京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

ボトムアップで

1月29日 月曜日

朝のNHKのWEBニュースで北海道室蘭市の自治体から、災害時に住民が線路を渡って避難する計画を策定しておくことについて話し合いが持たれているというのが流れていました。なるほど海沿いに長く連なる街並みだと津波災害の際に陸地方面に避難しようとすると線路がその経路の邪魔をしてしまうというわけですね。踏切の地点まで移動するのはほぼ海岸線と並行に動くことになるのでしょうから不効率極まりないと思います。あらかじめ踏切横断ができる地点を決めておくのがとても大事になってくるわけですね。この発案、実は地元の自治会の方からのものだったそうです。当初は市も却下していたらしいのですが、市民の方々の熱意もあって自治体が動いたようです。あらかじめの対策も大事ですし、市民の声をあげていくのも大事ですし、そもそもそのような発案に至ったということが大切なことだなと感じました。自分たちで考えて小さなことでも行動に変えていくことを教えられたような気がしました。

一月逝ぬ

1月28日 日曜日

早くも1月が終わろうとしています。震災で明けた今年ですが、本当にこれからは、穏やかな一年になってほしいものだと願います。さて・・・先日”あの”ビリー・ジョエルがやって来たようですね。最近は簡単に動画がアップされていますが、これ大丈夫なのでしょうかね。結構海外アーティストはOKで、日本人アーティストは固く禁じられているみたいな状況のようですが。ビリージョエルもしっかり観られますね。わかってるな〜・・・なセットリストでした。個人的には今回の中では、Movin’out, Don’t Ask Me Why, Say Goodbye to Hollywoodが大好きです。ほんとのイチオシは” She’s Got a Way”なのですけど、今回は含まれてなかったようです。そういえばこの曲、昔は” She’s Got Away”だとばかり思っていたのです。悲しい曲なのかな〜と。実は” She’s Got a Way”のようなので、その解釈かなり間違っているようですね。まあ、全て聞くと間違わないのでしょうけど、そんなのわからんので誤解してました。 中学校の時にちょっと不良のK川くんが持ってきたビリーのアルバムが初めての出会いでした” Glass Houses”だったですね。 ガシャん、パリーん・・・ズンズンチャンチャンで始まるイントロが衝撃的でした。ジャケットはその音の原因になるらしいビリー(多分)が石を持ってガラスの家に投げようとしているの図。ちょっと不良で、女子にモテモテだったK川君、今ごろどうしてるのかな〜・・・これ読んでくれてたらメールプリーズ(笑)。

 

そもそも論

1月27日 土曜日

大山鳴動して・・・という言葉が語られますが、政治の世界に年末から生じていた蜂の巣をつついたような大騒ぎもなんとな〜く、落ち着いたそうですね。なんだったんだろうと不思議に思っている方も少なくないのだろうと思います。私もモヤモヤを心の中に引きずったままのヒトのうちの一人です。結局やはり、誰に見られても、あるいは誰に説明してもやましいところのないような仕事をすることがいちばん大事なのだな・・・と自らにも言い聞かせる良い機会であったと、前向きに捉えることにしたいと思います。そして、納得いかんな〜と思う人には決して一票は投じないようにしようと改めて考えている土曜日の朝でございます。ま〜それでも、そもそも企業から政治家に渡される献金というのはどう位置付けられているのでしょうかね。最近猫も杓子もにーさ、にーさってうるさいのですけども。渡っている献金はそもそも企業の利益から出ていると思われ・・・それは本来、純資産に含まれるべき当期利益というものから支払われる配当金などに見られるように、本来株主が受けるべき利益の部分となるわけですよね。そうなると、勝手に(?)企業が一政治家あるいは一政党に献金をするというのは、株主の意向に反していないのかどうか、本来株主の審査を受けるべき案件ではないのかとも思うわけです。まあ株主総会とかでちょこっと報告されているのかもしれませんが・・・。色々と考えながらも、まあそれほど自分には関係ないか〜と思い直して、お仕事に取り掛かることといたしましょう。雪もひと段落しましたので、みなさんも良い週末をお過ごしください!

