京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

騙されない

2月22日 水曜日 晴れ

買ってそのまんまになっていたDVDを観た・・「ドラゴンタトゥーの女」R15だったかな?なのであんまり大きな声では言えないが、とっても面白かった。レオンみたいな感じもあり・・パンクな女の子が活躍する物語。三部作に手が伸びようとしている。

さて、熱しやすく冷めやすい小生が、わりと続けていること第一弾!(第二弾はおそらくありません) コーヒーを豆から挽いていれる〜(パチパチパチ〜)。もともとは、コーヒっていうと、アメリカンダイナーで出てくるようなおかわり何杯でも自由!みたいな、うっす〜い奴が好みだったんですけど。実際に心を鎮め、瞑想に耽りながら、粗めに挽いたコーヒーに湯を注いでいると・・ではないのですが、結構美味しいなと思って続けています。コーヒーミルもちょっとケチって最安値のものを買ったのですが、底がつるんつるん滑るので今はちょっと空海・・。せめてフィルターはええヤツを・・と思い、メーカー品を使用しています。このフィルター何やら0.3ミリの「アロマホール」なるものが施されているらしく、”お湯を注いですぐに立ち上る上質のアロマと美味しさ成分をスムーズに通し、余分な雑味や脂肪分は通さない” らしい・・・そんな都合のいいことがあるかいなって思っていますが、ふむふむ・・一味違うような気もする。家族には、まだやってるの?って意外に思われているのですが・・・まだやってるんです

ま、いろんなものの謳い文句って、結構誇張されたり、ハッタリだったりすると思うのですが・・それは時と場合による訳でして、アトピーが治りますよ!とかガンが消えた!みたいなものに騙されてはいけませんね。受け取り手の情報選択の能力が問われます(リテラシーっていうのかな?)。そういえば、アメリカ出身の芸人さんの厚切りジェイソン氏が発言されていましたが、「何も言わないのは、何も意見がないっていうことと同じですから、芸能人だって色々なこと(この場面では政治的なっていう状況でしたが)について、発言して当然だと思います」って仰っていました。僕もそう思います。でもそれには十分な情報公開だったり、情報の取捨選択が必要なのですよね。玉石混交のネット社会ですから・・。アメリカでやってるようなC-SPANっていう一日中議会中継をしているような番組が日本でもあったらいいと思うな。

 

残念でした

2月19日 日曜日 晴れ

比較的気持ちの良い1日。当番日をこなしながら、お昼休みにはまたまた雪かき・・・細部を仕上げてみました。

ちょっと遊びでトンネルを作ってみた・・

仕事終わってからもちびちびやっていると、近隣病院のN先生に、自転車で通りがかりにお声を掛けていただいた。なんとなくほっこり。

そんでもって、夜にFISのサイトを覗いてみると・・アルペンスキー世界選手権・スラロームの一本目の結果がアップされていた。なんと・・湯浅直樹選手はDNF・・途中棄権(トキ・・っていうやつ)でした。初めの急斜面で、ストレートに入る直前で谷足が引っかかるような感じで次の旗門に入れずコースアウト・・・残念でしたね、また次の機会に向けて英気を養っていただきたいです。でも、ユーロスポーツっていう番組をネットで観てると、湯浅選手がもうスタートしてるのに、ずっとその前にコースアウトしてしまったフランスの選手の話ばっかり(たぶん)で、彼に対するコメントや解説が一切なかったのはちょっと寂しい・・。しかも、ナヨキじゃなくってナオキですよ!!

大事にしよう!ポリコレ

2月18日 土曜日 雨

昨日たまたま報道ステーションなる番組を見たら、我が師匠の(勝手にそう思っているだけですが)、おいしいもの研究所・土井善晴氏が出演しておられた。アメリカ大統領をめぐるドタバタの一幕に関するコメントを求められ・・・何か既存の常識で正しいとされていたことが、いつの間にかないがしろにされ、今では何が正しくて何がそうではないのかがわからなくなっているような気がします・・の、ような内容のことを仰っていました。まさに、いま流行りの「ポリティカル・コレクトネスってダサいじゃん。もっとぶっちゃけ、本音を語ろうよ」みたいな感覚で、それこそ既存の価値や秩序をぶち壊すことに一種のカタルシスを感じるような精神性とでもいいましょうか。そういうものに警鐘を鳴らしておられるのかなと思い、大いに首肯していたのです。でもツイッターでは、何を門外漢の料理人が口を挟んどんねん・・みたいなコメントも並んでおり、ちょっとその変な反動的な反響にびっくりしたものです。もちろん既存の概念や考え方に対して、常に批判的な検証をすることの意義を否定するつもりはありませんけれど・・。

