京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

大作家

7月25日 火曜日

おはようございます。昨夜のTLに上がってきたのが、推理小説作家の大御所である森村誠一さんのご逝去のニュースです。森村さんといえば、横溝正史さんと並ぶ昭和の推理小説作家の双璧のお一人です。個人的には、森村さんの他には江戸川乱歩、松本清張さんらの作品をよく読んだかなと思います。小学生の頃に「高層の死角」というのを読んだのですが、当時の自分にはかなり難しかったことが(だけ?)記憶に残っています。映画化された「人間の証明」もあまりにも有名ですね。あと医師としてのマスト作品だと思っている「悪魔の飽食」は世に731部隊なるものを知らしめた最初の作品でもあると思います。ツイッターの皆さんの感想を読んでいると、いかに先生が優しくて、折目正しい中にもユーモアのある方だったかがよくわかります。今ではミステリーファンの中には知らない人がいない島田荘司さんの江戸川乱歩賞(だったかな?)選考会での書評において唯一”推し”であったのが彼であったということは有名な逸話です。それから今回初めて知ったのですが、新津きよみさんという小説家の方が、惜しくも選にもれてしまった横溝正史賞選考会の翌朝に、励ましの電話をこっそりとかけてくださり、勇気が出たのだ・・という告白も素敵です。写真ではいつも少し微笑んだ感じで、背筋をピンと伸ばされている姿で写っておられますね。誰にも偉ぶらずに、腰低く接しておられたようです。そんな人になりたいなと思いながら・・・幾冊かポチ。

遠い海の底のおはなし

7月24日 月曜日

今週も暑い日が続きそうです。しうまつは深海のストーリーの番組に釘付けとなってしまいました。8000メートルの海底に生息する魚を捕らえたフィルムが紹介されたりしていたのですが、それらの再放送番組の本命は、21時からのスペシャル番組だったようです(これは録画して後のお楽しみにしています)。深海といえばついこの間不幸な出来事があったばかりですが、人間の興味は高い山の上であったり、深い海の底であったり、留まるところがありません。ものの200メートルも潜ると、ほとんど光が届かない真っ暗闇の世界になるのだそうですが、そこから先は自ら光を放つ”発光生物”が活躍する場のようです。発光する理由は捕食者から自分の身を守るものであるとかいうことだそうです。地上で光る生き物といえば、ホタルですけど、これも良いですね。深海のそれは単純な発光というだけではなく、何連にもなる発光器が順番にピカピカピカ〜って光るようなものでした。最近の乗用車のウィンカーにもよくみられるタイプのやつですね。深くて暗ーい海の底に餌を放り込むと、すぐさまそれを目指して奇妙な形の魚が集まってくるのです。地上の魚(という表現も変ですけど)からは想像もつかない風貌をしており、ある種とても先進的で近未来なデザインの種類もありました。名前忘れてしまったのでまた検索してみよう・・・。それでは今週も暑さに負けずがんばりませう。

もう月末

7月24日 日曜日

朝から久しぶりに本屋さんをぶらぶら。前から気になっていた業界本を手に取ってみました。なんの業界か?私たちの業界でございます。真っ黒な白い巨塔っていうタイトルに使われているフレーズがなかなかのセンスです。一気読み必至ですね。本屋さんぶらぶらの時の道中は、暑い・・の一言でした。お散歩しているワンちゃんとかはアスファルトから照り返る熱気に大丈夫なのだろうかと思ってしまいます。足の裏とか火傷しないのでしょうかね〜。そういえば、7月もあっという間に最終週に突入しました。子供さんたちは夏休み真っ最中で楽しい盛りでしょう。良い思い出をたくさん作って欲しいものです。私は月末の事務作業に、もうこの時期か〜と言いながら取り組む準備に勤しむこととなります。みなさん良い休日をお過ごしください。

勝ってるな

7月22日 土曜日

小耳にはさんだので調べてみました。地元の高校が野球の予選で勝ち上がっているようですね。次はQFかな。がんばれ〜・・・私もがんばろ。みなさんも頑張ってください。お天気の週末です。良い一日を!

