京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

ご無沙汰しております

1月27日 土曜日 雪

なんで更新してへんねん・・・と思いながら覗いて頂いた皆様ありがとうございます。実は・・・

こんなだったのが・・・

こんな感じとなり・・・それから最終的には

こんな感じとなりましたゆえに・・・ブログをアップしている暇などなく、ただひたすら雪と戯れていたという訳です。それにししても今年は気温も低くて雪も多くて寒いっ!インフルエンザも流行真っ最中です。これまたなぜか今年は、AとBの流行のピークが重なりあっているような印象です。みなさまどうかご体調を崩されないように、試験を間近に控えた受験生の皆さんも最後の一踏ん張り・・・頑張れ!

同時並列進行

1月16日 火曜日 晴れ

わずか3℃程度の一日の気温がこれほどまでに違うのかということを実感した一日。普段の医院の階段は冷たくって、足の裏に突き刺すように感じるのですけれど、今日はこれがちょっと違う。それから・・・朝、医院の周りをぐるっと回るときに、昨日まではつるんって滑りそうな箇所が沢山あったのだけれど、今日は違う。何よりいつもの設定の温度の暖房の効き目が違う!。ま、太陽さまさまです・・。太陽がなかったらな〜んにもできないですよ、私たち。多分数日のうちに人類滅亡と思う。ところで、太陽っていつの日か燃え尽きてしまう日が来るのだろうか・・・?いやいや、その前に地球の化石燃料も枯渇してなくなってしまう日が来るでしょうから杞憂ですね、そんなことは。杞憂といえば、私たちの寿命などものの数十年もすればなくなるのですから、化石燃料とか言っている以前に、何言うてますねんっていうお話でもある。

でもっ・・・・!将来の子々孫々のこととかを考えて、生きていかねばなりませんよ私達も。無駄に自然を消費することなく・・・環境を大切に。

なんでそんな話題かというと・・最近よく目にするこの単語「SDG」なんです。Sustainable Development Goalsっていうことでして、持続可能な目標っていう訳語になります。サステナブルってこのところほんと頻繁に目にしたり耳にしたり。持続可能な環境保護とか、持続可能な経済成長とかいう文脈なのですけど、そのタイムスパンが語る人それぞれに違ってるような気がしています。ときにはそれが、100年持続可能・・って言うお話だったり、例えばそれは、人口統計学者の先生の著作ですと、将来2040年への警鐘だったり。挙句の果ては、西暦3000年には日本の人口は2000人になっているという推計もあるそうです。コレ、それほど荒唐無稽なお話ではなくって、国立社会保障・人口問題研究所っていうところの報告なのでね・・・。一方でそうかと思えば、景気関連の話題の記事を読んでみると、”もっと先を見据えて投資を!!”とか謳っているので、いつの話かいな・・・って思って読んでみると、たったの一年の四半期先のお話(つまり三ヶ月後)だったりして。

同時並列進行のこの子たち・・・(^^) 最近、ノートに小説の登場人物とかを書きながら読んでいます。なんでかって、いちいち覚えられないからなのであります。今年は、たくさん読むのではなく、一つ一つをゆっくりとあるいは繰り返し・・ってのを目標にしよかなと思っています。けど、まずは当面の講演のお話の構想を練らないと・・・!

 

注文を忘れる料理店

1月15日 月曜日

臨時の出動が多かったりします、最近。 出動が多いっていうことはそれだけ皆様のお役になっているのかと思ったり、医者が役に立つっていうのはどうよ・・て思ってみたりの毎日です。自分が役に立っているっていうことは結構自己の存在意義を再認識するという意味では人間にとって大切なことであります。健康占いの毎日を送っておられる患者さんたちや、自分探しの旅に出ておられる方たちにとっては、まさにその意識の欠落自体が精神の病理であるような気がしています(あ、難しいこと言ってますねワタクシ・・・)。ま、こんな私だけれど、誰か人様のお役に立っているという意識は人間が生きていく上で、ことほど左様に重要なことなのですね・・・。かくいう私も、色々と試行錯誤の日々を送っています。未だに、そうだったのか・・とか、やってしまったな〜とかいうことを、それこそ秒単位で味わいながらお仕事に励んでいます。まだまだやわ・・・・オレって。

動物ポンポン・・ちょっとした界隈で話題でしたので、購入しました・・・・って手芸かいなっ!とうとう ʅ(◞‿◟)ʃ でも、やってみよって思っています。

去年の秋頃から、たまたまだと思うのですけど何人かの方から将来の進路についてご相談を受けることがありました。正確にいうと、その方達のご子息の将来についてなのですけど。当然のことながら、小生にはそんなことについての的確なアドバイスは言えるようなことは何もないので、相談者がお母様の場合には「あくまでもご本人のご意思を尊重して、本人に最終的には決断をさせてあげるように導いてはどうでしょうか」ということを申し上げ、お父様の場合には「まずはお母様の(奥様の)ご意見を十分に取り入れてみてはどうでしょうか」などとしておりました。本人に最終決断を委ねるということはやっぱり大事ですし(これは実感です)、お母さんってお父さんみたく見栄っ張りでもないし、あんまりブレないし、信用できるし最終的には「うん、正しかったな・・・」ってことが多いのですから(実体験より・・・奥さんありがとね〜(^^) )