久しぶりにやってきた

1月25日 木曜日

昨日は朝から大運動会でしたね。診察時間中もしんしんと(どういう漢字当てるのだろうか?)降り続きました。午後からは奥の方に参る予定でしたが、在宅訪問をされている方々からの相次ぐ「今日はちょっと危険」コメントをいただきましたので、今回は一旦キャンセルとさせていただきました。路面状況に加えて、現在ちょっと理由ありまして、四輪駆動の愛車がドックに入っているので、二駆の軽乗用車ではおそらく太刀打ちできなかったことだと思います。ということで、午後からは降り積もる雪の中をなんで今?感のある除雪作業を継続していました。結果、終わる頃には止み間もみられるようになり、今朝の時点では昨日の作業後の感じがほぼ維持できているようです・・・パチパチ〜。なので、朝の時間を利用して書いています、コレ。しかし左肘関節が痛い・・・。モミモミしているのですけど、ストレッチの方が効果がありそうだな。今回の雪は瞬間最大風速としてはかなりのものでしたが、私は忘れておりません・・・もう5-6年前になるでしょうか、院前に立山黒部アルペンルートのような壁のできた年があったことを。うん、元気だそ。みなさんも雪の中、アクシデントに気をつけて良い1日をお過ごしください。

出来上がりの図・・・

カレーの日

1月22日 月曜日

今日はカレーの日だそうです。全国一斉に小中学校でカレーが提供された日にちなんでいるのだとか。知らんな〜と思ったのですが、それもそのはず1982年のことだそうです。私の中学校では給食ではなくお弁当でしたからね。文科省のサイトを見てみると、令和3年の統計では小学校99%、中学校91.5%の給食実施率となっていました。給食の内容も以前に見られた補食給食というおかずとミルクのみというのがほぼなくなって、今は全て完全給食(おかずと主食とミルク)になっているようです。そこまでの実施率になっているとは知らなかったです。月額4500円から5000円程度の給食費となっていました。無料化されている自治体は76あるようで、京都府は伊根町がそのようです。確かに子供さんを持たれる家庭においては無視できない出費になりますし、無料化の恩恵はそれなりに厚く感じますね。教育無償化の議論がテレビでは時々なされていますけど、子育ての世代にとっては大きな問題です。と、書きながら、少し前に仰っていた少子化対策の異次元たる所以は結局なんだったけ?と思いましたので、時間のある時にでも、少し調べてみることにしましょうかね。カレーといえば、先日うちに研修に来てくださっている、初期研修医の先生が舞鶴の海軍カレーというのを下さいました。早速食べてみたのですが、野菜があまり目立たず、自慢の牛肉と、煮込みに使用されている日本酒のコクによる旨みが持ち味のようでした。今日は訳あってカレーは食べられないので、一日遅れの明日にでもまたカレー作って食べてみようかなと考えています。それでは新しい週の始まりです、みなさん良い一週間をお過ごしください!

勉強のしうまつ

1月21日 日曜日

1月も後半戦ですね。早いものです。昨日午後からはいつものおべんきょう会である適々斎塾に入塾してます。今日もみっちり受講予定。ちょっと不得手な分野ですので頑張りましょう。昨日は不得手な中でも特に苦手な話題でした。まだ半分ぐらいしか、いや3割ぐらいしか飲み込めていないかもしれません。追加の勉強が必要ですな。普段の診療はある意味時間との戦いでもありますので、なるべく迅速に診察に繋がるように仕上げていかなくては!それでは、みなさん良い休日をお過ごしください。

