京都府与謝郡与謝野町 内科・外科・リハビリテーション科・在宅診療 いとうクリニック

ふくろうくんのブログ

AIのチカラ

10月16日 日曜日

早くも10月も半ばを過ぎました。今日は朝から快晴です。最近、以前に診察した方の疾患が実はこれこれでしたというお返事を紹介先より頂き、後から振り返っています。診断困難症例でしたので、大いに学びと反省になりました。診察中はある意味時間との戦い的な側面もあるので、そこがなかなか難しいところです。今はAI問診とよばれるシステムも開発されつつあります。何かと言うと、患者さんの訴えを聞きながら入力していくと、それなりに候補疾患が絞り込まれていくというソフトです。多分将来的には、かなり有力な診断ツールになっていくと思います。疾病診断は問診が7割!とか言われることもありますので、それに診察技術と検査値を組み合わせていけば、こんな私でも名医になれるかもしれません・・・。あと何年このおしごとができるのかわかりませんが、少しずつでも進歩していくことができればと思います。さて、昨日は今夏最後のおそとでのBBQをウチの人と、江戸からおみやげを持って帰ってきてくれた娘と楽しみました。すこし肌寒い感じでしたが、よい一日の締めくくりとなりました。前日に”キャンプ芸人”特集なる番組をみていたのがきっかけなのですけど。巷では野外でのレジャーが結構人気があるようなので、ちょっとまねごとをしてみたわけですね。もう少し大きめのコンロであまり凝りすぎないものを来年用に物色してみようかな・・・それでは皆様、よい休日をお過ごしください。

娘のお土産です—ᐠ( ᐛ )ᐟ

recuperated well.

10月14日 金曜日

昨日は山積みの書類を7合目までやっつけて力尽き帰宅(かなり大げさ)。いつもより多く睡眠時間をとることで身体のリチャージができたような気がします。ウェアラブル端末からも「目標の6時間睡眠ができましたね」と褒められました。早起きの利得を生かすために、今日はこの辺で7合目からの続きをやってまいります。皆さんも週末に向けて、良い一日となりますように。

能力発揮させてあげよ

10月13日 木曜日

昨日の午後に診察室のエアコンの入れ替えをしていただきました。新しい機器は、自分でお掃除もしてくれるし、人がいるところを避けて風を送ってくれるし、使った後に消費した電気代を表示してくれるし、とても賢い子です。さらにトリセツ読み込んで、フルに才能を引き出してあげないといけませんね。思えば新しく使う機器類で、きちんと説明書を読み込んで使った試しがありません。最近のガジェットとかPCはそもそも書類が添付されていなくて、ウェブで検索したりする設定のものもあります。いずれにしても、アップデートされたものの能力の半分、いや3分の1、下手すると10分の1くらいしか利点を生かせていない・・・なんてこともありそうなので、今後改めねば。その点ウチの人はとっても賢くやっておられるようです。凝り性という性分の能力が最大限に発揮されるところですね。私というと・・・飽き性で面倒くさがりで、おまけにいいかげんなところがあるのでダメダメなのです。自分のネガティブな面も見ながら、落ち込みすぎずに少しずつ改善していきたいと思います。それではーっ!今日も一日元気出していこー・・・

森と沼の奥深くへ

10月12日 水曜日

火曜日から始まった週はちょっとおトク感がありますね〜もう水曜日です。微妙〜にノルマのおしごとをこなしながら、なんとか生き延びている感のある毎日です。でもちょっと予測できないことが起こったらまた頭の中がパンクしてしまいそうです。とはいえ実際にパンクするわけにもいきませんので、ちっちゃな国産エンジンを精一杯回転させながらなんとかレースに生き残ろうとしているワタクシ・・・というところで目が覚めました。さて現実に戻って皆さんのお困りごとについて一緒に考えていくことをしなくてはなりません。外科医だったなら、自分の専門はコレコレですよと看板をあげておきさえすれば、自ずとそれに応じて門を叩いてくださるのを待っていれば良いわけです。けど、開業医はそういうわけにはいきません。毎日ドアをオープンにしたままで、来ていただく患者さんのお悩みにすぐさま没入して、共に解決策を探すことに専心しなければならないのです。そこが面白いと感じるお仕事でもあるのですけどね。最後にこの間手に入れた短編小説集の紹介をば少しだけ・・・。奥田英朗さんの「家日和」です。当たりでした。文庫本のタイトルはそれなのですけど、その名を冠した小説はありません。ということは、単行本の時点でこのタイトルがついていたのかな?などと想像するのですが、今日は調べてみる時間がありません。内容はタイトルからも連想できるように、家庭の中で起こる出来事を中心に繰り広げられる、あったかでちょっとほろ苦い、最後は明日からの生きる元気のそのまたタネのようなものがぼんやりと心に芽生えるような気がする(なんてまどろっこしい・・・)読後感のとってもよろしい短編集です、たぶん(まだ一作目しか読んでないので)。あと、同時に購入したのは、作家の自伝的ストーリー2作です。一つは同じく奥田さんの「東京物語」と、島田雅彦さんの「君が異端だった頃」どちらもきっと面白いゾ・・・ニヤニヤ。おっと、もうこんな時間です。それでは今日も、皆さんと臨床という森と沼の奥深くに入り込んで参りましょう・・・。

