京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ投稿者: tsuyopon

最強の映画・・・?

4月7日 金曜日 雨

最強の二人・・っていうのを観てみました。

最強の・・映画のうちの一つでした。対比的に描かれたストーリー・・・健常者と障碍者だったり、富豪とスラム出身の若者だったり、建前と本音だったり、奔放と束縛、ふざけと真面目、自然と人工物・・・そして、男と女もそのテーマだったような気がします。根底には、イスラム移民の生き様が描かれているような・・そんな作品ですね。スラムで育ったイスラム系の有色人種の若者が、フランス富豪の頸髄損傷を負ってやや屈折した生き方を選んでいる人の介護人となって互いに心通わせるっていうプロット。

マセラッティの爆音が・・・カッコよい

まあ、あんまりうまくお伝えできませんが・・とにかく良い作品でした〜。

で、夜にインターネットを見ると、シリアにミサイルが放たれたとのこと・・。シリアからの叫びっていう書物を読んでいた矢先にて・・衝撃的。ロシアとアメリカとアサド大統領がどうだこうだっていうわけ知り顔のニュースですけど、ことここに至るまでの当地の悲惨な出来事を、もっと伝えておいてしかるべきだったのではないのでしょうかね。こんなニュースばっかりだから、ミサイルを撃つとかってことにあまり現実感も感じられなくて、即座に爆撃を支持するとか表明してしまったりしているようですが。過去の大量破壊兵器の存在を錦の御旗に踊ってしまったことのおさらいもしていないのに・・・。我が国の北のいざこざに飛び火しなければ良いのだけれど。

おっと、最近ちょっとかなり前のめりの内容が・・って思われてるかもしれませんが。今年は”ちゃんと自分の考えを表明できる人になること・・”目指してますんでね(悪しからず)。でも、意見の異なる人の声にもしっかり耳を傾けるっていう方針ですので誤解のなきように。医療もまさしく、自分から見てぜ〜んぜん違った考えの人の意見をいかに聞いて差し上げるかっていう作業の連続なのでして、両者には共通項があるのですぞ。

 

 

コンフリクト

4月5日 水曜日 晴れ

いつの間にやら暖かくなっており、往診にもジャケットが不要となってきた。二十四節気でいう晴明であるところのこの日は、春分から数えて15日目であるとな。何やらお外に出ると気分が良い・・。一方で、世の中必ずしも気分の良い話題ばかりではなさそうである。少し前に、当ブログでも触れていた日本の研究出版物の凋落傾向の話題・・浪速大学の仲野先生が触れられていた。最新の研究をリードされている先生には、予想を超えてはるかにより深刻な事態として受け止められているようである。確かに、その一因は研究開発に投じられる資金の不足に帰せられるようなのだが、かと言ってそれを増やせば必ずしも解決されるとも考えられない・・というところがその事態をより深刻にさせているように感じられる。ただでさえ、台所事情の厳しい我が国の予算であるからして、資金不足すら解決の見通しはないのであるが・・。まあ、今の所こんな危機感はごく一部の人々にしか共有されておらず、いつかきた道をこれからも辿っていくのかもしれないなと、小生などはいつもの如く悲観的に眺めている。ほんの数十年後にはほぼ確実に一億を割り込んでいくであろう我が国の人口を考えると、世界第何位とかの経済規模を維持することすらおぼつかないであろうと思っているが、そんなことは間違っても政治家の人たちは口にはしない(できない)であろうし、メディアもそんな勇気はないのだろう。もちろん、そう言った悲観論を打ち破るような奇跡的な未来が来てくれると良いとは小生も思っているが、たといそうはならなくとも、そんなにふさぎ込む必要はないのだろうとも思っている。だって、地球上に約200の国があったとして、経済統計の上から順番にしか幸せが実感できないというわけではないのだから・・。もし仮にそうだとするならば、100位以降の国々の人が可哀想でならないのだけど、絶対そのくらいに位置しているところの人たちも私たち以上に幸せ感を感じてる人・・いますよ、たくさん(^ ^)

なんでだろう・・・いまのお仕事の形態になってから、本当に世界で起こっている不幸な出来事が気になって仕方がないのだ。NHKの映像の世紀はそんな大切なことを教えてくれる(加古さんの音楽と、山田孝之さんのナレーションでまずやられてしまうんですよね)。

〜昔の記憶が薄れてしまうと、若者は、戦争とはロマンチックな冒険だと、考えがちであった・・・

〜 弱いものたちを犠牲にしてはいけないのだ!!

