京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

そろそろやってきた!?

1月30日 土曜日 くもり

ぼちぼちと増えてきましたよ、インフルエンザ患者さんが。先週頃に大学病院から届いたメールではインフルエンザ感染者の増加についての喚起が記されていたので、そろそろかなと思っていたのですが。今週くらいから徐々に増えてきた印象があります。今の所A型インフルエンザが多いようですが、あまり顕著な差は見られていませんね。ご近所の小児科クリニックの先生がマイコプラズマの患者さんも相変わらず多いようだとお知らせ下さいました。暖冬であったこのシーズンもいよいよ本格的な風邪流行の到来のようでもあります。

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みなさん暖かくしてお身体気をつけてお過ごし下さい・・・

2分の1成人式ってなんだ・・

1月29日 金曜日 雨

今日もあめ、昨日もあめだったような・・・そして明日はどうなのか?

知らなかったのですけど、2分の1成人式っていうのやってるんですか?今。小学校の4年生(?)くらいの頃に。20歳の2分の1の10歳の頃といえばちょうどそのくらいの学年になるのでしょうかね。ふ〜ん、知らなかったな。まあどこでもやってるって訳ではないのでしょうけれど。で?どんなことするんだろ、その式で・・・

このひと・・そのむか〜しむかし、東京であった学会に出席した時にたまたま一人ではいってみたライブハウス(八王子の辺だったような気がシマス)で演奏していた”かとめぐさん”です。ツイッターでたまたま最近演奏されているようなヤツをめっけましたので貼付けてみますね・・・姫路って書いてあるけどな?! アコギってこういう曲を歌うために存在しているような気がしますね、うんうん。

寒い一日

1月24日 日 clear sky so far

過去有数の寒波が到来するということだが、今の所この地域は音無しの構えである。山側の空はどんより、海側はカラッとしている。ニュースでは日本の上に細い縦じまの等圧線が並んでいる。九州とか四国に積雪だというが、この辺りはまだまだこれから?なのだろうか。往診先のお宅の皆さんも、お部屋を暖かくして過ごしておられるだろうか・・気になるところ。診察する時にシャツをめくりあげて頂くのだが、ベルトの下から次から次へと重ね着が出てくることに、いつも一緒に笑ってしまう。5、6枚の重ね着なんて普通のことだ。自治体も軽くて暖かい防寒用の衣類を支給するなどということを考えても良いのではないだろうか・・ふと考えてしまう。ふるさと納税も良いのだが、実際にふるさとに住んでいる人々にできること、まだいろいろあるのではないのかな。ま、街中同じジャケット着てる人ばっかりになると、それはそれでやや異様な光景になるのかもしれないけれど。今回の全国的な荒天、すこし前に起きたスキーツアーの事故、大臣の汚職嫌疑そして残された期限切れ食品の横流し・・・ あいかわらず迷走する社会である。長引く”低迷する経済”、テロや富の偏在など世界共通の課題を癒す処方箋は未だ判然としていない。人、モノ、金に国境がなくなり、世界的にいわゆる選択と集中が行われた結果、今までにない大きな格差が生じてしまっているようである。朝のテレビ番組を見ていると、みなさん異口同音に「強い経済を取り戻す」という常套句が聞こえてくるのだが、果たしてそれは可能であり、もしもそれが実現できたとすれば、本当により良い社会に繋がるのだろうか? 株主資本主義がもしかすると軋みをあげて沈んで行こうとしているのではないか?という意見は大きく取りあげられはしないのだが、私には変わらず説得力を持って聞こえてくる。

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ん、やはりこれからか・・・

 

ホクホク

1月19日 火曜日

とうとう・・・夕方から雪景色ですね。

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finally….

ま、いつかは。一年一度は・・・ってことですか、神さま。そんでから、最近あった嬉しい事ですけどね。まあ、予期せぬプレゼントをもらったっていうこととかありまして。

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寒い日に首に巻き付ける例のモノですね。 こんなのもらった事無いからなあ・・って言ったらちょっと奥さんの頬がピクッて動いたような気が。こういうの、つくってくれている過程を想像すると、しみじみとますます嬉しいものですよね。海援隊のファンで、好きな食べ物は?と問うと「麺が多めのヤキソバ」ですって。最強の天然中②女子やな・・・(^ ^)

ほんの遊びですよ・・

1月17日 日曜日 当番日

昨日の午後に医院前のタイルを掃除してみた。気温の低い冬場に水を扱うのは嫌なのだけど、年末大掃除の際に手が回らなかったことへのツケだと思いながらゴシゴシ。ぬれている状態だととてもきれいになったように感じたのだが、翌朝になって、乾いたところを見てみるとさほどでもないような、やってもやらなくても同じような・・・。ところで思うのだけれど、年末の大掃除とか季節毎の執り行いとか、できる人もあればできない人もあると思う。できる時もあればできない時もあるのだ。同様にですね、人にありがとう・・って言える時もあれば、何となく言えない事だってある。いや、言いたくても言えない事だってある。同じように、さようならや、ごめんなさいも。そんなことですよ、人間って。

