京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

いろんな曲がある

6月13日 木曜日

連日良いお天気が続いています。昨日はみなさん口々に暑いと仰っていました。確かにそうでした。さて今日はどのような1日になるのやら。しばらく続いていた要紹介患者さんでしたが、少し平穏な感じになってきています。それはそれで良きことです。最近のニュースといえばこれでしょうかね・・・ちあきなおみさんの曲サブスク解禁となる。動画もたくさんみられるようになっていました。視聴履歴No.1はやはり”喝采”なのでしょうかね。他の曲あまり知らなかったですけど、いくつかみていると朝日楼という曲にあたりました。元はアメリカのフォークソングで、多くのミュージシャンがカバー曲を出しています。アニマルズのバージョンが一番よく聴かれていると思いますが、ちあきさんも唄っておられました。なかなかの迫力です。自分の中での女性シンガーのランキングに異変が生じそうな感じですね。不動の1位だった浜田麻里姐の地位を揺るがす勢いになっています。同曲のカバーの中では、カントリーの大御所であるドリー・パートンのものが結構好きかなと思っています。ニーナ・シモンのバージョンも良いのですが、メロディーがだいぶん変わってる感じがします。まあ浅はかなネタとして聞き流しておいてください・・・。それでは今日も頑張りませう。

ややこしや・・・

6月12日 水曜日

朝からおうち、昼からおそとの1日が始まります。昨日は機器の不調でご迷惑をおかけした方も多かったかと思います。お詫びを申し上げます。一応本日は今の所順調に動いているようです。インフラのつまづきは自分の努力だけでは如何ともしがたいところではありますが、非常時マニュアルを含めた整備を強化しなくてはならないと考えています。春に行われた診療報酬改訂の余波でもあるのですが、今回は大きな変更であったため、発表と施行の間に二ヶ月間の猶予がありました。にもかかわらず・・・ではあります。機器会社の肩を持つわけではないのですが、その制度の発表後にもさまざまな疑義解釈のQ&Aが五月雨式にゾロゾロと交付されますので、その度に算定アルゴリズムに手を加えていかないといけないのでしょう。昨日耳にした調剤薬局さんのお話でも、秋頃にはまた患者さんの自己負担額に影響を及ぼす改訂があるのだとかいうことでした。しかもその仕組みが一度聞いただけではにわかに理解できないような複雑な仕組みになっています。医療費の仕組みって近年本当にややこしい制度設計になっていると感じます。この場合はこうであるというような場合分けでの考え方が多いのです。もう少しシンプルにして欲しいな〜というのが利用者である立場からの率直な本音ですね。まあ文句言っても仕方がないので、決まりに従って、目の前の患者さんのためになるような医療を行うという・・・行動規範は極めてシンプルなことを地道にやるしかないのですけどね。そしてそれはそんなに難しいわけではナイ・・・。では、おしごとに戻ることにいたします。みなさん良い1日をお過ごしください。

朝からちょっと不調

6月11日 火曜日

今週は結構晴れマークが並んでいます。もうすぐ梅雨入りなのでしょうけど、しばし太陽の光を堪能することとします。何より雨中の訪問がちょっと嫌なだけなのですけど。今朝は今の所朝から電子カルテにログインができずにいます。毎日朝の準備が必要なのですけどちょっと心配です。色々な分野で昨今叫ばれているいわゆるDX化ですが、システムトラブルへの対策が一番の心配どころですね。去年の秋ごろに、全銀ネットに発生したシステムトラブルも、確か春頃に、ようやく全ての改修が終了したというニュースを見たように思います。便利とトラブルは表裏一体の関係です。さて・・どうやらまだログインできないようです。ちょっと担当の方に訊ねてみようかと思います。それでは、今日も一日つつがなく診療ができますように・・・

9月末までに

6月10日 月曜日

先日製薬会社の広報活動資材が届きました。「HPVワクチンのキャッチアップ接種は2025年3月で終了となります」とあります。これだけだと、一般の方にはなんのことだか今ひとつ伝わらないかもしれません。HPVというのはヒトパピローマウイルスの英語略語です。HPVに感染することによって、将来の子宮頸癌の発病のリスクが高くなるということで、このウイルスに対する免疫をつけて罹患しなくなるようにしておくことで、癌の発症を抑制できるということです。癌の発病抑制というのは、他の感染症ワクチンと異なる目的です。B型肝炎ワクチンも同様に発癌抑制の効果が期待できますが、インフルエンザなどが単に感染症予防のワクチンであることと比べると、癌の発生を防ぐことができるというのは大変貴重なことではないでしょうか。かつて副反応の調査のために、積極的勧奨が控えられるという一時期がありましたが、その懸念も払拭された今、その接種機会逸失の穴埋めができるキャッチアップ接種の猶予期間が来年3月で終了するというわけです。まだまだ期間があると思われるかもしれませんが、最短で接種をしても、合計3回で半年間を要しますので、今年の9月に一回目を摂取し始めないと、全3回を公費でカバーされないということになります。なので・・・1997年度から2007年度生まれの女性の方はぜひご一考を!