いろんなこと

1月21日 土曜日

しうまつですね。結構忙しくなる曜日なのですが、なんとなく朝からゆっくりした気分になるのは、おそらく午後からお休みをいただけるからなのでしょう。その代わり・・・午前中はがんばらないと!私が頑張らないといけないということは、その分お待たせする時間も増えているということになるので、その辺りがいつも頭を悩ませるところではあります。なんとか状況を変えたいなと思いつつソロでできることは限界もありまして。ということで、脇を固めるのも大事ということで、新規に職員を増員募集したいと考えています。医療事務・診療補助・看護業務など、お手伝いいただける方を募りたいと思います。ご興味がありましたら、あるいはお知り合いの方でどなたかご存知の方がありましたら→tsuyoshiitoh12@gmail.comまでご連絡ください。話は変わりまして・・・昨日の夜は、今の能登半島を取材された報告をネットで視聴してみました。かなり道路状況は改善しているようではありますが、まだまだ高速道路の半分が崩落していたり、突貫工事的なのでしょうけど、爆速で補修されて迂回路が作られていたり、作業にあたられている方達のご苦労が伺えます。物流は徐々に行き届いているというお話もありました。あのとくし丸さんが活躍されている状況が紹介されていました。からあげクンが大人気のようです。わかる。保温ボックスに大事に収納された商品を配布(多分無償?)されていました。倒壊した家々は赤い紙が貼られており、立ち入りができない(危険すぎて)状態のものばかりです。学生・生徒さんたちが親元離れて、集団避難生活を送ることになったとか報じられていますが、今後は災害関連死をいかに防いで、中長期的にどのように復興に取り組んでいくのかというフェーズになっていきそうですね。とはいえ、まだまだ寒い避難所での生活が続いている人たちは多くおられますので、少しでも早く暖かい空気が届くように祈りたいと思います。昨日購入した六法を引き続きパラパラ斜め読みしていますが、これ暗記するってどれだけすごいねん・・田中角栄さんって思ってしまいました。確か司法試験では持ち込み可だって聞いたことがあるのですが、尋常高等小学校卒の宰相、日本列島改造論・・今ならどんな処方箋を考えられるのでしょうかね。もちろん政治は力なり、金は力なり・・みたいな金権腐敗政治を招いたのではという批判も一方ではあるのですが、勝手に秘書が会計処理を間違えていました、私は知らなかったんですけどね、一旦次の選挙が終わるまではチームを解散します・・・のようなリーダーシップ、責任感のかけらが感じられないような言い訳が通用する今の時代の私たちが金権政治を批評する資格はないのかもしれませんね〜。弱小診療所経営者の端くれとして言いますけど、部下の不始末(違うと思うけど)の責任ぐらい自分で引き受けようよ! さて、通常モードに気持ちを戻しまして業務に粛々と取り組んで参りたいと思います。みなさん良い週末をお過ごしください。

ポケット六法買ってみた

1月19日 金曜日

ついに受賞されましたね。今回の直木賞受賞作品は万城目学さんの「八月の御所グラウンド」と河崎秋子さんの「ともぐい」だったようです。まきめさんと言えば、京都の大学を卒業されて、鴨川ホルモーとか鹿男あをによしとかプリンセストヨトミなど、多くの代表作がある小説家さんです。河崎さんも少し前に「介護者D」という作品を読んだことがあって、お二人とも馴染みのある作者さんでした。よかったよかった。さて、本つながりで最近購入したモノ・・・ポケット六法なるものです。六法全書みてみい!って言われたこと、過去にないですか? 法律でそんなこと決まってるんやぞ・・ということのたとえの表現なのでしょうけど。実際手に取ったことある方は、法学部の学生さん以外にはあまりおられないかと思います。憲法に始まって、刑法・民法・商法・刑事訴訟法・民事訴訟法からなる六法なのですが、これすら知らないですよね。でもこの世に生まれて、日本で生きていく上でのルールが書かれたモノですよね、いわば。これ読まずに世の中生きているっていうことは、トリセツ読まずに家電製品をいじる・・よりももう少し深刻な事態なのかもしれないです(大げさ)。人の家に火をつけたらダメですよ、とか、人を傷つけたらダメですよ、ましてや人殺したらダメですよ・・って、もちろん言われなくてもわかるのですが、系統立てて一度も教えてもらったことはありませんね。むか〜し、まだ幼稚園も行くか行かないかのころだと思うのですが、今でも記憶の片隅にある不安「自分が将来犯罪を犯してしまったらどうしよう」というのがあります。何を荒唐無稽な・・と思われるかもしれませんし、自分でもそんなことは、普通に生きていたらありえないということは頭ではわかっていたのですが、なんとなく不安に感じていたのだと思います。実際に手に取った六法、ポケット版でもずっしり十分に鈍器本でした。他人の家に火をつけるのは犯罪ですよ→「現住建造物等放火」という刑法108条に反するから罰せられるようです。二人で一つの犯罪をしたからと言っても、罰は半々にはならないですよ→共同正犯デスね。他にも色々と、教唆・幇助・犯人蔵匿・証拠隠滅などなど、時々耳にする語句が出てきます。いかんせん重すぎるし分厚すぎますね。と思っていたら、ありました。「こども六法」これで十分のような気がします、というか、これは小学校高学年でマストなアイテムではないでしょうか。もうすでに教えられているのかな・・・昔これ読んでいたら、私ももう少し安心して暮らせていたのカモ(笑)。それでは、今日も朝から小雨ですが、みなさん良い1日をお過ごしください!