でも、一見一様に見える世界の紛争も、よくよく考えると微妙な温度差があるな。ヨーロッパとかアジアは、宗教とか民族の対立が多いのだけど、ラテンアメリカにいくとその原因は貧富の差だったり、治安の問題だったりする(それに麻薬のビジネスがプラスα!)。しかもそんなラティーノの世界観の形成に、アメリカはロサンゼルスが一枚噛んでるような気もしたり・・・。私たちが考えている以上に、この世界とは・・暴力とか、差別とか、貧富の差とか、〇〇とかに支配されているのかもしれない・・・( ~ ~);

??なんでこんなに力んでしまっているのだろう・・・ワタクシ、また明日から平常営業に戻りマス

観てきたお〜

4月2日 日曜日 晴れ ちょっと寒い

わけあって、一人の週末でした。朝からお仕事をしてから、思い立って・・・行ってきました ”この世界の片隅に” 。涙するのかな・・と思ってたけれど、泣かなかったです。色々と考えさせられるシーンが多い映画だったのですけど・・・えっと、何から書けばいいのかよく分からないですね。印象的だったのは、空襲にくるB29を迎撃している迫撃砲???っていうのか何かよくわかりませんが、要するに撃ち落とそうとしている大砲の弾がことごとく、手前で爆発して届いていないのがなんともやるせなかった・・・。主人公のすずさんが、初めて見た飛行機雲が、そのB29の残していったものなのですけれど、日本人が初めて見たであろう飛行機雲は、それだったとされているそうです(町山智浩さんの解題から教えていただきました)。物語は、原作の結構メインの部分が少し割愛されているようにも思いました。一方で、兵隊さんが、戦の合間に本土に戻ってきたときに彼らが謳歌する特権的なこともうまく描写されていました。その当時でないとよく理解できないシーンもいくつかあって・・大人な映画でもあります(あ、これ観た人でないと意味がわからないと思います)。映画を通して象徴的に描かれていた植物が、タンポポなのですが・・白と黄色が二つ描かれていまして、これがどういう意味を示しているのか?最終的に、初めから弱くて、ふわっとしたような弱い存在で描かれていたすずさんが、終戦を目の前にして、一番強い存在として憤るシーンが心に残りました。もひとつ、配給物資の一つの砂糖がそこをついてきている場面では、背景にカブトムシが美味しそうに樹の蜜を舐めなめしている描写があったり・・。ツボなシーンが他にもたくさんありそうな、そんな感想を抱いて帰ってまいりました。そしてストーリーは最終的に、初めから予期したその日(!)に向かって進んで行きます。でも・・なんとなく全編通じて心がざわついていたのは、世間が何やら騒々しいからなのかもしれません、教育勅語とか、銃剣道とか・・・・。

機会がございましたら、皆様ご覧あれ・・・。

で、映画の前のトレイラーを見ていると、やっぱり見たくなった・・・ラ・ラ・ランド

名誉のために・・

3月31日 金曜日 雨

今日からプロ野球が始まるとな・・。地元出身の糸井選手がんばれ〜っていうことですが・・・。

あまりにも最近母校の不祥事が悲しすぎるので、そうでもないところもアピールしないと・・。広島大学の救急集中治療医学教室(であってるのかな・・)の教授の志馬(しめ)先生は、その昔小生の麻酔科ローテーション時代に教えていただいた先生です。こんなに偉くなられるなんて・・その頃には想像だに・・あ、いえいえそう思っていましたよ。はじめっから。