疑うべきは・・

6月8日 土曜日

早朝に外に出てみるとツバメがビュンビュン飛んでいます。少し前には2羽ごとだけでしか見なかったのですが、最近はプラス1になっていたりします。巣立った雛が大きくなったのかな〜とか思っていました。それにしてはさほど個体の大きさに違いが見られません。ときには3羽で巣作りをしているように見えることもあるそうです。山と渓谷社のサイトの記事によると、すでにペアになっている2羽の生活に割り込んで来ようとする個体がいるそうです。ときには巣を奪い取ってしまったり、雛を・・・してしまったりすることもあるのだとか。動物って種の存続を本能的に持っているので、同種の物の命を奪ったりしないと思われがちなのですけど、ライオンとかチンパンジーなどで見られるようないわゆる子殺しの行動様式もあるそうですので、そんなに簡単な理屈だけで成り立っているわけでもないようですね。ということで、ツバメの雛がやられるのは、何もカラスと蛇だけが犯人ではないのだということで、今後も世界の様子を眺めていこうかなと思っています・・・。それでは皆さんも良い週末をお過ごしください。午前中のひと仕事、自分にできること頑張ることといたします。

筋膜リリース法から教えられること

6月6日 木曜日

6時6分をチェックするのを忘れていました(初めから考えていなかったですけど)。少し前から整形外科の領域でのここ数年のトピックスの一つ(?)である、筋膜リリースについてちょっとずつ学んでいます。骨格筋を包む薄い膜があります。筋膜と呼ばれるその結合組織に筋肉はいくつかの区画に分けて収められているのです。薄膜を被った筋繊維が皮下組織のしたに埋まっているわけですね。その筋肉の一部分に凝りや炎症が生ずるために、疼痛を発生してくるという場合に、その部分に手を入れるのが先ほど述べた筋膜リリースというものです。具体的には、エコーを見ながらその部位に液体成分の薬剤を注射器で注入します。薄膜の制限から解除された筋肉が蘇るというわけです。ときにはその場所とは離れた部分に痛みが生ずることもあるようです。筋肉組織は赤身から腱と呼ばれる白色の硬い組織に移行して、骨に付着しています。筋肉の凝りやつっぱりが、その骨への付着部位に影響を及ぼして、凝りの部分ではなく付着部である骨、多くの場合は関節にあたりますが、そこに痛みを発生するというケースです。そうすると、肘とか膝とかの関節が痛むので、関節の検査を行うのですけど、実は真に問題のある場所はそことはやや離れた筋肉にあるということが起こりうるわけです。痛む箇所とは別に注射をすると、あら不思議、関節痛が和らいでしまうという魔法のようなお話です。それほど頻度が高くはないと思いますが、念頭におきながら診察をすることも重要なのかなと考えています。・・・それにしても、不協和音の発生するところに必ずしも原因があるわけではないということって、なんだか日常生活の寓話っぽく聞こえるのが興味深いところですね〜。

マイブーム・なう

6月5日 水曜日

あの本あったっけ?って時々ウチの人に言われます。みょ〜に持ってなさそうな本を持っていることがあるので、買う前に一応聞いてみる・・・いうことみたいです。なんでこれ買ったのかな?というのが確かに結構あります。そして必ずしも全て読んでいないので、本棚を整理しているときにそういうの発見すると、ちょっと手が止まってしまいます。今回尋ねられたのは、明確に持ってるという認識のある既読本でした。そこからちょっと派生して、その作家さんの別著や、その検索途中に巡り合ったものを買ったりしてしまいました。ということで、今はちょっと女流作家さんブームです。自然な文体とリアルな設定の小説はやはり読みやすいですね。リーダブルってやつです。著者対談を見たのがきっかけで購入したのは、「不機嫌な英語たち」というハワイ大学教授の吉原真里さんのエッセイです。お父様の米国赴任がきっかけで否応なく放り込まれた異国の学校生活の思い出を題材にした私小説風の著作です。子供なりのサバイバルを包み隠さず描かれています。彼女は同時に言っておられます。駐在員として派遣される父、サバイブに必死であった自分たちは向かっていくべき対象がはっきりしているので楽なのだと。お母様の立場が今ならどれほど大変だったろうと考えられるとのことです。確かにそうですね・・・一番大変なのはいつも銃後の人なのかもしれません。学びになるな〜

