京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

気づけば我が身も??

8月30日 木曜日晴れ

昨日の夕立も一瞬の出来事で、きょうも比較的よい天気だった?ようです、たぶん。水不足が心配されている地域もあるようで、豪雨かと思えば、日照り続きと今年の天気は困ったものです。収穫の秋に向けてそれなりに天の恵みがありますように・・・。

さてさて、とある情報筋によりますと。『いとうせんせい、横幅は昔のまんまやけど、ちょっと前に出てきはったような気がするね』というヒソヒソ話が聞こえてくるとか・・・。ま、少し自覚もあるわけですが。BMI26にはまだまだ余裕がありますので、あまり気にしてはおりません(きっぱり)。前に出るのはみっともないので、これは修正をしようと考えてはおりますが。昔(今も)大変お世話になった先生の一言『女の人はすこしゆったりしてる人の方がおおらかでええな。』(セクハラに該当したらすみません、訂正削除いたします)。やせるも良し、ぽっちゃりするも良し、人間姿かたちで判断してはなりませぬ!

鞄

職員のみなさんにいただきました〜 ”往診かばん”です。ありがとう〜〜♪ やっぱり見栄え悪かったですか?◯ュ◯ク堂の手提げ紙袋・・・決してあれでずっと通すつもりではなかったのですが(笑)。妻には何度も色々と勧められてたんですが、なかなか足を運べずにいましたもので・・。明日からさらに往診がんばります。

メタボなるもの

8月28日 火曜日 晴れ

百万人規模のアジア人を対象とした前向き研究の結果が出たようです。お題は『BMIは死亡の予後因子になるかどうか?』

BMIとはbody mass indexと言って、肥満の度合いをはかる単位ですが、計算方法は単純で体重を身長の二乗で除したものです。そのコホート研究の結果やいかに???

BMI 25.1 – 27.5の死亡率が最低であったとの事でした。BMI25と言えば、身長165センチの人で体重が68キロということになるのでしょうか? いわゆる、小太りさんもいいところですね。去年のニューイングランドジャーナルオブメディシンという権威ある医学雑誌の論文です。もちろんシメの文章としてUnderweight was associated with a substantially increased risk of death in all Asian populations. The excess risk of death associated with a high BMI, however, was seen among East Asians but not among Indians and Bangladeshis.となっておりますので、太り過ぎは良くないというのではありますが・・・にしてもインパクトのある結果です。メタボ健診の行く末やいかに??

Glass

早めの誕生日に家族からもらいました。タンブラーです。本当はお茶ではなく、ウイスキーが似合うのでしょうけれど・・・

 

physically challenged personのこと

8月27日 月曜日 晴れ

昨日は地区の川の土手の掃除というか草刈りの日でした。9時からは外科の当番日で医院を開けなければならない日だったのですが、作業の開始は7時30分ということでしたので、幸いにして(残念ながら???)間に合う時間でしたので、前半だけでしたがお手伝いをして来ました。土手と言っても、かなりの斜面を有する場所なのですが、重そうな電動草刈り機をかかえながらバランスよく移動されていたり、這いつくばうようにしながら鎌で作業をされている様子をみながら感心する事しきりの1時間でした。汗だくになってシャワーを浴びて当番日の仕事についたわけですが、その日は比較的ゆっくりと仕事ができて助かりました。今は肩と腰の筋肉痛とたたかっております。

草刈り

昨日は24時間テレビも放映されておりましたが、ここで描かれる身体障害者の方々のストーリーがあまりにも画一的というかお約束の描かれ方であり少し違和感を感じながらの視聴でした。もちろん多くの支援金が集まってそれが役に立つ場があるというのは、こういう全国ネットの番組ならではの大変意義のある事ではあると思うのですが・・

花火とかアイスとか

8月23日 木曜日 晴れ夕方カミナリ

変なタイトルです。夏の風物詩と言えば、『花火』だったり『灯籠流し』だったりします。休憩時間に宮津の灯籠流しの話題がでておりました。かくいう私はまだ見物をした事がありません。なにせ勤務医時代は灯籠流しの日はどうやって自宅にたどり着くかということが課題でしたので・・・。縦貫道路が与謝天橋立に延長されてからは当日の渋滞は緩和されたと聞きますが。花火大会と聞けば心躍るのではありますが、今となってはまず、”アクセス”を考えてしまい、行くのに憚られる訳ですね。喜び勇んで小さな子ども達を連れて行って、花火がどーんと上がった瞬間に号泣して即退散・・という憂き目にあったというトラウマもあり(南丹八木町やミネソタシルバーレイクなどなど 泣!)、どうも花火と人ごみに突入して行くのは今一つ気がすすまないのです。ということで今年の宮津の花火は医院の駐車場から眺めておりました。週末は伊根町の花火大会のようです。楽しみにしておられる皆さんは多い事でしょう。

残暑はまだまだ続いております。仕事が終わってからは夜な夜なアイスに齧りつきながらソファに寝転がって読書をしつつ、気がつけば沈没しております。翌日は読書の続きを探しながら、また同じところで沈没。

