京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

淡々と

10月14日 土曜日

イスラエルとパレスチナの戦争状態が気になるこれからの数日間でしょうか。ガザ地区からの住民退避勧告が出たとのことで、一気に地上侵攻が開始されるという可能性が高まったとされています。今回の出来事はもちろんハマスの攻撃が発端ということになるのでしょうけれど、そもそもの対立の原因を考えるとどちらか一方にその責任を負わせることはできないでしょうし、米国・英国など取り巻く諸外国の立場も考える必要があると思います。とは言え、まずは目の前に起こるかもしれない悲劇をなんとか回避すべく努力することが、今必要とされているのでしょう。人道回廊をめぐる交渉がなんとか結実して、危険に晒されている多くの市民の命が救われることを祈ります。さりとて・・・私のしごとは今日も身の回りにあるトラブル・疾病に対処することですので、淡々とこなして参ることにいたしましょう。皆さんも良い週末をお過ごしください!

インタビューは司会が上手でないと

10月13日 金曜日

あんまり縁起のよろしくない日のようですが・・・。朝からとうとう10度前半の気温になりましたね。寒いです。冬になると10度超えるとホッとするのですが。高知で話題のTSUTAYA書店のカリスマ書店員(?)さんを囲んでの、津田さんと能町さんのトークが面白いので、相変わらず聴いています。様々な趣向を凝らした店内のようでして、書店員さんの選ぶ賞とか、3Dポップアップとか、本に出てくる建物などを実際に工作で作ってディスプレイするとか、色々とされているようです。今年の受賞作はウチの人も推している「黄色い家」川上未映子さんの作品です。RIPPLEという清涼飲料(?)が高知のソウルフードドリンクだそうで、ちょっと飲んでみたくなりました。四国の中での異端児的存在の高知県、ちょっと行ってみたくなりますね。話題は四国にとどまらず、47都道府県トークに及びます。面白すぎる・・・。ゆっくり視聴できる時間もあまり取れず、なかなか全部は見きれないので、残りは今晩にとってあります。それでは今日も始動!みなさん良い一日をお過ごしください(13日の金曜日やけど)。

毎日同じことしてる

10月11日 水曜日

肌寒い朝が続いています。去年は11月初旬に母校に行く機会があって、その時にはまだ日中は汗ばむ感じであったことを覚えています。今年はそれに比べると気温が低いような印象があって、冬がちょっと恐ろしい気がしています。去年は除雪マシンの稼働日も3−4日でしたからね・・・。昨夜はやはりちょっとだけSUDOKU(ウチの人から数独の父の解説本を紹介してもらいましたので早速買うことにしました)、津田さんと能町さんの四国ツアー対談を視聴して、経済のお勉強をしてから・・・就寝しました。相変わらず仕事と食事とちょっと読書と動画の生活です。朝は早起きな方なので、最近の習慣は今朝の朝刊チェックになっています。今日は一面にヨドバシカメラのEコマース事業拠点拡大の記事が載っていました。確かに去年から同社の通販を利用することが多いのですが、通販のシェア3位に劣らない迅速さだなあと感じていました。王者は一桁違うアマゾンさんですが。そういえば9月に社員のストで大きな話題になっていた西武・そごうの売却にもヨドバシが絡んでいるのだとか。通販業界もなかなかに熾烈ですね〜。それではそろそろお仕事の準備に取りかかります。今日は朝からおうち、昼からおそとの水曜日となります!みなさん良い1日をお過ごしください。

祝日明け

10月10日 火曜日

かつては今日の日が体育の日であったような気がするのですけど、昨日が祝日でした。Wikipediaによりますと、2000年から制定されたハッピーマンデー制度により第2月曜日とすることになったようです。2020年からは名前を体育の日からスポーツの日に変わったようです。超党派の国会議員で作るスポーツ議員連盟によって検討され、発議されたとのことです。スポーツの日なのですが、私はというと・・・日々少しだけやっているいわゆる筋トレをちょろっとやっただけでした。100均ショップで購入したナンプレなるあそびにちょっとハマってしまったところ、あっという間に30分、1時間が過ぎてしまうので、これまた中毒にならないようにしなくては・・・と思っています。病院の待ち時間にちょうど良いかもしれないので、プリントして置いておきますかね。それでは新しい週、また頑張りましょう。

ワクチン関連の話題

10月7日 土曜日

秋も定着してきた感があります。車内のエアコンが夜には暖気になっていました。日中はもちろんまだまだ冷房ですけど。さて、ワクチン関連の話題を目にしましたのでちょっと。一つ目は・・・インフルエンザワクチンの後に運動すると良いというお話です。

