京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

夜あけは徐々にやってこない

3月1日 月曜日

同じ時間のはずなのに、空が明るかったです。周りを見渡すと、つい数日前まで残っていたはずの雪溜まりもすっかりと消え去っています。そういえば、今朝はいつもの部屋着が少し暑いなと感じました。新しい月と新しい週が同時に始まります。

さてと・・・Ministry of Lonelinessって聞かれたことありますか?先週のニュースにもなっていた新しく政府に設置される「孤独・孤立対策室」の英訳です。イギリスではもう数年前にこういう取り組みがなされていたとのことですが、現在のコロナ禍の状況での重要な対策になることは間違い無いと思います。ただ、一つの懸念は、孤独=忌むべきものという単純な図式に落とし込まれてしまい、孤独に陥った不幸な人をその境遇から助け出す・・・みたいな構図で語られてしまわないか?ということがあります。孤独はかわいそうだから、みんなの輪の中に入れてあげようよ・・みたいなスローガンが一人歩きすると、却って孤独をいじめたり、叩いたりする風潮が助長されるかもしれないと思います。そうではなく、孤独を好む、1人で実行することも尊重しつつ、同時に孤独に打ちのめされている人への目配りを行うという、かなり困難なミッションが与えられているのだと思います。ニュース記事では、担当大臣となる方へのインタビューで締めくくられています。「大臣にとっての孤独とは何でしょうか?」「選挙に出るときや落選している時に孤独感を非常に感じた」・・・ダイジョビか (^◇^;)

休日のあさのひとこと

2月28日 日曜日

今週の天気予報の真ん中におわします雪だるまマークにちょっと涙している日曜日の朝です。今日のコーヒーは70点の出来でした。朝10分くらいのニュースポッドを聴くことにしているのですが、先週のトピックはThe U.S. launched airstirikes in Syria.でしょうか。バイデン政権になって初めての軍事力行使となることもあって各局のブレイキングニュースとなっているようです。その前に北イラクの有志同盟に受けたロケット弾攻撃への報復なのだとか。今みているドラマに重なってしまっていろいろと想像をかき立てられています。ドメスティックなことだけではなく、世界で起きていることにも目を向けておいたほうがよいかなと思っています。常に戦争と隣り合わせのアメリカという国ですね。あとは一回の注射で良い結果が得られそうなJohnson&Johnsonの新しいワクチンの話題もありました。テクノロジーの進歩は駆け足のようです。しかし今回のmRNAワクチンの技術は今後の感染症予防を大きく変えていきそうな気がします。新型インフルエンザウイルスもかならず数年以内にはアウトブレイクすると言われているのですが、そんな時にもきっと今回の経験が生きてくるのは間違いないと思います。先日書いた株式市場での変化なども含めて、コロナ禍でも(でこそ?)できる色々な工夫が開発されているのは頼もしく思います。日本の株式市場が活況なのが今一つ根拠不明確な気もしていますが・・・ま、わたしには直接関係のないことなので。

それでは今日はまる一日、月末のお仕事に励むことになりそうです。皆さんは・・久しぶりのサンシャインをお楽しみ下さい!

 

 

 

 

P.S.お仕事しながらテレビをつけていたら、今とても話題になっている官僚の方達の会食問題が流れていました。色々な意見があるようですが、渦中の人物の「外見」を面白おかしくネタにするのは時代の流れに逆行しているのでは、という意見に同意ですね。その人の見た目とかは関係ないとしなくては・・・。あくまでも言っていることとやっていることにフォーカスすべきですね。自分自身も気をつけなくては・・・