今夜は、日本ではま〜ったく・・ニュースになっていないスポーツを観る予定です。 FISワールドカップ・アルペンスキー世界選手権のスラローム! 何を隠そうアルペンスキーフリークの小生ですので、いつもチェックしております(あ、もちろん丹後スキー大会もね)。お気に入りの選手は、大怪我から復帰したスイスのララ・グート選手です。日本の湯浅直樹選手も是非入賞・・いや、表彰台に上がって欲しいです!

ってことで、数日前の雪景色をアップしておきましょう。雪は嫌いじゃないんだけど、ちょっと今年はもう・・十分デス。

あと・・・母校の悲しいニュースが世を駆け巡っています。いちOBとして、非常に腹立たしい思いで見つめております。真相はよく存じませんが・・・医師としての最も大切なことをお忘れのようですね。医師とは・・不安な人、病める人、困っている人、明日への不安を抱えている人・・に手を差し伸べる職業です。反社会的組織を形作っている人が、たとえ困っておられたとしても、ちょっとそれは身から出た錆でもありますので、わざわざ忙しい時間を割いてまで(会食・・ですか?)取り入る必要はないのではないでしょうかね。そのような方に、将来の医療を担う人材の教育をして欲しくはないです!社会人として働くこと、それ以前に、医師にはもっと基本的に大切にしないといけないことがある筈で、それをまず医学生に教えて(というか、伝えて)欲しいな・・・と思います。

ちなみに、働くことの意味とか、大切さとか、価値は・・・伊丹十三監督の作品である「スーパーの女」を見ていただければ、よ〜くわかります。この映画見て、顔を洗って、もいっかい人生やり直してくださいよ、教授さん方!

脂肪が燃焼した日

2月12日 日曜日 雪⇨晴れた!

昨日からずっと雪と戯れておりました。頼みの綱の除雪機が途中から不調になったので(おそらく酷使しすぎたためと思われます・・)、人力となりました。かなり除雪の達人になったような気がします。いくつか要点をお教えしましょうか・・・

まず第一 ” do not use your back, use your thighs! ”

腰を折って雪を掬い上げるべからず。足を折り曲げて大腿四頭筋を使うべし。腰を痛めないためには脚力を使いましょう。それでもやり終えると腰に張りが来ますが、十分にストレッチしておけば回復しやすいと思います。

次に・・・” do not bend your elbow! ”

肘をなるべく伸ばして雪を運びましょう。おまけに言うと手首もあまり使ってはいけません。なるべく突っ張って、長めの雪かき棒をテコのように使用してすくい上げて運びます。ちなみに、雪かき棒は某センターで販売しているオレンジ色のやつが使いやすかったです。

最後に・・” do not shovel too much snow, do it little by little..”

上層は新雪なので軽いですが、地面に近づくにつれて思い湿雪や圧雪になりますので、特に欲張ってはいけません! 途中でこぼしてしまったりします。あとですね・・・あまり先のことを考えながらやるのではなく、ただただ黙々とやりましょう。雪かきの前に、好きな曲(できれば単純なフレーズがサビのものが良いでしょう)を聞いておくと、その曲が頭の中をグルグルと回ってくれて、とても良いBGMとなるでしょう。ちなみに今日は私の頭の中は森山直太朗さんの曲がエンドレスとなっていました。あと、除雪したものを運ぶ先ですが、あまり初めから手近な場所でやるのは良くないですね。やがては疲れて来たときに、手近な場所は温存しておきましょう。初めは新雪で少しづつ、遠くに運びましょう!