ワクチン後の運動がワクチン接種効果に及ぼす影響

現行のインフルエンザワクチンを接種した後に軽〜中程度の運動をすると、4週間後に接種による抗体獲得効果が向上していたという趣旨の論文です。ワクチンをうった後によく聞かれる質問があります。筆頭は「今日は入浴してもいいですか?」二番目は「このあと運動しても良いですか?」というものですね。後者については今まで私もよくわからないので、過度なものは避けてくださいねとだけお伝えしてきました。これからは・・・接種後30分ぐらいしてから、1時間半くらいウォーキングや軽いジョギングなどをするとむしろ効果が高まるというデータもあるようですね・・・と答えることができそうです。ただし、もっと長期的に(4週間を超えて)その効果が持続するのかどうかは触れられていませんので、今後の研究に期待です。二つ目の話題・・・コンボがお得かも?

インフルエンザとコロナの混合ワクチンが有望?

現行のインフルエンザワクチンと比較したデータによると、モデルナ社の開発している新型コロナとインフルエンザに対する混合ワクチン(一回の接種に両方含まれている)が、現行のインフルエンザ予防接種に比べて強い免疫学的反応を引き起こすことができたということがわかったようです。同社は2025年の秋シーズンへの導入に向けて開発を進めると発表しています。先ほどの話題と異なり、こちらは企業のリリース記事ですのでデータの詳細は不明です。記事の中では、前向きの良い発表にもかかわらず、なぜか下落した同社の株価についてのコメントもありました。つい先だって今年のノーベル医学賞を、mRNAワクチンの開発に寄与したハンガリー出身のカリコ博士が受賞されていました。科学の発展は必ずしも人類をハッピーにするとは限らないというお話もありますが、こういった研究はどんどんと進化してくれると嬉しいですね。それでは土曜日の週末、みなさん良い一日をお過ごしください!

 

圧力かけるのは鍋だけに

10月5日 木曜日

このところニュースを賑わせているキーワードの一つは「圧力」なのかもしれないと思います。随分前に、米国大手の小売業者であるアマゾンに対する提訴に踏み切った連邦取引委員会のリナ・カーン氏のインタビューを読みました。氏は、反トラスト法を盾にして、同社がネット通販において、独占的な地位を利用して、商品価格の高値状態を不当に維持していると主張しておられるようです。昨日は、日本でも大型シネコンの一つであるTOHOシネマズが、自社の映画館をメイン館とするように配給会社に対して、取引停止を匂わせるような形で圧力をかけていたとのことで、公取委が進めてきた調査が取りまとめられ、今後の改善計画が提案されたとのニュースが流れてもいました。巷間テレビを賑わせている芸能プロの問題も、その根源は自社タレントの出演拒否をちらつかせた不当な圧力と、それと引き換えに動いていたメディア側にあったのではないかという指摘は少なくとも一部的を射ているように思います。世はあらゆるハラスメントに立ち上がるべく、大きなムーブメントが全世界的に起こっている現在であるはず。ところが、足元でこれらの圧力を背景とする問題が大きく横たわっているという現実を見せつけられているような気がしました。売り手と買い手、情報の発信元と受け取り手、サービスの供給側と受給側、なかなかフラットで風通しの良い社会というのを形成するのは難しいようですね。せめて身近なところでは、自分と他者の間に変な格差や力関係を作らないようにと肝に銘ずる今日この頃でありマス・・・。

ハンドータイより・・

10月4日 水曜日

朝からおうち・昼からおそとの日です。インフルエンザワクチンやってます。冷やし中華はおわりました・・・コロナはまだ・・・。などとふざけている場合ではありません。今日も一日できる限りがんばります! さて・・・日経新聞一面より、今日も見出しは「半導体」の単語が踊っています。農地転用として、半導体関連の生産工場への利用を促す規制緩和とのことです。全国に存在する合計1万ヘクタールの土地が開発に利用されるようになるのではとのこと。東京ドーム約2200個分の土地が工場に変わる可能性を秘めているようです。東京ドーム何個分とかっていわれても、あまり実感できる広さでもないのですが(行ったことないもので・・・)、よく使われる例えなのでちょっと計算してみました。半導体というと、今では世界各国の経済戦争の主戦場となっているようで、米中はもちろん、最近だと欧州の会社とか、日本は台湾とも連携しながらの経済対策として語られない日はないですね。半導体イニシアチブを取らないと国の将来が危ういのだとか経済学者さんに言われると、そうなのだろうな〜とか思いますけど、日頃は太陽があって、雨が適度に降って、地元で美味しい野菜と魚が獲れて、週末はちょっとアルコールも愉しめてという生活ができるのならそれはそれでいいのでは・・・などと考えたりもしています。同時に一次産業も大切にしていかねば!なのかな〜と考えています。もっと根本的に考えるのであれば、政治家の先生たちは今ほど、ハンドータイ!ハンドータイ!って連呼されていますけど、かつての私たちの国って、ハンドータイ立国の王者だったのではないのでしょうか?そこから凋落したのは誰のせいなのだろう?とか、そこの政策過程を振り返るのも忘れずにいたいものだなと思ったりしています。話はそれからですな。ま、我が家はハンドータイより目下、フンドーキン一色なのですが・・・。それではお空も快晴です。今日も精一杯がんばってお仕事に励むことにしたいと思います。皆さんも良い一日をお過ごしください!