さるぼぼ

職員のNさんから頂いた飛騨高山のおみやげです。”さるぼぼ” さてふくろう君と仲良くできるでしょうか??

aftermath…

8月21日 火曜日 晴れ

オリンピックは終わり、いつの間にか高校野球も準々決勝である。テレビでは相変わらずオリンピック選手にいろんな食べ物を食べさせたりして楽しんでいるようである。銀座のパレードは50万人が集ったとの事。たくさんの楽しげなニュースの中で悲しいニュースが一本。内戦にあるシリアの国内で日本人の女性ジャーナリストが政府軍の銃弾に倒れたらしい。何で命を張って危険なところに行くのかという方もおられるかもしれないが、命を張ってでも伝えるべき何か、があったのであろう。ご冥福をお祈りしつつ、その『何か』を知ろうと思う。

Autumn sky

『いつかは誰もが死ぬわけですから、不死身だと思ってはいけないけれど、"自分は大丈夫"と暗示をかけるところはあります。生き残るために、これでもかっていう安全対策をしてきたんだから、って』

『私はわからないことはわからないって、はっきり言うことも大切だと思います。二極論じゃなく、グレーゾーンもある。「で、あなたはどう思いますか?」って考える材料を提示したいです"』

『今は、誰もがスピーディーに答えを欲しがる時代だけれど、答えがすぐに見つからないこともあるんですよね』

ツイッターから拾った彼女の言葉です。

終戦の日

8月15日 水曜日 晴れ

朝から可燃物を出し忘れ少しダメージ。

昨日宮津市の大型スーパーマーケットにお買い物に行くと展示ギャラリーで戦争の遺品展がありました。子どもたちと興味深く閲覧して来ました。ところどころ破れたり、血液?とおもわれる痕がついた軍服や、金物のヘルメットなどの展示があり、手に取って眺める事ができました。ぺらぺらの薄い金属でできたヘルメットでは流れ弾すら跳ね返すのは難しそうな感じです。冬に羽織ると思われる軍用のコートも今ではところどころ朽ちて、当時の過酷な状況が伺われます。息子曰く『原爆記念館よりもすごい展示かもしれない・・』実際に手に取って眺める事ができるのは貴重な体験でした。

ミップル

なかでも赤紙が何とも言えない存在感を放っていました。

BBQ,御巣鷹山・・そして雨

8月13日 月曜日 雨〜

10日の金曜日は車で30分くらいはなれた診療所の先生にお誘いを頂き、BBQに参加して来ました。数年前に、ある地域の長年の住民の方の悲願であった診療所の再開に一肌脱がれて、京都市内から来られた先生です。僕が学生実習をしているときにちょうど大学病院で講師をしておられた事もあり、こちらは一方的によく存じ上げている方です。大学実習の頃からパワフルに学生の相手をされ、進路選択時にはその科も選択肢に入っていたものです(こういうと、『そいういうやつは多いんやけど結局だれも選択せんかったもんな!』と、先生は言っておられました。)兵庫県のほうで診療所を営んでおられる、先生の1年先輩のかたも来ておられて、とてもにぎやかな楽しいバーベキューとなりました。他の診療所の先生や、職員さんともお話ができて、自分の職場を考え直す機会にもなりますしとてもよい経験となりました。妻や子ども達も楽しかったようです。ほ◯かわ先生どうもありがとうございました!!

そして昨日8月12日は高校生の最後の夏に起きた悲惨な航空機事故の日でした。大学受験を翌年に控えた夏休みの1日を大阪大学の図書館で勉強をして(?)過ごし、閉館とともに帰宅をしたときに、羽田空港発の大阪行きJAL123便がレーダーから消えたというテレビのテロップとともに、夜を徹した捜索が行われていることが連続的にテレビで報道されていました。原因については金属疲労による圧力隔壁の損傷により尾翼部分が失われ、されに油圧系統が故障したものであるとされているようですが、いろいろな証拠や証言から、この他にも諸説があるようです。ボーイング社の社内の捜索拒否やアメリカ軍の協力支援を政府が断ったのではないかなどという噂もあり、ネットでは今でも議論があるようです。遺族の方々にとっては忘れられない、悲しい1日であることと思います。高校生であった私もこの事故の衝撃はとても大きかったように思います。いまではボイスレコーダーの会話も公開されており、その当時の機長や副操縦士の方の必死の立て直しの様子も知る事ができますし、小説『沈まぬ太陽』や『クライマーズハイ』はそれなりにリアリティのある名作となっています。また、事故現場からのご遺体の収容、検屍などの確認作業は夏場である事もあり、その身元の特定には困難を極めたようです。群馬県内外の医師や法医学者や歯科医師などが献身的な作業を担われたという事です。上野村の墜落現場には毎年、遺族の登山が行われ、合同慰霊祭が行われているようです。311の震災もそうですが、決して我々が忘れてはいけない歴史のランドマークの一つだと思います。

オリンピックなどの華やかな行事とともに、8月は終戦記念、原爆、御巣鷹山など悲しい出来事を思い出す時期です。お盆のお休みは骨休めとともに、ゆっくりと色々な事を考える貴重な時間(にしたい)です・・・。

うすうす気づいてはいたんだけど・・・

8月9日 木曜日 晴れ

ってことがよくありますね。アメリカの水泳のスーパースターはとうとう認めてしまったようです・・・。

"We do pee in the pool." " its kind of a normal thing to do for swimmers. Chlorine kills it so its not bad."