(このビデオクリップ・・ちょっとうるさいですよ、お気をつけて)

その頃に手術室にいたちょっとベテランの看護師さんが、しめ先生のことを、「ああ、おシメのことか・・・?」って仰っていたのは、たぶん愛情や信頼の裏返しなのだと思います・・ハイ。小生は、先生とはすこしの間でしたけれど、肝臓の阻血の実験(だったかな?)を一緒にさせて頂いたのが思い出されます。ミスチルが好きなのかな・・・。知識も腕も(おこがましいですが、性格も)信頼できる先生でした。Youtube勝手に貼り付けてしまいましたけど・・・ダイジョブですよね・・・(^ ^);

さ、ルパン三世・・・テレビでやってんの見よっと。金曜日の夜だもの。

 

 

ノンフィクションなう

3月30日 木曜日 晴れ

もうすぐ桜の季節だというのにふさわしい暖かい一日であった。

TOKYO FMの延江浩さんの最近の出版を読んでいる。「愛国とノーサイド」愛国とは、ライトウイングとも解される国士の頭山家、ノーサイドは・・Yumingの(というかその旦那の)松任谷家のことである。昭和という時代の表と裏を描いたノンフィクションの内容のようだな・・。いろんな人がいろんなつながりで描かれており、なんともビックリ・・。私の頭の中のトレンドは・・・ミステリー小説からノンフィクションのモードに切り替わりました〜 ^ ^

昭和という時代

大きな綿菓子をみんながそれぞれの方向から、お互いによく見えない角度で、ペロペロと舐め合っていたような・・・。気がつくと大きな綿菓子は真ん中の割り箸一本を残して甘い蜜の部分が全く消失してしまっているのである。平成の今は、もっと明るく(少なくともパッと見は)、情報化が進み(受け取り方次第ではあるが)、お互いの人間関係は希薄になり(お買い物は見ず知らずの人間同士が無言でやり取りするコンビニで)、うんと住みやすくて公正な社会に・・・なったのかな?

ジャッキーチェンがヌンチャクで卓球してた・・・

国連本部で開かれている核兵器禁止条約交渉に、日本の政府は不参加だったというニュース。空席の日本のブースに置かれていた折り鶴の羽に ” wish you were here “の一文。そんな芸当、おもてなし大国の日本でもできませんよね。なんとも言えない気分になりました。wish you were hereって、ピンクフロイドと、アヴリルラヴィーンの楽曲にそのタイトルのものがあるそうな(ピンクフロイドのは聴いたことあったけど・・・)。ま、そんな特徴的な一文ではないので、それらを含意して書かれたのではないのだと思うのですけど。

 

 

 

なんだか、こんな日本でいいのかしらん・・・。

 

ラ・ラ・ラ〜ンド!

3月24日 金曜日 夕方に突然雨降ってました?

今月はごキンのある月ですね。ごキン・・5金、そう第五週目の金曜日ですな。金曜日が月に5回もあると言う幸せを噛みしめましょう皆様。小生は土曜日はお休みではないので、金曜日も単なる1週間のうちの1日でしかないのですけど。読みかけのミステリーはいよいよ佳境に入ってきました。でも海外の小説って、名前が覚えきれなくって、真剣に読むときにはですね・・・ちょっと読んで、続きを翌日に読むときにまた数十頁前に戻らないといけないのでして、ちょっとそれが・・・(泣)。でも、ようやくエピローグに差し掛かってきたのでゆっくりと読み進んでいます。これは、連続モノに手が伸びそうな雰囲気ですゾ。

今年のアカデミー賞のハプニング・・まだ尾を引いているようですね。作品賞の発表が、間違ってコールされたっていうやつですけど。でも、間違って受賞されそうになった作品のエマ・ストーン(主演女優賞受賞者デス)も、同作品のライアン・ゴスリング(主演男優賞ノミニー)も、実は対抗馬の映画のことをとっても評価してたっていうことだそうで。特にエマさんは、もうこの作品をベタ褒めのようですね。シネマトゥデイの論評から引っ張ってきました・・・。