mimickにやられるな

6月4日 火曜日

晴れていたはずなのに窓の外を見ると路面がぬれていますね。はっきりしないお天気です。先週から基幹病院とのやりとりをしないといけないことがしばしばありました。ちょっと気を抜くと、足元をすくわれそうなケースが結構続いています。慎重に診察をすすめなくては・・。今は胃腸炎症状とか咽頭炎症状とかの感染症が比較的多いようです。その中に似たようーな顔をした、違う病気が潜んでいるのです。地域での健康状態を見るためには、つながりや流行状況を知っておくことはとても大事な反面、それをリセットしてみていくこともまた重要です。いうのは容易なのですけど、結構ムズカシイ・・・

朝はフルーツとトーストと

6月2日 日曜日

良いお天気の日曜日です。早めに目が覚めたので、皇室アルバムなんかを見ながらまどろんでいました。うちの大きな体のチビさんと同じ職場で働かれている(かなり拡大解釈してます・・・)愛子さまが出られていました。すごく良いご表情で働かれていますね。終わってからは、いつもの後藤さんのらぢおを聴きながら、朝食作り。朝からオジーのオーバー・ザ・マウンテンが流れています。やはりランディ・ローズのリフとソロはよろしいでございます。うちのひとのご指導に従い!フルーツ、トースト(米粉のサクサク感が良い)、卵は二つ、きのうファーマーズマーケットで見つけたルッコラをもしゃもしゃと食べております。タンパク質は卵とカッテージチーズ由来のみのとして、加工肉はやめておきました。食べながら、キーボードにブシャーしないように気をつけながら、情報収集。同じことでもちょっと表現を変えるだけで、少しだけ世界は変わる・・・みたいな投稿動画を見て、なるほどなー普段の診療にも取り入れられるかも。とか思っています。確かにものごとの伝えかたって大事です。随分前に某量販電気店の方のライフハックとして紹介されていたものを思い出しました。カスタマーサービスに電話がかかってくる機器不調の対処策としての一丁目一番地。コンセント刺さってますか?というのがあるそうです。ストレートにそれを聞くと半分の方はおそらくムッとするわけです。なのでこう聞くのが良いのだと・・・「それでは一度、コンセントを抜いて、もう一度差し込んでみてもらえますか?」・・・お後がよろしいようで。それではみなさん良い週末をお過ごしください!

水無月

6月1日 土曜日

気がつけば月が変わっています。というのは嘘でして、6月から診療報酬の組み替えがありますので、カレンダーにぐるぐる二重丸の日でした。早朝から電子カルテのテストランをして、実際の回りかたを見ています。電子カルテにはいろいろな項目を自動的にチェックして拾い上げてくれる機能があって、その動きかたを実地で見てみないとわからない部分があるのです。診療が始まると、ちょっとその部分の確認とかに気を取られてなかなか集中力が途切れてしまうところがありました。まあ大きな遅滞なく終了でよかったです。マスコミでは初再診の点数(料金)が増えることだけしか報道されていないのですが(たぶん)、減点されているところもかなりあります。診療所の対象疾患や業務形態にもよりますが、従来よりも”減”のところが実際には多いと思います。2年に一度変えられる診療報酬ですが、今年は例年になく大きな変更だと感じています。デジタル化の波と、それに基づくデータの把握蓄積を強化している印象です。今後効率的な医療に活かされていくことを願いつつ、粛々と従っております。いつも思うのですが、国が政策医療的に何かを進めようとしても、必要とされているニーズが変わるわけではないので、理念は一つです。困っている人のために自分たちができる範囲で、努力を尽くすということでしょう。ええカッコしているように聞こえると思いますけど、その考えを失うとおしまいですし、逆にそれだからこそ、国からのちょっと理不尽!って思える命令にもまあしゃあないな〜となることができるのです。それにしても・・・昔は全く興味もなくってそそられなかった和菓子の「水無月」ですけど、結構美味しく感じるものですね。抹茶のやつとか色々アレンジ施されたのもあるようです。味覚が爺さんになってきている・・・💦

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