今日当番日のお昼休みに情熱大陸に出ておられたとある癌センターの外科医の番組を見ていた。小生も少しかじっていた分野の困難手術をたくさんこなされている希代の外科医である。直接に存じ上げないのだが、好感の持てる方という印象だった。神の手を持つ外科医・・・”とても嫌いな言葉ですね”と語られていたのが印象的。神のような心を持つ外科医・・なら僕は好きだな。そもそも、外科医ってのは・・・右手を看護師さんに差し出すと、自分の思っている器具が出てくるということに満足して、かくあるべきと職場のみんなを教育しようとするものである。それが私は大嫌いだったのですね。右手を差し出すと、ある時にはケリー鉗子がでてきたり、またある時にはメッツェンバウムがでてきたり。それで私はいいのだ。いや、それがいいのだ。そして出てきた器械に・・自分を合わせて動かすのだ(まあ、そうも言っていられない局面もあるのだけれど・・・どば〜っと出血とか)。そもそも・・・自分の職場の人間を、あ・うんの呼吸で動く人間ばかりにしようとするってことが私は大嫌いでならなかった。そうしようとする人を見るのが嫌だったな。たぶん・・自分がそんな教育を受けたくなかったからなのだと思う。そしてとうとう・・こんな人間になってしまったのだ(ヤレヤレ)。まあ人生なんてね、ほんの遊びですよ。

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小生・・・とうとう全国デビューを果たしたようです!!

センター試験の国語の問題ですか?土井隆義「キャラ化する/される子供たち」っていう論文が題材となったらしく、その中に伊藤剛さんっていう評論家のことが引用されていたそうです・・・。いじめとか関係依存とか排除とか・・若者達の現代社会についての鋭い評論をされている土井先生の著書、ちょっと興味があるな、読んでみよ。

で、ウチの息子も答案の最中にオヤジの名前が出てきてかなり調子が狂ったとさ・・・   (× ×)

診断のゲシュタルト

1月16日 土曜日

何となく、そんな気がする・・ということ。日常でも時々ありますよね。そ、我々もあるのですよ。なんとなく◯◯という病気のような気がするってことが。言葉で説明はできないのだけれど、ちょっと病歴を聞いた瞬間とか、患者さんが診察室に入って来られてから、椅子にすわってお話をされる数分間、いや数秒間の間にピンとくること・・・。たとえばですね、年に数回お目にかかる疾患で見た瞬間に診断のつく病気であるところの一つ、帯状疱疹。いわゆるヘルペスって言うやつですね。もちろんごくごく典型的なものから、発疹がパラパラっていう感じのおとなしいものまで。もちろん血清抗体価の検査をすれば良いのですけれど、そのお世話にならないといけない事はごくごくまれな訳です。見た目でわかる!私のようなものでも・・・。で、その根拠を説明せよと問われると、困るのです。でも、そういうことについて言語化する事に秀でた先生方には、簡単な事のようでして、たちまちに一冊の本が出来上がるのですね。

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ゲシュタルト・・・いわゆる見た目、というような視覚的な情報から構成される知覚的現象のことのような。つまりですね、ヘルペスの皮膚所見は・・・「数ミリ程度の水疱形成が集属する事によって、平面的なある一定の皮膚所見を呈して、全体として帯状に広がる病巣を形成するに至る状態。一つ一つの水疱に着目すると、それぞれの周囲には若干紅斑をともなう数ミリの環状の色素を認めて、時間とともに水疱部分に痂皮を形成していく」ようなことになるのだろうか。ま、これは小生の拙い表現なので、正確には教科書を御参考頂きたい・・・。溶連菌感染症やその他の呼吸器感染症などでも何となくこれは・・・というような事がありますね。そんなことを言語化する事に秀でた人達がたくさんの参考書を著してくれています。良いな、今の世の中・・・私たちが学生の頃にはなかったよ、そんな書物は。高価で分厚〜い書物をヨイコラショって引っ張り出してくるしかなかったもの!

人間の土地

1月12日 火曜日 寒い雨

前日がお休みで一日トクをすることになるこの一週間。最近往診をしている患者さんの容態が悪くなって、基幹病院にお願いをする事がしばしば。普段の健康管理を担当する小生の見立てが悪いということにもなる訳で・・ちょっと気を引き締めなければ。日頃から協力して在宅医療を行っているケアマネジャーさんとも、月1度の定期的な懇談を夜に少し。いろいろとお互い困難な患者さんのケースについて話しあう。結局こういった困難事例の共通的な問題点として、制度と制度の狭間に落ち込んで身動きが取れなくなっている例や、設定されている仮定から漏れている状態であったりというのがあげられるのだが、こうした方々を救うのは、結局私たち担当者のちょっとした、”ちょっと〜〜してあげよう” 精神なのではないかという結論に落ち着いた。いや、我々だけではない。隣近所の住民の方だったり、民生委員の方だったり・・・何かのご縁のあったこの方のために、できる範囲で、ちょっと頑張ってあげよう・・という行為が寄せ集められて、かろうじて成り立つような在宅医療が、そこには確かに存在するのだ。ニッチな場所での安住を求めている人々がこの世の中には存在しているのだ。

Unite!