給食

10月3日 火曜日

朝がひんやりと感じるようになりました。駐車場の照明点灯時間も繰り上げてセットしています。秋本格です。昨日の夜は学校給食の話題のニュースを聞いて知らなかったことが多く勉強になりました。先月急な倒産となった広島県の給食委託を受ける民間会社のことはなんとなく記憶にありました。給食費という経済的側面で語られることの多い話題ですが、そもそもの歴史とか給食の意義とかのルーツを解説されていて、なるほどな〜と思うことが多かったです。費用の観点から言うと、この円安、世界情勢の不安定からくる食材調達費への影響など、やはり物価高のあおりを受けている点が無視できないことかと思います。加えてそのコストは自治体の予算で決まっていますから、コスト高を入札額で応じている委託業者が内部で処理しなくてはならない問題になってきます。当然人件費や資材調達の劣化につながってくるのは容易に想像がつくところだろうと思います。そもそも何で給食はかつてパン食であったのか?私はその経験がないのですが、いつ頃からどういう理由でご飯が導入されるようになったのか?知れば知るほど深まる疑問とか、そうだったのか問題で興味深い給食の話題でした。もう少し書こうと思うのですが、あまり中途半端なことは述べられませんので、今日は導入部分のみ記しておきましょうかね。それでは今日もみなさん良い一日をお過ごしください。

真の投資先とは

10月2日 火曜日

今日から(本当は昨日からですけど)10月の診療が始まります。今年もあと3ヶ月なんですよね〜。振り返ると去年の今頃は新しいシステムの導入に向けてせっせと業者さんたちと面談したり、機器を選定したりしていたのでした。コロナに打ちひしがれた夏を終えて、冬に向けてどうなるのかもわからない状況で、良くもまああんなことをやったものだと思います。我ながら無謀・・・。実際に新しいシステムで現在まで10ヶ月稼働してきましたが、まあそれほど大きなメリットがあるわけではないですけど、旧式で続けていたらどうだったのかな?と考えると、やって良かったかなと思っています。別にクリニックとしての利益につながったわけでもないですけど、少しでも効率的に患者さんの診察を行うのに貢献してくれている(はず)と思います。まあ切り替えの前後4−5ヶ月は大変でしたけどね〜。これって一般企業で言う設備投資ってやつですかね。開業して10年経つと、こういったシステムだけではなくレントゲン装置とか血液検査の機器とかも軒並み変なノイズを立ててくれるようになりました。もちろん患者さんの対象疾患やそれに応じた動線、これは特に感染症の影響をもろに受けていますけど、さまざまなものが開業当初の想定とは大きくずれてきているなと感じます。最近は特に世でいうデジタル化の波に飲み込まれつつありますので、今後も遅れることなく整備していきたいなと思っています(私は診療所の平均で言うと、いわゆる固定資産の比率が高い方だと思っています、いいのか悪いのか知らんけど)。ということで、若人の諸君に告ぐ・・・テレビや新聞では、来年から始まる新しい投資制度がもてはやされているところですけど、もちろんそれも大事だけれど、本当に大事な投資先はわかっていますよね・・・それは→ジブンですぞ。

日曜日朝のルーチン

10月1日 日曜日

朝から普段はできない、”濃いめのコーヒー思う存分” とαステーション京都のリクエストを楽しんでおります。昨日の夜は大阪出身の作家柴崎友香さんのインタビュー動画を見ながら寝落ちしておりました。私も同じ大阪出身とはいえ、北部と南部の違いがあったり、同年代ながらも5年ほど(?)の違いもあるので微妙に異なる部分もあったりして面白いなと感じました。中高時代にFMファンとかLマガジンとかのチェックをしていて、カセットテープに好きな曲をダビングしてマイベスト版を作って、ラベル作成はレタリングシートを使いながら文字をクリクリ印字して行ったりとか・・・あ〜やってたなあーみたいな事が語られたり。素晴らしい作品を書かれる作家の方って、感受性の豊さもさることながら、フィクションの世界だけではなくって、現実とか過去のリアルにものすごく興味を持って学んだり取材したりされているのだなということがわかる、とても興味深いお話を聞くことができましたね。

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