それから・・休憩中には背筋と大腿四頭筋と、手関節を十分にストレッチしましょう。食べ物は・・糖分と塩分水分を補給しましょう。

なーんて、偉そうに書いてしまいましたが、くたびれましたね。でも途中から今日は晴れてくれたので、気持ちよかったです。思わず半袖でやってしまった・・・。

医院の前の道路の両脇には子供の背丈ぐらいの壁が続いています。どこぞの国のドナルドさんに見せてあげたいな・・・

壁できたよ!

 

セルフメディケーション税制

2月1日 水曜日

ことわざはよく言ったもので、やはり今年も1月は過ぎ去るのが早かった気がします。今、当地はインフルエンザ大流行りの様相です。毎年ちょっとずつ自分の知識もアップデートさせて、診療にも工夫をしたり、お声掛けする内容も変わっているように思います。ひところ騒がれたH1N1の新型インフルエンザも今では大したことのない普通のヤツっていう扱いに格下げされていますし・・。予防接種を受けた人、不幸にもインフルエンザにかかってしまった子供さんやお孫さんを抱えた人、職場が不特定多数の人々と交流があったり、高齢者の施設で働いておられる方々だったり。看護学生さんであったり。数日後に修学旅行やスキー旅行や、結婚式を控えている方であったり・・・色々な立場や状況の患者さんのご質問やリクエストや、ちょっと無理っぽいお願いをお聞きしている今日この頃。さてさて・・今年1月に新しく始まった税制のお話ですが・・セルフメディケーション税制なるものがあるということです。日頃から検診を受けたり、自己の健康に気を配っている人が、年間に処方せんなしのお薬を購入した金額が1万2000円以上になった場合に、控除を受けることができるというものだそうです。薬局でそのくらいの額のお薬を購入されている方がどれくらいおられるのかはよくわからないのですが、そういう制度があるってことで、これからは市販のお薬(処方せんがなくても購入できるもので、特定の薬効成分が含まれているものという縛りがあります)を買われる際には、領収証を保存しておかれると良いと思われます。ただ、従来からの医療費控除とは重複できないようですので注意が必要ですね。こういう制度の成立過程は色々とあるのでしょうけれど、右肩上がりの社会保障費はやっぱりどこまで行っても問題視されているのは間違いなさそうです。言いたいことは色々とありますが、まずは現状認識からっていうことで・・・。

時々見ている龍さんのカンブリア宮殿のビデオクリップ。番組では世に成功をおさめた企業経営者にスポットライトを当てておられるのですが、番組の底流に据えているコンセプトは・・・ある一つのちょっとした出会いとかきっかけが、人生を大きく左右するのではなくて、地道な努力をその人がいかに継続できたのかどうか、ということがその人の成功を呼んだという捉え方をしているのだそうです。

「どの人も、ある一定の努力を長期間続けた結果何かを手に入れて来た訳で、そこをなんとか番組で伝えようと思って来たのですが・・・」だそうです。子どもの頃、なんだか前衛的で進歩的で時代の先端を走っている人なのだなあ・・って思いながら眺めていた彼のホスト番組Ryu’s Barっていうのを見ていましたが、その考え方はとってもオーソドックスなものだったのかもしれないなあと思ったりしています。今はちょっとした工夫とか、誰それの一言が・・とかそんなことに皆、気を取られすぎているのではないかなあ・・・やっぱり攻め方は王道で、時間と手間はかかるけれどってなところではないのでしょうか。短時間で書いているこんなブログではこの程度しか表せませんけれど・・・。

 

 

グラデーション

物事にはグラデーションというものがある。グラデーションというのは、徐々に変わっていくということである。気づけば変わってたじゃん・・ということなのかもしれない。例えばですね、1年前のこのブログの記録を見てみて、おお・・変わってるなと思うこともあれば、あれ?全然変わってないぞ・・ということもあるわけでして。マイクロソフトのオフィスとかっていうソフトウエアをお持ちの方がおられたら、試しに開いてみてくださいな・・フォントの色を選択する画面。グラデーションっていうのがあって、各々の色をきっちりと指定する画面があれば、なんだか連続的に色の変わっていくような円形のもので、大体この辺り!ってクリックして色を指定するものとか、色々あると思うのですよね。何が言いたいのかっていうことなのですけど・・・ちょっと忘れてしまいました。自分では気づかないうちに、何となく変わっていたな・・っていうこととかがあるのじゃないかなっていうことなのです。私にとっては、やっぱし毎日の診察手順だったり、診断への筋道だったり。毎日多くの患者さんに会っていると、何となくこれは(瞬間的に)この病気だな!とか、この病原菌だな!っていうひらめきが生じる瞬間ってあるのですよね(ま、それがその通りだったり、そうではなかったりするのですけれど・・泣)。そういう思考回路は何となく、自然に、無意識のうちに・・自分の中に備わってくるのものなのであります。もちろん、それを裏付けるための知識のアップデートは日々怠ってはなりませぬ!!!(でも・・ホントにすごい人達は、それを言語化できて、世間に発表できる人々なのであります)。