あ・・・タイトルは、また次回に持ち越しますね。

きみの心のブラック・ピーター

1月5日 金曜日

おやすみ明けというのは何となく気持ちも体も平常営業に戻るのに時間がかかりますね・・・。ところで!お正月のテレビ番組とかで話題になっていること、いくつか耳にします。お相撲さんのやつはあまりよく知らないのですけど・・。一つはウーマンラッシュアワーさんの漫才ネタとか(これと別に、朝までテレビの件とか)、浜ちゃんの黒塗りの件とか。それぞれに個人的には色々と思うところはあるのですけど、特に顔を黒塗りしてテレビのお笑い番組のネタにするという件の方は、自分が感じている以上に国際社会的にタブーであったりするようで、ちょっと認識を新たにしています。話は逸れますが、紅白歌合戦のびっくり・いいねランクは・・・⑤不協和音 ④竹原ピストル ③登美ヶ丘高校ダンス部 ②superflyの相変わらずの歌唱力 ①YOSHIKIのドラム でした(どうでも良いか・・)

ところで、先ほどの話題に戻りますが・・・・ちょっと皆さん次の写真見て、彼らは何してるって思いますか?

鍵をなくして動かせなくなった自転車を取りに来ている・・・?!

では、これは・・・?

自転車を盗んでいる・・・・

実際に通りがかりの人たちのリアクションは、前の写真の場合には、素通りする人ばかりでしたが、後の写真の場合には半分以上の人が「ちょっと君!何してるんだ?」的な関わりをするようで、挙げ句の果てに警官の職質が何度か行われるという結果に終わったようです。自分自身も大方の反応と同様だなって思いました。両者で異なるのは・・・肌の色だけなのにね。

自分の心の中にもいました・・ブラック・ピーター。

i can count…

1月2日

年末になると患者さんが時々、もうすぐ年もまた大きくなるので・・・と仰います。年が大きくなるっていう表現はこちらの地方の独特のものだなあと思っていましたが、実際にその患者さんの生年月日を見ても誕生日はまだまだ先だったりします。初めのうちは、新年になることについての儀礼的な挨拶なのかな?ぐらいに思っていたのですが、そういうことを言われる方の数が結構無視できないものに感じられたのでなんとなく気になっていました。で・・・、もしかすると数え年がまだまだ生きているのではないかなという考えに至ったわけです。11月生まれの赤ん坊なんかは、数えで考えるとその年を越えるとすでに2歳になるのでしょうかね!生まれて2ヶ月後にもう2歳とは・・・。生まれた瞬間が0なのか1なのかという問題も、よく考えてみると結構面白いなと思いました。

生まれたら戸籍に自分の名前が記されて、一年経つごとに1歳ずつ年をとっていくっていうこと・・・当たり前のようなのだけれど、何となくいい加減なことのような気もします。時々、この人は絶対に100歳にしては若すぎるでしょう・・・っていう人にめぐり合ったりします。皆さんそんなご経験ありませんか?

 

新年明けましておめでとうございます

1月1日 月曜日 曇り

今年もどうぞよろしくお願いいたします。新しい年がみなさまにとって良き一年となりますように。

今年の目標は・・・①急性期疾患の診断の精度を上げて、治療の向上を目指すこと ②クリニックが患者さんたちの癒される場所であると同時に、職員全員の働きやすい場所となるように(より一層)努めること ③将来のやや大きな目標を具体的に考えること

以上です。一年の計は元旦にありっていうことで(ポリポリ・・・)。

一年間どうもありがとうございました

12月28日 木曜日 雨

明日で当院も今年の診療を終了と致します(実際には在宅診療は常にon goingですが)。一年間みなさまどうもありがとうございました。仕事納めの1日となりますね。明日は午前中の診療を終えてから院内のお掃除を少ししてから職員の皆さんとお昼をしたいと思います。新年がみなさんにとって良い年となりますように・・・。

クリスマスの夜

12月24日 日曜日 あめ

今日はいわゆるクリスマスイブである

いつの間にかそれほど自分にとって意義のない日になっているこの日(それほど意義のある日であったためしはないのだが・・・)。でも今年は!ケーキとか食べましたよ(^^)。

ところで、最近はなんとなく忙しいな。忙しい・・・というのは多分に喜ばしい言葉であるはずなのだが、過ぎるとそれもやや悲しい。でもこの職業は自分でその仕事量を調節できるわけでもなし、来るお仕事をただただこなすだけである。受け身ですね・・・完全に。相変わらず時間があると本屋さんに行って、将来読むかもしれない・・いやいや読むはずの、読むべき本を購入している私。今週末は、桐野夏生さんと、phaさんと、宮沢賢治さんと、山崎ナオコーラさん・柴崎友香さんと医学書数点・・・がその帰結です。また積み上がってしまったな(泣)。