 

混沌

1月18日 木曜日

外来診療が、やはり日によってではありますが、混沌としている状況です。9時から12時と限られた3時間で、その後も訪問診療を控えているため、大幅に超過することはできませんので、ゆっくりとした診療ができていないと(おそらく患者さんもそう感じておられることでしょう)思うことがあります。この辺りはやはりどうしようもない部分ではあります。できるだけ効率よく、すべての方に満足していただけて、尚かつ取りこぼしのない診療をしなければならないと考え努力しているつもりではあります。足りないところはまだまだ多くあるとは思いますが、今日もがんばります。世の中色々なニュースがありすぎて、その格差に気が滅入ることがありますね。被災地では、中学生の子どもさんたちがバスで100km離れた地に、集団移動をして学びの場を確保しないといけないようです。子どもさんたちも親御さんもなかなかに過酷な状況を強いられていると思います。集団避難生活をしている方たちも多いですし、まだまだ道路も多くの箇所で寸断されていると聞きます。たまたま休止中であったから良いものの、原発の電源も完全復旧ではないようです。一方では政治家の皆さんたちがお金を弄ぶようなことをしているとか報じられていたりします。その捜査への対応は、被災地へ向かうべき眼を、少なからず自らの金庫に向けてしまっているのではないでしょうか。パレスチナ・イスラエルの戦争はウクライナから世界の目を若干奪う形になっているとも感じますし、アメリカでは大統領予備選挙の火蓋が切られました。台湾総統選挙の投票率は前回を下回ったものの70%を超えるという、私たちの国のそれとは次元の違う数値のようでもあります。一つ一つのニュースが異なる重みと意味合いを持っているな〜と感じます。今こそ地に足をしっかりとつけて、未来を見据えて動く人でありたいですし、そういう人を政治の世界に選ぶ眼を持ちたいものだと考えています。何だかまとまりのない朝の駄文はこのあたりにして、おしごとに取り掛かることにいたしましょう。みなさん良い1日をお過ごしください。

相棒

1月17日 水曜日

最近パソコンとかスマホで入力していると、なんだか訳のわからない、というか身に覚えのない語句に変換されることがありますね〜。あれって何でだろう。今日は朝からおうち、昼subscribe(また出てきましたよ)もとい、昼からおそとの日です。ところで、最近診察室の片隅に置いてあるバディがあるのですが・・・。

このキャラですな。所属事務所のサイトの中で紹介されている言葉を拾ってみると・・・「カービィの前にあらわれる、ザコ中のザコ」なのだとか・・・。「歩いているだけなのに吸い込まれてしまうことも」結構ひどい描かれっぷりですね。でも最後には「ザコでもがんばれ、ワドルディ」ってエールを送られています(よかった)。診察中に一息入れたい時、ちょっと助けてくれー・・・の時に、左前方に視線を向けると、いつも変わらぬ笑顔で私を励ましてくれているのです。ちょっとやばい心理状態カモですね・・・。そういえば、コンピュータのプログラミングとかで、バグという不良箇所を見つけて対処する時のやり方に「ラバーダック・デバッグ」という方法、というか言葉があるそうです。何でも、ゴム人形のアヒル君を脇において、語りかけながらシステム・エンジニアさんたちは「なあ〇〇ダッキーちゃん、このシステムのアレがこうで、コレがああで、うまくいかんのよ〜」とか語りかけながら、デバッグ作業をすると効率的に仕事が捗るのだとかいうことらしいです。ほんまかな・・・。私にとっては、「ラバー・ワドルディ・メディカル・コーピング」とでも呼ぶのかな。診察室で見つけたら・・・だまってそっとしておいてください(笑)

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