久しぶりに聴いてみた

2月27日 土曜日

数日前は暖かく、何となくそのまま春を迎えるのではないかと何も知らずに期待していました。まだまだ寒いです。昭和11年の昨日も、事件は雪の降る日に起こったのですから、まだまだ春は先になるのでしょう。さて今朝はポッドキャストに登録しているけれど、日頃は視聴履歴のチェックマークが滅多につくことのない番組を聴いてみました。WSJ What’s newsというウォール・ストリートジャーナルの番組です。今日の話題は、新規株式上場の会社で湧いている米国投資の世界のお話(のよう)でした。聞いたこともない略語が出てくるのでわからないことだらけのインタビューでした。GoogleとかSlackとかSpotiyがすでに行った株式公開の方法は、証券会社などの審査のプロセスを省いて、直接市場に問うという方式で脚光を浴びたようですが、今回はさらに新しい方法が注目されているようです。SPACという、ある意味ではペーパーカンパニーのように解釈することもできるのですが、いくつもの公開できていない企業を買収してマーケットに上場するという目的があるのでその点では全く異なるものと言えるのでしょう。経営者にとっては面倒なプロセスなく、投資資金を集めることができますし、投資家にとっては投資された資金の保護規定もあるこの制度を利用することで新たな会社への株式投資が低リスクでできるという、双方にメリットのある制度なのかと思いました・・・けど、だいたい解説記事の末尾では「ともあれ、何もない会社がまず資金を集めて、それからいくつも未公開の会社を買収してまとめて上場しますというやり方には、かつてのドットコムバブルの再現とならないか、懸念がつきまとう」みたいな文言で締められています。色々と調べてみると、知らない名前の企業とか、新しい株式取引のシステムなどのことを学ぶことができます。別に投資をしている訳ではないので、全くよその世界のお話と感じてはいるのですが、こういった経済の流れも知っておいて損はないのかなと思いました。これからも時々おべんきょうしてみよっと・・・。

それでは、寒い1日となりそうですが、みなさんお元気でお過ごしください!

いそがばまわれ

2月26日 金曜日

雪マークがちらついていたにもかかわらず、特に積もることなく過ぎて行きました。ただしかなり寒さが堪える1日でした。この間、ちょっといただいたあんドーナツが美味しく、6個入りを一瞬で食べてしまいました。あんどう・なつという名の主人公が出てくる小説を読んだことがあるように記憶しているので、ちょっと調べてみたのですが、芸人さんの名前としてしか検索結果に出てこなかったです。私の記憶の中のあんどうさんはどこから来たのだろう・・・?

今朝の新聞を眺めていると・・「日程ありき」という見出しが出ていました。そう、ワクチン接種の話題ですね、さすがに一目でわかります。自治体でも4月からの接種に備えて、準備に右往左往という状態だと聞いています。記事によると、まだワクチンの全体的な供給量がいくつ確保できているのか判然としていないとあります。いつどれくらい準備できるのかはっきりとしない中で、いつまでにどのような手段でと言われてもちょっと・・って普通なら思いますよね。私はそんなに無理して期限を切らずに、できるところからやればいいんでないの?と考えています。せっかく感染者数も減少して来ているのですから、この状況をさらに維持しながら、ワクチンが揃い次第順次接種して行き、感染症対策がより盤石になったところで経済活動活性化への布石を打っていく。それまでは補助金とか支援金で各業界に目配りして手当てして行きましょう・・・で、よくないですか? それだとオリンピック開催が危ぶまれるのかもしれないですけれど、今から全部はどう考えても無理っぽいと感じているのは私だけなのでしょうか? いつどれくらい供給されるのかよくわからないものを、ひたすら日数と接種会場で割り算して、あー6月には間に合うな・・とか、ちょっとこれだと全部こなせないな・・とか一生懸命やっておられるのを想像すると、まさに「机上の空論」という言葉を連想してしまいます。多分現在の予測見積もりの良くて7割程度が消化できれば御の字じゃないかなというのが今の時点での私の予想です。自分の心の中は、体制が整ったらそれこそ住民の皆さんのためにひと肌でもふた肌でも脱いでやるかんな!と思っているのですが、何となく今はそれと正反対のモードになっています(ここだけの話にしておいてくださいね)。周り見渡しても、そんなに行政に対して「4月からって仰っていたじゃないですか!!」って憤っている方おられないと思うのですけどね・・。そんなに急かしたりしてないので、無理なく進めてくださいね、ソーリ。「はやくはやくっていわないで(益田ミリ)」を連想しました。

童話つながりで、もう一個話題です。最近書評のトークルームで知ったオススメの作品を早速読んでみました。くすのきしげのりさんの作品です。

いそがしくってイライラしてしまってる私たちの心にぴったりの作品です。

書類はすてよ

2月24日 水曜日

今週のスクリーンタイムが日平均5時間とか・・えらいことになっていました。radikoとクラブハウスがそのほとんどなので、ながら聴きをしている時間ということになるのかな。スマホを1日5時間いじくってたら、依存症ってことになるのかもしれないですね。クラブハウスは今のところ、小説などの評価に関するものと、医療界隈の情報収集に利用しています。色々な活動をされている先生方にとっては自分のアピールや広報活動に繋がることでもあり、またそれを聴いているだけ(聞き専っていうそうです)の私たちは、何かをしながらラジオのような感覚で利用している感じで、双方にウィンウィンという感じで良いのかなと思っています。時々、例えば社会学者の岸先生がオタマトーンで津軽海峡冬景色を練習するだけの部屋、とか開いておられたり、”くだらない”ことも面白かったりします。このツール今後どうなって行くのでしょうかね。