京都タワーとロームのビルディングがクリスマス仕様になっていましたよ!ところで新年早々のお話のネタをそろそろ準備しないと・・・楽しいこととか、悲しいこととか、切ないこととか、残念なこととか、後悔することとか、申し訳ないこととか・・・そんな日常を送っています!(ほぼ8割方ネガティブ・・・)

 

ファット・アバウティズムについて

12月18日 月曜日 ゆき→快晴→雪解け

whataboutism….   某関西の地方自治体首長(元)の得意とする論法らしい?!

指摘された自らの非は認めずに、直接的にはそれと関係のない、指摘した相手の過去の欠点を取りあげて追求してやり返すという・・結果フラストレーションしか残さない。相手を論難するに最悪の方法である。カクカクしかじか、ふ〜んそれはそうかもしれないけど、ところであんたのこれはどうやねん!っていう、いきなりの話題転換法! What about…..?(〇〇はどうなのですか?)という英語から派生してきた言葉ですね。人はそれぞれ完璧ではないので、それはそれはつつけば色々と埃は出るわけですね。だからその相手は誰にでも適応可能!客観的にそんなやりようは卑怯だなと思うのですが、そこではたと自分を振り返ってみると・・・あったね、過去には色々と自分もやってるな。皆さんもそう思いませんか?特に夫婦間でのいざこざって結構そういったことが混じり込んでいるかも・・・・・。 ま、そこはそれ、若気の至りっていうことでご了解くださいませ・・・関係諸氏どの。

今週末は・・災害医療の研修会に出席。旧知の先生とひさ〜っしぶりに出会えたのは良かったのだけれど。やっぱりちょっと不得意分野、というか分野ではなくこの手の講習会でのシミュレーション演習みたいのが苦手・・。その分野を開発することとか、それに取り組んでいる先生方にはもちろん偉大なる敬意を感じてはいるのですが。これは自分の得手不得手の範疇なので、申し訳ございません・・・出席点だけで大目にみてください。

でも結構講習会とか色々大変です、ワタクシたちも・・・

 

便利と効率化ってどうよ

12月15日 金曜日

しかし寒い日が続いていますね。患者さんの診察をするときに、ズボンに突っ込んだ着物を一枚一枚めくり上げてくださるのだけど、次から次へと5−6枚のシャツとかセーターが出てくるのでいつもお互い苦笑することになる。ご高齢の方に、暖かくて軽い化学素材の防寒服一枚ずつ配ってあげて欲しいな・・・。市長さん町長さん、議員さん達、お願いします!

ちょっと耳にした健康診断受診者のお話から・・ 毎年体重が微増していたり、脂質異常が持続しているという結果を踏まえて生活習慣の改善の余地について相談した。勤務時間が深夜12時までのため、いつも帰宅すると2時頃である。なるべくカロリーの少ないものを食べるようにしているが、食後すぐに就寝し、翌日12時前後に起床する。だいたい食事はコンビニエンスストアの出来合いのものを買って食べていると。最近は体重増加だけではなく、肩こりも頭痛も酷くなってきた。普段の生活習慣を聞くにつけて、これは大変だなと思ったのだが、唯一の救いはその方が極めて明るくあっけらかんとお話されていたこと。

厚労省のサイトに行ってみると、「働き方改革実現会議」なるものの議事録が読める。なるほど色々と討議されているようだが、そもそも会議の名は「働かせ方改革」にした方が良いような気もする。上記のような一例では、勤務条件について経営側がどうにかしないと変わらない状況であろうと思うからだ。それと同時に、なんでもいつでも商品に手がとどく24時間眠らない生活を、消費者である我々も考え直す必要があるのかもしれない・・とも考える。化石燃料を燃やしながら、便利な生活を営むことができるようになった人類は、そのおかげで明るくなった夜にも活動時間が広がった。普通便利で効率がよくなると、時間的ゆとりができるはずなのだが、実際にはどんどん忙しく、時間に追い立てられる生活になってきている ”追い詰められた私たち” 。例えば(?)・・昔の歯磨き粉は、アルミでできたチューブに入っていたので、お尻の方からくるくる器用に巻き上げていかないと最後まで使いきれないものだった。それがいつの頃からかラミネートチューブに入ってます、とか言いながら俳優の方が宣伝するようになり(white & white…懐かしい)、そのうちパチンってワンタッチで開け閉めできるものに慣れると、フタをネジネジすることすら面倒臭くなってしまう。何のことはない、ネジネジをやめてやってることと言えば、せいぜい鼻をホジホジしながらパソコンのマウスをクリクリしているだけの話である・・。

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