梅雨明け

7月21日 金曜日

ようやく梅雨も終わったようです。本格的な夏で気温もまたまた上昇していくのでしょう。本当に熱中症など注意が必要だと感じます。ご高齢で元気な方ほど、屋外での作業、畑仕事などに精を出されていると思うのですが、日頃の元気を過信していると痛い目にあうこともあるようです。なるべく早朝から10時頃にかけて、あるいは日没前の数時間などに作業を限定して行うのが望ましいのでしょう。この季節、こむら返りを訴えて来られる患者さんも多いです。ベースが脱水傾向にあり、日中の活動で筋肉が疲労していたり、夜間就寝中汗をかいてさらに脱水傾向となると生じやすいと思われます。カリウムやカルシウムなどのミネラルの補給も大切です。屋外作業はなるべく短時間でほどほどに、失われた水分塩分を補い、バランスよく食事をして、過剰なアルコール摂取を避けて睡眠時間を確保して体調管理を行うことはとても大事なことですね。なかなかそこまで理想的な生活を送ることは難しいですけど、日々心がけて健康に過ごすことができればと思います。では。

今日からお休みですか?

7月20日 木曜日

梅雨もそろそろ明けるのでしょうか(もう明けた?)。昨日お昼に運転している時に、今日はやけに小学生が集団で歩いておられるな〜と思っていました。よく考えると、夏休み前の一日の終業式があったのかもしれませんね。多分そう。子供の頃は終業式が終わって学校から帰ってきた時に、あーこれから1ヶ月以上もお休みか〜と思って嬉しかったことを思い出します。1ヶ月もすると地獄の宿題制覇に取り組まないといけなくなるのですけど。今思い返しても、夏休みの宿題いらんかったなーと思います。計算ドリルとか絵日記とか・・本当に要らないと今でも思っています(というか、半ば怨念のような)。何もないと流石になということであれば、何か一つだけ夏休みに体験したことを文章や絵や作品で残して提出するのが良いのでない?というのがウチの人の提案です。あとは思いっきり遊ぶということで。絶対実現しそうにない私のプロポーザルでした。さて、昨日は定例案件も一つこなしましたので、今日から新しいタームが始まると思ってリスタートします(カタカナばっかり)。みなさん暑さにめげずに1日1日コツコツとがんばりませう。

行動変容

7月17日 月曜日

海の日という名の祝日だそうです。海の方からブンブンという音が聞こえてきていますね。気温はぐんぐん上昇しているようで、東京などでは40度に近づくのだとか。こんな日は屋外活動は十分に気をつけて行わないといけないですね。身長差から、より路面に近くなる子供さんの体調とか、今までの夏と同じ感覚で畑に出られる高齢の方も。なるべくは炎天下を避けて行動するのが良いのでしょうね。コロナの定点報告も徐々に増加しており、直近の京都府の報告は8前後の数値のようです。ちなみに私の実感はもう少し多いです。昨日のニュースで報じられていた祇園祭の遠景のショットを見ると、これはさらに・・・という予感もしますね。昨日のNHKの討論番組をチラッと視聴しましたが、経済社会活動をなるべく持続しながらも、個人レベルでの感染症対策をうまく行うことが求められているようです。マスクも自己検査キットも以前のようになかなか手に入らないものではなくなってきているようですので、賢く対策していきたいものです。医療体制の逼迫は沖縄では赤信号レベルだと報じられています。そういうと、医療供給の側は、今まで何を対策してきたのかとお叱りを受けることが多いのですが、もともと医療は緊急事態のゆとりを持っておくことが許されていなかったので、わずか2−3年でそうはドラスティックに変わることはできないでしょう。医療体制の変革を望むのであれば、個人レベルでの対応もそれなりに変えていかなくてはならないのだと思います。今のままだと、皺寄せを受ける部分が必ず出てきます。いま都会では、それが小児の感染症医療などに現れているとも聞いています。あとはやはり命の危険に晒されるのは、ご高齢の方達です。もちろん医療体制も変えていかないといけないのですけど、そういった方達への皺寄せを来さないような、私たちの側の行動変容も求められているのだと思います。なんだか抽象的でしか描けないですけどね〜・・・。ちょっと明日からの診療再開がどうなっていくのか、少し不安ではあります。