ところで、私は重度の「モノ捨てられない病」なのです。かなり以前にこんまりさんの動画をみていた時に、片付けのエッセンスで「まず書類は迷わず廃棄する」みたいなのを仰っているのを聴いたことがあります。ずっとそのフレーズは頭に残っていて、部屋に積まれている書類を見るたびに、確かにそうだな〜と思っています。動画では、書類は内容を吟味せず、直ちに捨てよと教えられているのですが、なかなかまだその境地に達していません。よく考えると1年以上解体していないと思われる書類の山があちこちにあるので、これ即捨てても問題ないだろうな〜と思うのですけど、なかなか実行に移すことができていない今日この頃です。

さてと・・今日は水曜日ですね、月曜日と間違えないようにしないとな。

タイムリーな話題っぽい

2月23日 火曜日

今日は祝日です。朝からパンとコーヒー食べて音楽を聴いています・・・いつものことですけど。昨日の患者さんとのワクチントークで二人の異なる方から伺った気になることがあります。それはですね、ワクチンが筋肉注射で痛そうで、垂直に針を刺されて・・とかいうご発言でした。おそらくお昼のテレビ番組で同じ場面を見ておられたのではないかと勝手な推測をしています。たぶん当たっていると思いますけど、違っていたらTV局の方すみません。この話題、実はHPVワクチンの普及率と同じく、海外での常識はこの国の非常識の好例です。そもそも、ワクチンを大別しますと、生ワクチンと呼ばれる、ウイルスや細菌を弱毒化したものを用いた製剤と、不活化ワクチンと呼ばれる無毒化したものを用いる製剤の2種類があります。生ワクチンは不活化ワクチンに比べると刺激性が強いため、皮下注射でも免疫が容易に得られます。ところが不活化ワクチンは無毒化していますので、得られる免疫反応が生ワクチンに比して相対的に弱い可能性があるため、日本脳炎ワクチンや4種混合ワクチンなどのように、4回など複数回の注射を必要とします。海外ではその低い反応性をさらに高めるために、筋肉注射という方法を取っている国が多いのです。筋肉内にはいわゆる抗原提示細胞と呼ばれる免疫担当細胞が皮下組織より豊富に存在するために、より効率的な免疫効果が期待できるのです。日本では過去からの成り行きもあって、いまだに皮下注射という方法が主流となっています。冬にみなさんが良く接種をうけるインフルエンザワクチンだって不活化ワクチンなので、本来は筋肉注射の方が効果が高いということがわかっています。さらに皮膚が真っ赤に腫れあがってしまうという方もおられるでしょうけれど、そういった副反応も筋肉注射の方が少ないということもわかっています。なので!私たち医師の側からすると、筋肉注射を悪者にする(ちょっと比ゆ的ですが)理由がまったく見当たらないのです。ヤフーのバイライン記事にちょうど良いのがアップされていましたので、以下のリンクをお読みいただければと思います。私の稚拙な解説よりもより分かりやすく紙谷先生が解説されています。

新型コロナワクチンはなぜ筋肉注射なのか?

私はずっと前からインフルエンザワクチンを自分に (on my own responsibility!) 接種するときには・・・右手でシリンジをつかんで左の肩に垂直深くにブスッてやっています。

出会いのおはなし

2月22日 月曜日

明日お休みですから・・・

最近「国境なき医師団を見に行く」といういとうせいこうさんの著書を読みました(まだ途中ですけど)。一番初めにせいこうさんと団体の出会いについて書かれています。これがなかなか良い感じでして、ツイッターで知り合った方とのコラボで、ある商品を売り出したのがそもそものきっかけなのだそうです。ちょっとした工夫を凝らしたその製品に対するパテントを同医師団に寄付していたところ、医師団の方が興味を持って、それについて取材の申し込みがせいこうさん側にあったらしいのです。そのインタビューを受けているうちに、逆にせいこうさんの方が団体に興味を持ち始めて、インタビューが終わる頃には彼が逆取材を申し込んで、アポ取りまでに至ってしまったという逸話です。日頃から色々なことにアンテナを張り巡らしておられるせいこうさんならではのエピソードだなあと思い、ちょっとメモメモしておいた次第です。