数日前に撮った晴天のクリニック周辺の写真です。あんまり好天だったので、もいっかいアップしてみましょ・・。何となく端っこに写っているバスが、ええ塩梅でしょ?

そういえば・・・世の中、グラデュアルに変えていこうよ・・というのが保守主義というものであるってむか〜しむかしに教わったなと思っていたのですが、東工大の中島岳志先生がそうおっしゃっていたビデオクリップを最近見まして・・・う〜む、今の世間的な文脈の保守ってものは、それと似ても似つかぬものに成り果てているな・・・って思ったわけでゴザリマスル。

日々考えていること

1月26日木曜日 晴れ

雪が融けてきています。朝は坂道が凍てついており大変危険な状態だったとのことです。今日はスカッと晴れた気持ちの良い1日でした。さてさて、診察室はと言いますと・・・胃腸風邪が大荒れの一日、というかここ数日です。今回は嘔吐が主体で、あまり大腸の症状は強くなさそうです。発熱は3割程度の方にみられています。胃腸風邪・・・感染性胃腸炎とか流行性嘔吐下痢症という名前が付いていたりします。要するに、ウイルスが原因で発症する嘔吐や下痢、発熱といった消化器症状を主体とする症状を呈する感染症のことを言います。よく、ノロですか?って聞かれるのですが、ノロかどうかは厳密には検査をしないとわかりません。京都府の感染症のサイトを見てもノロウイルス感染症という項目は出てきません。

http://www.pref.kyoto.jp/idsc/index.html

例えばノロウイルス迅速検査キットを用いた診断は、3歳未満か65歳以上、あるいは特定の疾患で免疫抑制状態にある患者にのみ保険適応となっているため、確定診断が把握できないからだと思われます。ご存知の方もおられるかもしれませんが、ウイルスに対する特定の薬剤があるものは、現在ではインフルエンザ、水ぼうそう、エイズ、B型肝炎などごく限られたものしかありません。幸いにして(?)、ノロかどうかは治療上はひとまずあまり重要ではないのです。ひとまずと書いた理由は、3歳未満や65歳以上の方で、重症化することもありますので注意が必要であるという意味です。なので、普段の診察で特別に重篤な症状のない子供さん達にわざわざ保険適応でない検査を自費で施行することによりノロかどうかを確定づける意味合いがほとんどないのです。だから・・・病院へ行ってノロかどうか診てきてもらいなさい・・という助言はナンセンスなのですね。ただでさえ不安なお母さん達を、さらに惑わす一言となりますので要注意。嘔吐の懸念のある子供さん達には、すぐに病院に行ってお薬・・というよりも、まずはじっくりと少しずつ水分補給の手立てを考えてあげることとなります。ただし、慌てて飲ませてはいけません。子供さん達は、吐いて少しスッキリすると、すぐにゴクゴクと飲んでしまいますので、その直後に再度、今度はその倍ほど吐いてしまうことになります。すると、プラスマイナスゼロ以下になりますから、嘔吐されたら1−2時間は最低限様子を診た上で、スプーン一杯の水分から与えてみて、様子を見ることが良いでしょう。スプーン一杯がおさまって十五分ほどしてからまた一杯、そのうちに徐々に量を増やしていくことが重要です。その日の目標は、おかゆでしたら、上澄みプラスアルファくらいに置いておけば良いと思います。少し塩分や糖分は含んでいた方が吸収効果は高くなります。この辺りのノウハウはなるべく診察の時にお話するように心がけております・・・。

