのかなりの部分が外国人投資家に売り買いされるような現状に置き換わっているようです。子どもさんたちの心にこういった世相がどう映っているのか興味のあるところです。もちろん個別の事象に深く興味を持っているなどということはないと思いますが、その時代の雰囲気とか、大人たちの振る舞いや事件など大きな流れには少なからず影響を受けているのだろうと思います。我々大人たちが、しっかりとした心の拠り所を持って、子どもたちにも不安を抱かせることがないように、ソリッドな社会を作っていきたいものです。月曜日の朝から考えるようなことではないですが、世界の覇権国の大きなニュースと行末を少し案じてみたというところです。今週から夏休みです、みなさん良い1週間をお過ごしください。

浜辺の木陰で読書など

7月21日 日曜日

子供さんたちもいよいよ夏休みに入り、そろそろ梅雨明けのようでもあります。夏本番です。昨日の午後は海辺に出て木陰で読書を・・・と言いたいところなのですけど、このところ毎週末続けている、1週間の振り返りの会をやっていました(ひとりですけど)。月末の事務作業が少なくなると良いなと思いながら、しばらく試みていこうかなと思っています。お供は、武田砂鉄さんのラジオ番組のポッドキャストでした。ゲストがなんとアルフィーのお三人でした。アルフィーの名前の由来とか、四人が皆、明治学院大学出身だとか、トークも楽しくて、時々手をとめて聞き入ってしまいました。おかげで所要時間2倍マシでしたね。砂鉄さんというと、いつもロックTシャツを着ておられるのですが、先日の書店イベントでは、あの(!)ランディ・ローズの黒シャツで出演しておられました。一緒のやつや〜と一人でニヤニヤしておりました。夜はというと、”もしトラ”→”ほぼトラ”状態となった今、経済の展望についてのお勉強を少し・・・。対抗馬の今後の進退いかんでは(差し替えはほぼ既定路線のようですけど)、まだまだ先の読めないレースではありますが。トラさんは、必ずしも強いドルを望んでおられないようで、円とかユーロとか頑張れよという立場のようですが、取らんとしている政策が、対中関税強化など、目標とは反対にブレていきそうなものもあって、なかなか政策立案の複雑さというか、難しさがあるのだなという感想です。こうしていきたいのに、取ろうとする行動がそれと反対方向に誘導してしまってるやん・・・という、身近なあるある感もあって、混迷する世相ですが、やはり自分にできることは、日々の診療だけをコツコツとやることしかないな・・・と再認識する週末であります。

週末考

7月20日 土曜日

今のこの時期に、朝方寒くなって、浸かると気持ちの最高になる温泉があるそうです。東北地方のようです。一関市から車で小一時間程度の距離で、周囲には山しかなく、遠くに鳥海山が眺められる源泉掛け流しの温泉だそうです。夜に入ると頭上には満天の星が広がっているという、1日中入っても飽きない湯のようです。お休みをとっていつか行ってみたいですね〜(無理とはわかっていますが)。今週末は当地では航空ショーがあるので多くの人の流入が見込まれているのだとか・・生活用道路の混雑につながらないことを願っております。この土日からは夏休みも本番になり、さぞかし賑やかな週末になることでしょう。みなさん感染症対策もお忘れなく、良い1日をお過ごしください。

推し小説

7月19日 金曜日

本当にあっという間に1週間は過ぎていきますね。週が明けたと思ったら、もう週末が近づいています。このところはウチの人の推し作家さんの作品を次々に読んでおります。今は藤岡陽子さんという作家さんです。平積みになっていた表紙のデザインが記憶にうっすらと残っていたものの、手に取ることはなく今まで知らなかった方です。これがとても良いのですね。小説を読むと、自分とは全く違う生き方をする人の人生をいわば疑似体験することができると思います。自分の人生と並行して、他人の人生を垣間見ることができるという、なかなか幸せな体験です。人は多面性を持っているし、他人のことなど所詮はうわべしか理解できていないのだな〜っていうことも教えてくれます。それだけ自分自身を謙虚に考えることもできるようになるのかもしれません。ん、そういえば芥川賞・直木賞の受賞作発表があったような・・・。現役医師、京都出身の朝比奈さんってまた読まねば。

役に立たないゆめ

7月18日 木曜日

全国ネットのテレビ報道でも感染症の増加が報じられているようです。少し警戒閾値を上げておいた方が良いかもしれませんね。もちろん無闇に不安を煽る必要はなく、実勢を知った上で、適切な対応策を講じておくと良いのだと思います。そういえば・・・昨日は何か良いアイデアを思いつく夢を見たように思うのですが、どういう内容だったのか思い出せずにいます。昔からこういうことは時々あって、一旦起きてスマホのメモアプリにキーワードを書き残していたこともあります。起きてからそのメモ書きを見ても、何のことだか分からず・・ということで終わったのですが。いまだにその手の夢の内容が、実際に役に立った試しがないのですよね。たぶん寝ぼけているので、本当に役に立たないような、おかしなものなのだと思います。ということで、実生活に戻って大事なことは忘れずに、良いアイデアを生かしながら、お仕事頑張ることにいたしましょう。皆さんも良い一日を!

雨そろそろおわる?