連休明け

10月11日 火曜日

朝から寒いです。今週は前半は同じような気温のようですが、お天気は良さそう。ただし後半は気温が上がるけれどお天気は崩れていくようだとか。マスクについてまた色々な議論が沸騰しているようです。賛成派とか反対派とかのように対立する話題ではなく、必要な時、すなわちマスクをつける効果がありそうな時にはつける、そうでない時には付けなくて良い。余程のことがなければ他人のふるまいにあれこれ口を出さない。ということようなことで良いのでははないかなと考えています。前提としてお願いしたいのは、可能な限り予防手段を講じておく(ワクチンです)ことや、検査とか診療体制を整えておくことなどでしょうか。アストラゼネカ社のワクチンがたくさん廃棄されたとか、薬剤保管用に購入したディープフリーザーがたくさん余っているのだとかいうお話がニュースに取り上げられていましたが、そこは許してあげても良いのではないでしょうかね。病床逼迫の問題だって、日頃からゆとりある運用ができる環境であればそこまで生じなかったのですが、効率化を求めるあまり、平時にギリギリでベッドを回さざるを得ない状況であったために、有事の際に破綻してしまったわけです。十分な体制を整えておくための余剰は皆で許容していかないとならないと思います。さて、連休明けのおしごとは始動開始後、軌道に乗るまで少ししんどいカモ・・・皆さんも寒暖の差に気をつけて、お元気でお過ごし下さい。

祝日雑記

10月10日 月曜日

今日は体育の日でしたか。調べてみたらスポーツの日と表示されています。いつ変わったのだ・・・。昨日は思い立って本屋さんに足を伸ばしたので、前々から気になっていた奥田英朗さんの文庫を2点購入。それぞれの解説がなんと、豊崎由美さんと益田ミリさんだったので、これは多分間違いないぞと思いながら。ミリさんの解説は漫画形式で、ちょっとみたことないタイプの書評です。あと、医学雑誌のバックナンバーも少し。身体診察特集のやつ。今はシステムの整備とかでややお勉強がおろそかになっているのでこちらもがんばらないと。そういえば先週は大先輩と久しぶりにゆっくりとお話をすることができました。色々と伺う中で、なるほどな〜ということが沢山あって、自分もなんとなく感じていたことが共有できたりして、とても有意義な時間を過ごすことができました。大先輩といえば・・・コロナ対策分科会の尾見先生の提言が掲載されている雑誌も購入して読んでみました。3人の総理と関わりながら意見を述べてこられた過程で今感じておられることが述べられています。これまでの政府の意思決定については諒とするところと、そうでないところについての考えとそれに基づいた非常に前向きなご意見のように感じます。官邸と官僚の関係についても触れられているところは、感染症の対策だけにかかわらず、色々な今のこの国の問題解決にとってキーとなる示唆が含まれているように思います。2年ごとに移動させられていては真のエキスパートは育たないですし、それは非常にもったいないし非効率なことですね。むかしから病院勤務の頃にも感じていたのですけど、組織ってどうしてこうも人事異動が好きなのだろう。なんとなく理由はわかる気がしているのですが、ここではその答弁を控えさせていただきます・・・。

じぶんでもやってみよ〜

10月9日 日曜日

朝から出動案件。普段お世話になっているばかりの患者さんの処置をじぶんでもやってまいりました。実際に自分で行うと、任せていたことの難しさとか大変さを再認識して学びになりました(HP100ゲット)。・・・いつも酷使しているMacBookの入力になんだか時間がかかる・・・と思ってよくみたら、左側の縦の列(何と呼ぶのかわからない)にwebサイトの閉じていないものが10個くらい並んでいました。デスクトップはほぼアイコンとか文書のサムネイルで埋め尽くされています。ほんとに必要なものだけ残して、あと消去したらなんと・・・少し解消されました。リアルの机上だけではなかったのだな・・・とっ散らかっているの。今頃気づきました、遅スギです。昨日は娘が私の推し活を応援すべく、ランディの映画記念グッズを手に入れてくれてお江戸より持ち帰ってくれるとの報がありました・・・ひどく嬉しい(≧∇≦) 今朝は今朝から、T Vドラマ「祈りのカルテ」なる作品をザッピング的に鑑賞しました。これどこでロケしているの?とウチの人が検索してくれたところ、どうやら千葉大附属病院だとか。とても綺麗な建物ですな〜。私はこの電カルどこのやつやろ・・・?が気になりすぎて、ストーリーには没入できずでした。一眼で”F士通”だな・・ってわかりましたけど。ほら↓