今の時期の診察は、慢性疾患の患者さんの診察を少し処方間隔を調整しつつ、急性疾患の患者さんにも診察時間を空けておかないといけないなあと思いながら、診療に当たっています。抵抗力の落ちた慢性疾患の患者さんと、急性期の感染症患者さんと、予防接種に来られる子供さん達の接点となる狭い空間なので、やはり色々と気を使わねばなりません。また、同じ発熱と咳などと言ったコモンな症状であっても、インフルエンザや胃腸風邪に混じって来られる細菌性肺炎や、心不全の患者さんを見逃したりせぬように細心の注意を払いつつ、在宅療養の受け持ち患者さんなどの管理も行う必要があり・・・結構大変な時期なのですね。はふぅ・・。

これが数日前、というか一昨日で・・・

これが今日。同じ場所とは思えない!

立て込む等圧線

1月15日 日曜日 曇り~雪~曇り~雪・・・・

強力な寒波ですね。始まりが雨だったので、地面近くは氷でその上に湿雪という、除雪には最悪の状況です。う〜ん、こちらに来てから・・指折り数えて、かなり上位ランクインの積雪だと思います。昨日の夜はちょっと怖いもの見たさにウロウロしてたのですが、石田から国道に向かう交差点が、融雪の水たまりでえらいことになってました。そして今日は朝から雪と戯れる一日。今日学んだこと・・・①向かい風に除雪は非常につらい ②端から順番に、が良い時もあるが、まずは要所要所を抑えてからの方が効果的なこともある。 ③積もっている雪は少々のことでは融けないが、地面にちょっとだけ残っているヤツらは結構簡単に退散しなさる。 ④乗って動かす除雪車(除雪機ではなく)が欲しい・・・・ ⑤天から降ってくる恵み(時には災いとなるのですが)には、それを排除するために必要とするものから考えると・・・ガソリン数リットル、全身の筋肉の酸素消費量、などという相当な力学的エネルギーが潜んでいるのだと思われる・・。 以上。

あ、今日はセンター試験の日だったのですね。試験の日に大雪って結構な確率であるような気がする・・。何とかならんのかなこの日程、受験生の皆さんガンバレ!!(もう終わってると思うけど)

 

とうとう・・です

1月14日 土曜日 ホワイトアウト!

finally…今日の外来は一仕事してから、体ポカポカ、首筋キンキンで始まりました。そして患者さんへ一言「とうとう来ましたね」まあ数日前からのダルマさんのマークですから、皆覚悟はしていたのですけれど。ちょっと破格な感じのお天気です。積雪を経験していつも思うのは、やっぱり世の中”ほどほどに” ”そこそこ”が重要やなと・・・。中庸というやつでしょうかね。極端はいけません。患者さんへの次なる一言は「どうやって来られたんですか?」。だいたいが、息子に送ってもらいましたとかだったのですが、時々ご近所の人に・・ていう方もおられます。少し前まではそれに対して「あ、そうなんですか。親切な方がおられてよろしいですね」と返していたのですが、最近時々「それはどなたですか?」と言ってしまうことがあります。もちろん時と場合によるのですけどね。とてもじゃないけどお一人で帰っていただくのが不安なケースがあるのでして、もう職員も先に気を回してくれて、ご近所の方に待ってもらっています・・とか、色々あります。都会じゃありえないでしょうね、こんな対応。世の中助け合いっていうことで・・・。ま、幼児は(かつての私)、老人は(未来の私)ですからね、皆さん! 毎回カルテの書き出しには病歴、家族構成、頼れる方々の記載、介護度などなどで始まります。かかりつけ医として把握すべき事柄が、なんとなくわかって来たような気がするこの頃です(5年経ってようやく・・・)。そして何かあった時には、何とか力になりましょうという気概を持たなくてはいけないという自覚・・(これは往々にして力不足なこととなりますが)。雪に閉じ込められると色々と考えますが・・、また週明けはやらねばなりませんな、雪かき・・・ガシガシと。

img_2034

あまりにもこの状態で野ざらしはかわいそうなので、移動させました。屋根のあるところに・・。はみ出してますけどね。ワイパー立ててるのですけどもう少しで曲がりそう(× ×)

あけましておめでとうございます

1月1日 日曜日

今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

新しい年が穏やかで、皆様にとって幸せの多い一年となりますように。

TOPへ