っていうことだそうです。市民プールに行くと幼児用の方はなんだか生暖かいのは、単に水が少なくって暖められ易いからではないよねっていうのは誰しも考える事なのでしょうけれど、まさかオリンピックプールの中でも行われていたとは・・・。まあ水中で体が冷えると末梢循環が少なくなり、相対的に腎血流量が増えて、尿量が増加するなんてこともあるのかもしれませんし、真剣に練習してる最中は面倒くさいっていうのも理解できなくはないですけど、そこまで堂々とインタビューに答える金メダリストもやはり並の心臓ではないですね。

っていうことで、やっぱり金メダリストもやってました。プールの中でおしっこ・・・

Newcomer!

新しいふくろう君がやって来ました!みなさまよろしく。受付の奥の方で皆様をお迎えしております。義兄の職場の方が作って下さったのです。ありがとうございます。

不都合な真実

8月8日 水曜日 晴れ

F1と呼ばれる野菜がある。F1とは自動車レースのことではなく、いわゆる一代雑種と呼ばれる、ある一定の特徴を持った規格のそろったものを収穫するための種を使用した野菜などの作物のことである。モノクローン(単一のクローン、遺伝子)というほどではないが、遺伝学的にかなり似た配列をもつもので、そこからできる作物は同じ大きさで、同じ味がする。普通なら1−2週間の幅で収穫されるところのものが、3日間などの短期間に集中的に収穫されるため、非常に効率よく、流通させ易いものが収穫できるようになっているのである。その結果、食べ易い、安価な野菜を消費者は手にする事ができると言われている。これに対して、固定種と呼ばれる、農家独自の代々受け継いで来られている種は、味がおいしいという観点でセレクションを受けてはいるものの、長いものや短いもの、曲がったものやまっすぐなものなど、雑多なものが生えてくるのである。各農家で独特のものが受け継がれ、また翌年のための種を取るためのいわゆるネギ坊主などが育てられ、引き継がれて行くのである。過度に単一化されていないこれらの品種は、ある病気が流行したり、低気温などでその収穫が危機に瀕しているときにも、一定割合で残っているその多様性のおかげで、全滅を免れる事ができるということになる。一方F1は収穫されるためだけのものであり、そこから種は収穫できたとしても、同様の均一な品種を得る事はできないという点で、一代限りの使い捨ての種なのである。当然、生育環境が厳しくなると一様にすべてが台無しとなってしまうリスクを抱えていると言える。そしてこのような種は、世の中の種苗市場を席巻しており、モンサント社やデュポン社などの多国籍企業3社が全世界のシェアの半分を占めているらしい。消費者が製品を選んでいると思っていても、その実、もとを正せば、種は同じ、なんていうことが日常茶飯事であるようだ。おもえば、市場がグローバルになればなるほど、企業体は均一で安価な原料、素材、そして労働者を作り出そうとするものであろう。世界に打って出て競争しているつもりが、相手の土俵にまんまと乗せられて、競争しているつもりになっているだけ、ということになっているのに気づく頃には時すでに遅し・・・である。安全保障とは、オスプレイの問題だけではなく、はたまた食糧自給率の確保という数字だけでもなく・・なんとも奥の深い問題である。
火の鳥ニッポン決勝戦も頑張れ!!

 

true sportsmanship !!

8月7日 朝に雨が降ったようです

神保哲生さんというフリージャーナリストの先駆けのような方がおられるのですが、彼のツイートから知りました。

アメリカNBCNewsのサイトで日本女子サッカーの宮間キャプテンの試合後の様子が紹介されていたようです。記事のタイトルは”A moment of true sportsmanship, as Japan consoles a defeated France”とあります。http://nbcnews.to/QAotba

フランスとの熱戦で勝利を得た試合の直後に、ピッチで座り込むフランスの選手に近寄り、ボディランゲージ?でひざまずいて話しかけ、最後にはフランスの選手が笑顔で返した、という様子のようです。駆け寄って握手を交わすくらいはよく目にする光景なのでしょうが、一緒に座り込んで話し込むという光景が新鮮だったのでしょうか?記事の締めくくりの一節が印象的でした。

『白熱するこのような試合では、アドレナリンが分泌され、感情的にも高揚するものであるが、オリンピアンは通常ならざるアスリートであると同時に、このような真のスポーツマンシップを発揮しうる存在なのであるという事を知るのは、とても心休まる出来事である。』さすがですね、宮間キャプテン。決勝戦での良い試合を期待しています。今夜は卓球女子決勝、バレーボール女子、サッカー男子とまたまた睡眠不足となりそうですね・・。

TOPへ