おうちに帰ってからは、平川克美師匠のメディア媒体でのインタビュービデオクリップを視聴した。これからの世の中、「うまく生きよう」ではなく「まともに生きよう」が大事なのだというお言葉・・・骨身に沁みるものだった。

 

 

 

「人間である事は、とりもなおさず責任をもつことだ」 (サン=テグジュペリ)

雪のアンデス山脈に不時着したパイロットは、数日間雪山を彷徨った後に、渾身の力を振り絞って谷間から這い上がって自分の姿を発見されようとしたのだ。残された妻に保険金を手にさせてやるために・・・。愛するもののために、「もうすこしだけ心臓よ、動いてくれ」と心に念じながら、這いつくばってでも歯を食いしばって頑張るということの素晴らしさを教えてくれる。

 

マッチポンプ

1月11日 月曜日(祝)

成人の日である。たまたま目にしたテレビのワイドショーは、やはり荒れる成人の日とか、涙の成人の日というものであった。コメンテイターさん達は、眉間に皺を寄せながら、荒れる若者たちに苦言を呈していたが、ワイドショーとしては何事もなくおとなしい若者が、ただただ偉い人の訓示を聞くだけの式になってしまっても視聴率は取れない訳で、それなりにやんちゃな彼らに感謝しなくてはいけないのではないだろうか・・などと考えてみた。そんなに眉をひそめないといけないと本気で思っているのなら、そんな場所は警察に任せておいて、ノコノコ出かけて行って「どうしてそんな行動をしているのですか?」などと取り合ったりせずに、ひたすら無視を決め込んでおけば良いのである。誰も見向きもしなければそのうちそんな面倒な事やる人もいなくなるでしょ・・・。わいわいがやがやと怒鳴り立てる人達とそれを仕事のタネにする人達の持ちつ持たれつの関係性・・・。 そんでもって、休日の私の行動はといえば・・家でゴロゴロしながら本を読んだり、家族と話をしながらケーキを食べたり。それなりに満足して過ごしているのだが、とある経済学者に言わせると・・そんなのんびりした平和な休みの日の過ごし方よりも、昼間っからスタンドで立ち吞みをして、パチンコに行っては稼いだ小銭を競馬に突っ込んですってんてんになってしまう。やけ酒をあおって帰宅した家では奥さんと口論をして・・・などというほうが経済活動には貢献度が高く、経済指標を底上げするのに役に立っているという考え方も出来るそうだ。なるほどな。私はまったく三本の矢に貢献していない不逞の輩である・・・

 

 

 

GDPなんてあげなくても平和にのんびり家族仲良くすごせるほうがいいじゃん・・・

今年一年の計は・・?

1月8日(金)

新年も2−3日おしごとをするとお正月気分も完全にぬけて平時の心持ちになってくるものである。今日は夕方診察後に宮津のとある場所で開かれた「丹後ではたらく人の会」(だったと思う)に参加した。知り合いの看護師さんがお誘いくださったのだが、いざ行ってみるととっても多くの方が参集されていて驚いた。会の成り立ちとかはあまりよく知らないのだが、今回で3回目とか。色々な分野で活躍されている人たちが集まっており大変おもしろい会であった。メインイベントは丹後の星・石野先生の行っておられる先進的な取り組みについてのご講演。皆さんよくご存知だと思うが、いわゆるエンディングノート作成を地域で進めていこうというプロジェクトである。全国ニュースでも取り上げられているユニークな試みであり、今後も注目されるものである。他にも地方議会の議員さんや、新聞記者の方、さらには京都市内からも「認知症の人と家族の会」という公益社団法人の方が参加されており(http://www.alzheimer.or.jp)、2017年に開かれる予定の国際会議のことや京都式オレンジプランに関連した団体の取り組みなどを紹介されていた。かと思えば、日頃からよくよくお世話になっている訪問看護の方や、訪問リハビリテーションをしておられるPTの方もそれぞれに日ごろのおしごとについて熱心に語っておられた。ともすれば行政に文句ばっかり言って、現状への不満を蓄積してしまいがちであるが、どっこいやっている人はやっているのだなということを再認識した。みなさん元気だし熱かった・・・。

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今週は医師会の先生方ともお会いする予定であり、こうして新年の行事は一段落。またコツコツと自分のおしごとをする毎日となる。

新年あけましておめでとうございます

1月1日 金曜日

旧年中はいろいろとお世話になり大変有り難うございました。

無事に新しい年を迎える事ができること、ただただ感謝です。

クリニックは4日から平常どおりの診療体制にもどります。今年も一年どうぞよろしくお願い申し上げます。このブログも、もう少し・・医学的に皆様のためになる内容にブラッシュアップするように心がけていきたいと思います。

猿&大仏

あ、お気づきの方もおられるかもしれませんが・・ブログのアップってあとでまとめてやることが可能なんですね。むかしの夏休みの宿題の絵日記を、夏休み終了間近にまとめてやるような・・・そんなやり方です(いつまでたっても成長していない)。

 

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