7月17日 水曜日

朝から結構な雨模様です。明日からは晴れマークが並んでいますので、文字通り梅雨最後の雨になるのでしょうか。学校もそろそろ夏休みに入るところなのでしょう。先週くらいから感染症の流行の波がまたやってきていると感じていますので、ちょうど良いタイミングでの長期休暇期間となると良いのですが。先日ニュースで免疫負債という言葉が取り上げられていました。マスクや三密回避(懐かしい言葉です・・)で、ウイルスや細菌感染症の流行が抑制されていたため、一定期間、人々が病原微生物に暴露されることがなかったことにより、その後にかえってそれらに罹患しやすくなるという現象を表した言葉だそうです。確かに、水ぼうそうワクチンが定期接種化されて、子供たちが水ぼうそうに罹患しなくなったことが、高齢者の帯状疱疹の罹患率を高めたのではないかということも言われています。もちろんコロナ禍では、感染症対策に皆が取り組んだことによって、その後デルタ株流行時期のような、爆発的な感染の蔓延を抑制することができたということは事実ですから、間違ってはいなかったわけですが。ただ、ある種その余波として、この1年間くらいに見られる、種々の感染症の流行は確かにあるように感じています。地域やコミュニティでの疾病の流行に応じて、マスクをしたり、休校や面会制限をする施設など、それぞれの取り組みが重要ですし、それに応じて私たちの行動も適応させていく必要がありそうですね。

おまつり

7月14日 日曜日

今日は連休の中日ということになるのでしょうか。京都市内は祇園祭のようですが、空模様はあいにくのようです。長年京都人をやっておりますが、今まであまり真面目にお祭りに参加したことがないのですよね。ごくたまにちょこっと歩きに行ったり、屋台でおやつを買って食べたりすることがある程度です。どちらかというとその日は街中へ行くのを避けておこう・・・みたいなマインドになってしまいます。学生さんたちはまた違うのでしょうけど。それでも、期間中のあまり混雑のない日の薄暮の時間にお囃子の音を聞きながら四条通を歩くというのは風情もあって好きですけどね。こんなことをいうとまたお祭り気分に水をさすのでしょうけれど、ちょうど今はまた感染症の流行が見られているので、要注意かもしれません。一方で来週の当地はというと、航空ショーがあるとのことで、数万人の来訪者が予測されているのだとか・・・どうなるのか、ちょっと心配ですな。

モデルすいしんくいき

7月12日 金曜日

梅雨最後の・・らしいですので、あと少しがんばろう。目覚めるとドル円チャートがストンとなっていたので、またこれは火星の人がやりおったな・・・という朝です。今週は血液検査結果をよーく眺めていると、これだな・・というケースが二つくらいありまして、やはり慎重な経過観察が必要だなと再認識させられているところです。診察にかけられる時間には限りがあるのですが、やはり開業医の診療のレベルを一定水準に保つには、一日何人までという区切りを設けるのが良いように思います。実際にはこの地域でそれをやることは不可能なのですが。おそらく医療機関の選択肢がたくさんあるような地域ではそのように予約制にしている診療所もたくさんあるのでしょうね。先日京都丹後地域が、「地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ」の会議で、「医療提供体制上の課題や重点的な支援の必要性がある」として国が技術的・財政的支援を行う「モデル推進区域」に指定される案が提示されたと聞きました。主には、病床コントロールについての支援が中心となりそうですので、患者さんの入院病床のニーズと実際をマッチさせるような支援の枠組み作りなどに知恵を絞るということなのかなと想像しますが、まだ詳細はよくわかりません。そこには早期退院・退院後リハビリテーションなども含まれるでしょうから、一定程度の財政支援がなされるものと思います。またにわかにいろいろなお話が進んでいきそうな気もします。私たちに求められる水準も一段と高くなっていくのでしょうか。できる範囲でできることを考えていかなくては・・・。遠い目の感じで今日は終わりにします。

セカイはまわる

7月11日 木曜日

みんな大好き天気予報によりますと、来たる連休が最後の梅雨空となるのかもしれません。それはそれで太平洋高気圧が我が物顔で頑張りだす恐ろしい季節の到来を意味しているのでもありますが。それでも太陽が待ち遠しいですな・・・。さてさて、海の向こうのむこうの英国では何十年かぶりの政権交代であるとか。前回労働党が政権をとったのが、1997年のトニー・ブレア首相の時だそうです。なんだか大きな騒ぎで報じられていたような気もしますが、当時研修医明けまもない私にとってはそんなことは構ってもいられない状況でありました。約20数年ぶりの今回はまた全然違う心境でニュースを眺めております。世界では米国フランスなどどちらかというと革新的なグループの勢力の盛り上がりが報じられる中での今回の英国の政権交代ですね。さて・・私たちの国の方向はどちらに向かっていくのでしょうか。季節外れの台風みたく迷走しそうな気もします。最近見かけたタレントのふかわりょうさんの発信ネタから、随分前に東京の大きな本屋さんで手に入れた、同氏のエッセイを読了していないことを思い出しました。よし!週末は、これと、読みかけの辻村さんの小説と、あとは利己的な遺伝子という鈍器本のつまみ読みをすることにしましょうかね・・・お天気も悪そうだし。

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