ムーンライト・・・・マイアミの貧困地域に生きる少年が成長する姿を、三つの時代に分けて追ったドラマ。ゲイで黒人という居場所を見つけられないマイノリティーな少年を主人公にしながら、誰もが共感せずにはいられない普遍的な成長物語に昇華させている。

どっちも、DVD購入モンですな。ちなみにラ・ラ・ランドはうちの奥さん二回も見に行ったそうな・・・

Striving for a research renaissance.

3月23日 木曜日

いつもと同じ365分の1日であるのだが、起床後にパンを齧りながらネットを見ると、科学雑誌のエディトリアルコメントが目に入る。日本の研究成果の凋落についての記事。泣く子も黙る(まあ泣く子はこんな雑誌は見ないでしょうけれど)、サイエンスでございます。米国や英国のプロポーションに比して、日本の右肩下がりが話題に上がっているのです。その一方で中国の研究成果がこの10年間で3倍に増えているのだとか。確かに小生の留学時代を振り返っても、なりふり構わず研究成果を競っていた方々の顔ぶれはそんな感じだったかなと思います。この記事では、その間の日本の科学研究に対する政策の至らなかった点・・・これは国際的なトップ研究者を招き入れようとしたのだがあまり効果がなかった反面、というかその煽りで、若手研究者も育つ機会を失ったのではないかという厳しい論評でございます。加えて、神戸大学の岩田先生による分析、政府の言う”選択と集中”がよくなかったのではないでしょうかと言うのが当たっているのかなと思います。この間の我が国は、皆さんご存知のように不景気真っ只中でしたから、いわゆるお金になる研究にはどんどん投資をするけれども、(そういう意味での)身にならないものにはお金はびた一文出せませんよ・・ていうことに皆が賛同していたわけですので、これは官民一体の、”身から出た錆現象”かと、小生は考えております。うん、学問なんてね、お金のこととか忘れて、呑気な大学生とか大学院生がのんびりと、自由な発想でやらないといけないのですよ。ま、中国の人たちのモチベーションの凄まじさはまた我々の想像の範囲外なのかもしれませんが・・・。とにかくホント、なんでもお札に換算して物事を判断評価するってこと、やめませんか、政治家の皆さん。政治とは・・・明日枯れる花にも水をやることなのではないでしょうか(by あ〜う〜総理大臣)。小学生の喧嘩みたく(って書くと小学生のみなさんに失礼ですよね)、相手を罵り合ったり、品のない言葉をかわすような議論はやめにして、もう少し知的な方が出てきてくれないものかしらん。

誰のための何なのか

3月22日 水曜日

往診先では、野球の番組が放送されていた。関係ないのだが、パソコンのSのキーが押しにくくなっていて・・・うんしょ!って力を特別に入れてキー入力しないと、うんしょ!がうんよ!になってしまうのです。ま、キーボード上に・・・トムヤムクンスープをこぼしてしまったからなのですけど・・。

それで・・・野球ですけどね、あんまり興味がなかったのですが、かなり重要な試合だったらしく、残念だったなという結論で今日は回っておりました。まあ高校野球もありますし、今は相撲もやってますから皆さん元気出して、ほらほら。