鼎談視聴

7月15日 土曜日

おはようございます。長く続いた雨もやみかけているようです。作家の平野啓一郎さんの鼎談を、いつもよくみるウェブ番組で観ていました(有料です)。彼のライフワークでもある?死刑制度についての討論をされていました。簡単に存置派と廃止派に二分されるわけではないのですが、ご自分の考えの遍歴を述べられており、なるほどな〜という感想を持ちました。わたしも人の生き死にに関わる仕事をしている以上は、一度は真剣に考えるべきテーマではあると思うのですが、今まではやや目を逸らしてきていました。確かに日本人は昔から「ナチュラル・ボーン・存置派」かもしれないですね。漫画のギャグの決め台詞にもなるくらいですからね。悪いやつは命を奪われて当たり前という考えは、その通りですが、現実はそこまで単純ではないようです。折しも、一旦極刑が下された方に再審請求が認められるなどの事案があり、これまた検察が有罪立証を行うという方針を表明したというニュースも最近ありましたが、弱気を助けて強気を挫く正義の味方の検察・・というマインドにも?マークが付いているような今日この頃でもあります。さてと、お仕事に戻ることにいたしましょうか。みなさん良い週末連休をお過ごしください。

息長くがんばるマンs

7月14日 金曜日

だいぶん前の週末に観たロックスター(表現古っ)のヒストリーを時々思い出しています。それはついこの間最後の日本ツアーを敢行し、活動休止を宣言したロックバンド・キッスのフロントマンの一人であるジーン・シモンズのストーリーです。彼は(実は相方のポールもらしい)ユダヤ系の人で、母親がホロコーストを生き延びたという過去を持つそうです。両親や兄妹が目の前で命を絶たれるという壮絶な体験をしたお母さんは、失踪した父の代わりに週6日朝から夜まで労働して彼を育てたとのことでした。ジーン・シモンズの幼少期のそのような体験は想像に絶するものがあります。7歳の頃から新聞配達などをして育ったという彼は、自然と母の教えでもある「生きていて健康ならばそれだけで勝者なのだ」という思いが身についていると言います。キッスというバンドは70年代から、彼らのマルチタレントぶりも相俟って音楽性だけではなく、いろいろなエンターテイメントやプロモーション活動に力を入れていきます。多彩なグッズや音楽ソフトなどを売り上げ、アメリカンサクセスストーリーを築き上げたのですね。LAビバリーヒルズの彼の豪邸には所狭しとバンドのグッズが並べられています。ロック界最強のビジネスマンと呼ばれたらしい彼の人生・・並大抵のものではないですね〜。御年70を超えて、一度も離反しなかった相方のポール・スタンレーもすでに60歳半ば、息長くがんばりました。私の推しの一曲、ブラック・ダイアモンドがまた違って聴こえてきます(ボーカルは二人ではない曲ですけど・・・)。

まだまだ雨

7月13日 木曜日

不穏な空模様が続いています。今日は「雨時々やむ」という予報です。現在も・・・1時間後に雨雲が接近するというマップのようです。雨雲レーダーマップわりと便利ですね〜。時々やむということは→ほぼ降るということなので、今日はちょっと残念な感じです。昨日は夜に車を走らせる事があったのですが、2度も鹿さんに遭遇しました。結構生活空間に進出してきていますね、通り道にはマダニを残していることもあると思われるので、これまた要注意です。食べ物探しに来るのでしょうか、みんな生きるのに必死です。そういえば・・この間手にとった週刊誌では、銀行の生き残りランキングみたいなのが特集されていました。いろいろな財務諸表をもとに分析してランクづけされていましたが、私たちの身近な〇〇さんは優良な感じでしたけど。それでは今日は朝から斉藤兄貴のおすすめ通り「赤いウィンナーをタコ足で」いただくことにしましょう。みなさんあいにくのお天気ですが、良い一日をお過ごしくだ

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