それでは・・・お天気も悪くなさそうですし、1日頑張りますかね。明日はお休みですから・・・

ニュースから

2月21日 日曜日

昨日は夜遅くにクラブハウスをちょっとのぞいてみたところ、コロナワクチンについて医療従事者らが語る部屋、みたいなのを見つけたのでちょっとお勉強!と思い入ったところ、そのまま沼に。まだまだ情報が少ないなかで、各地域大変苦労をされたり、手探りで方法を模索されているという状況のようです。informativeでもあり、ちょっとゆるいトークもあり気づいたら寝落ちしていました。それでも毎朝早くに目が覚めるのはちょっとアレな兆候なのかもしれません・・・。さて、今朝のコーヒーはドリップの状態も、見た目スフレ感たっぷりで、味もなかなか良好な仕上がりとなりました。最近の一押しである雪印のマスカルポーネチーズ・エスプレッソソース付きを食パンにたっぷりと塗り付けて食べるのがひどくおいしいです。ネットのパトロールで気になったニュースが二つ・・・一つはアルペンスキーの世界選手権女子で、安藤選手が10位という記事です。平昌オリンピック内定のようですが、長いリーチを生かしたふところの深い滑りができる、今後かなり有望な選手とみました!ワールドカップでの上位入賞は間近に間違いなく来るとおもいます。テニスの大坂選手のニュースで埋没しがちですけど、要チェックかなと。二つ目は元ヤクルトスワローズの安田投手の訃報でした。安田選手と言えばサウスポーで王選手に対して起用される場面をよく覚えています。マンガ「がんばれタブチくん」にも愛すべきキャラとして登場していました。独特の投球フォームなのでファンも多かったと思います。ご冥福をお祈りいたします。最近ユーチューブなどで元プロ野球選手の対談モノをときどき見ているのですが、あの場面では実は・・・とか、この場面ではどう考えてプレーしていたのかとか、結構興味深い内容があります。

さて、今日は週末恒例の残務処理と、余剰時間で積読本の消化に努めたいと思います。暖かい一日になりそうです、皆さんもお元気でお過ごしください!

聖徳太子にはなれない

2月20日 土曜日

昨日は朝から除雪をしたと思ったら、昼から結構な陽気だったり忙しい1日でした。今日も暖かくなりそう、で明日はもっとみたいです。冬来りなば、春遠からじ

好きなものを挙げていくと、だんだんと個人が特定されていく・・・みたいなアプリがあったらちょっと面白いかもしれないなとか思っています。アマプラよりネットフリックス、マクドよりバーガーキング、イケアよりコストコ、セブンよりうちカフェ、なか卯より吉牛・・・みたいなことを延々とやっていって、だんだんと特定されて・・・いかんわな。でも、最近のウェブサイトやSNSに出てくる広告とかってユーザーの志向に合わせて出てきますよね。あれ、ちょっと鬱陶しいなと感じることがあります。公安調査のおしごとって究極的にはそういうことなのではないか?とか妄想を膨らませたりしていますが。

ということで・・・ネットフリックスを見ながら、radikoを聴きながら、「器質か心因か」を読みながら、ブレンドコーヒーMサイズを飲んでいます。どれも頭に入って来ませんが、どうしたら良いのでしょうか・・・教えて!goo

 

自伝本っておもしろい

2月19日 金曜日

昨日は予想をちょっと上回る積雪でした。日中も降り積もるという身体にこたえるパターンでしたね。午前午後と雪遊びをしながら過ごしました。帰ってからゆっくりと5分くらい(どこがゆっくり・・・?)バスタブに浸かり、筋肉のrecuperation・・・o(^-^)o   数日前に水に浸しておいた豆苗がのび〜になっていましたので、これをお鍋にぶち込んでホクホク食べた後は、ポッドキャストで神保哲生さんの自伝的トークをまったり聴きながらzzzz……

わずか数日でこんなにー・・・一様に伸びる種子に同じDNA感を感じるのはさておきまして、まあ鍋に入れると野菜を摂ったなと感じられるので時々食べています(栄養学とかは素人に近いので、身体にいいとか悪いとかではない視点でお読みくださいね)。

先ほど書きましたトークの番組なのですけど、出典はラジオNIKKEIのプログラムです。葉千栄さんナビゲートの、「私の原点」っていうのですが、毎回色々なゲストを迎えられて彼らの自伝的なお話をされるものです。自伝ってめっちゃ勉強になったり、啓発されたりしますね。と書きながら、傍に積まれてある分厚い「エルヴィス・コステロ自伝」というこれまた鈍器本が視界にチラチラと入ってきてます。

さてと・・・あと少し今週も頑張りましょう、終わりよければ全てよし!だそうですので。

 

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