在宅医療と看取りについての特集が、定期的に送ってこられる医学雑誌に掲載されていました。なるべくこういう特集には目を通して、色々な意見や教えに学ぶように努力しています。今日の特集では、いよいよとなった段階をどのように判断するか?とか、その時にご家族にどのように伝えるのかとか、看取りの際にはどうしておくべきかなどといった、かなり込み入った話題が満載でした。なるほどな・・と思いながらも、ちょっと自分には前から心の奥に引っかかっていることがあるのです。そもそも、主人公であるはずの患者さん当人はそんなことについてどう考えているのだろう・・・。そんなことを予想してもらって、ましてや家族に伝えて欲しいと思っておられるのだろうか?できれば誰にも内緒でそっと旅立っていきたいと思っておられる可能性もあるのではなかろうか?僕なんかは、自分が死ぬ時には、誰にも周りにいて欲しくはないかなと、今の時点では考えている。お看取りの間際にその場にいてあげないと・・・という思いも、もしかすると・・もしかするとですけど、送る側の論理で成り立っているだけなのかもしれないなとも考えてみたりしている今日この頃です。これといった形があるわけではないので、その場その場で皆で話し合って決めていくしかないですよね。ま、ともかく外来でも往診でも、診察の最後は、笑顔で切り上げたいな〜といつも思っています・・・。笑えば何か良いことあるよ!!

古市コータローさんのHeartbreakerが最近のヘビロテです。ギブソンのハミングバード・・・良いなあ

 

old actors and actresses

3月20日 月曜日 晴れ

暖かい一日 春がやってきた。

いきなりですが、夜は・・むかしの映画を視聴してみました。

”チャイナシンドローム”

そもそもチャイナシンドロームっていう言葉がどういう意味なのか知らなかったけど・・そういうことなのでしたか・・・。ぬくりあぱわぷらんとを題材にした映画ってことはおぼろげながら知っていたのですが、なんと公開の数日後にスリーマイル島の事故が現実に起こったらしく・・。

(以下ネタバレです)

プロットは・・政治とかの硬派なキャスターをめざしていたのだけれど、実際にはいわゆるはなまるマーケットみたいな日常ネタしか扱わせてもらえない女性アンカーであるキンバリー(これがジェーンフォンダですね)が、ひょんな事でドキュメンタリーを扱うことになったのが、原子力発電所だったのですが、そこできな臭い出来事に遭遇して、最終的にえらい事件に巻き込まれて、それを現場で中継するっていうことになるのです。もともと反体制っぽい風情のカメラマン役がマイケルダグラス。現場で真摯に働く誇り高き技術者がジャックレモンなのでした。第一線級のとくダネ現場から中継することとなったジェーンフォンダが涙ながらにそのリポートを終えると、番組は切り替わって当時の電子レンジの呑気なCM・・・そして”Fin”…

しかしまあ・・むかしの名優さんたちってさすがですね。最近の我が家ではスティーブマックイーンがちょっと話題だったりもしています。とにかくシブいのですね。

目下の愛読書は”特捜部Q 檻の中の女”というものです。すでに読んだ後の映像も入手済みなのでして、ちょっと焦って読んでいる毎日デス。

ケント紙とGペン

3月17日 金曜日

本屋さんに行くと、小説・ノンフィクション・漫画のコーナーを行ったり来たり・・・。その昔、漫画家に憧れていた時期があったなと思い出して見たり。その頃は、赤塚不二夫とか水島新司とか、池沢さとしとか、石ノ森章太郎とか、今でいう大御所の先生方の作品ばかり読んでいたような気がします(もちろん藤子さんもね)。手塚治虫さんのブラックジャックや火の鳥はもちろんのこと・・。じゃあ自分でも書いてみようと思って・・小生は、基礎トレーニングせずにいきなり入門編に突入するものですからいつもモノにならないのであります(泣)。そう言えば・・ペン先にも色々な種類があるのですよね。浦沢直樹さんの慢勉っていう番組を最近見て、少し昔を思い出してしまったのです・・・。

最近読んだケストナーの飛ぶ教室の一節

生きることのきびしさは、大人になってはじまるものではない。子供にだって悲しみはある。子供のなみだはおとなの涙より小さいなんてことは、けっしてない。大人のなみだより重いことだってある。うまくいかないことがあっても、失敗しても、しっかり目を見ひらいて、不運を見つめるんだ。へこたれないでくれ! くじけるな! そして、みんなしあわせになりたまえ。

よし、これから子供さんの診察をする前に思い出そうかしら。この言葉を・・・

 

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