しょうもないことばかり書いてしまってスミません。皆様良い週末をお過ごしくださいませ。

じぶんで考えよ〜

10月8日 土曜日

ようやく昨日書類仕事をひと段落させたのでまた別のタスクに取り掛からないとならない今日この頃です。溜まってる案件が増えているので常に憂鬱な気分のしばらくが続くでしょう・・・(お天気キャスター風に・・)。もうちょっとうまく、診療以外のおしごとを断ることを覚えていかないとな〜とか思っています。さて昨日小耳に挟んだ首相所信表明演説のマスク不要のルール化というニュースです。直接聞いたわけではないのでいい加減なことは言えないのですが、マスクは変わらず必要だと思っています。それと同時に、不要な場面ではつける必要はないとも考えています。故に自分の中でのルールはあります。別にそんなことを決めて頂かなくても・・・というのが感想でしょうか。それとタイミングの問題。今からインフルエンザをケアしないとならない時期ですし、欧米の状況をみると次の波はほぼ確実に来そうですし、年末年始に向けて一層の注意が必要とされる時期かと思われます。その時期にマスク不要を喧伝するのもズレてはいまいかと思います。そもそも着用だって別にルールがあるわけではなく、皆さん自主的にやっているわけですよね。もしかして、国がルールを作ってあげないと外せないでしょとか思われているのなら、余計なお世話だと言いたくなるのは私だけではないような気がします(違うかな・・・?)。とにかく、介入して欲しいの、そこちゃうねんな〜という感想です、今のところ。確かに皆で一律にやらないと、何となく居心地悪く感じてしまうという国民性のようなものがあるので、そこは皆大人になって、人は人、自分は自分・・・を確立していかないととは思いますけどね。きちんと自分の頭で考えて、判断して行動にうつすということは大切なことではないでしょうか。さて・・・週末です。あいにくのお天気のようですが、皆様安全で良い連休をお過ごしください。

克服できないこと

10月6日 木曜日

内緒ですけど朝から入れてみました「だんぼう」。なにせ早くに起きて活動してたら寒かったもので・・・。ほんの30分だけですよ。すぐに快適になったので今はオフ〜。ところで仕事場には比較的広めの机を置いているのですが、いつも書類とか書籍類が散乱しています。来客の時などには片付けるのですが(押しやってるだけという説もアリ)、翌日にはきっちりと元通りになっています。なぜだろう・・・。もちろん、人一倍整理整頓ができない子だからなのはわかっているのですが、それにしても・・・。書類の類ですと、上方向に積み上げると、ほぼ確実に下の案件を忘れてしまうので(今日も一件発掘して処理したところです)、なるべく平たく置いておく習性がついてしまっているのです。空間よりも面積が必要なのですね。そして処理したはずなのに、次の日にはまた別の書類とか読みものがやってくるので、果てしなき戦いになっていくのです。悲しい・・・。気を取り直して・・・今日も1日できること頑張っていこ〜 皆さんも良い1日をお過ごしください!

そういえば・・・

日本在宅医療連合学会 第4回地域フォーラム

というのが開催されます。同級生だったあらがねクンとふじたサンが頑張っておられるようです。行けたらいいけどデューティがありそうです( ;  ; )

今後の展望についておべんきょう

10月5日 水曜日

朝から雨がしとしと。この数日は日本プライマリケア学会の草場先生のかかりつけ医と今後の医療についての講演をお聞きしています。時間のある時に途切れ途切れですが非常に勉強になります。コロナ禍を奇貨として、今後の私たちの医療環境を整備し直すことができないかという提言でもあります。この3年間で見事に炙り出されてきた医療を取り巻く諸問題は、今回の騒動がなければここまで急激には露呈されなかったかもしれません。少なくとも多くの一般の人たちの目にも映るようになったのはこの数年ではないでしょうか。そう考えると、起こるべくして起きた今回の感染症であったのかもしれません(もちろんそんなことなく進められればよかったのですけど)。フリーアクセスと低負担の我が国の医療制度の疲弊は叫ばれて久しいのですが、やはりその中でも大きな地域間格差というのは無視できない問題です。そこにかかりつけ医という概念で進められようとしている医療制度の再編成です。同時にデジタル化の推進と相まって、向こう10年間でおそらくかなり変化していくのではないかと思います。20年経ったら、一昔前の医療と様変わりしていることでしょう。もちろん耳障りの良いものだけではなく、一定の負担増も免れないものと思います。要はなるべく世代間・地域間の格差を小さくして、公平感をいかに担保しつつこういう改革を進めることができるのかということがカギになってくるのではないかと思います。こういう講演をお聴きしながら自分の仕事にも振り返りと反省と今後の展望や目標を考えるのですが、普段の外来診療に加えて、発熱外来やワクチン接種に関わる業務など、やや自分の両手に余るなと感じている今日この頃です。なんとか乗り切るべく、つぎはぎで色々なシステムを導入してきた結果が今の受付診察室ディスプレイ多スギ問題に帰結してしまいました。今冬はもう一度それを見直すことを考えています。効率よく、もっと目配りのできる医療機関・医療人になれるようもうひと頑張りしたいなと思います。それでは今日も1日穏やかな良い日となりますように。

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