2月19日 土曜日

1月はいぬ、2月は逃げる・・とはよく言ったものです。来月は去るということになるのですが。初めの四半期がこんな早く過ぎ去るということに古来私たちは気づいていたのですね。さて、エッセンシャルワーカーという言葉が世を賑わすことになってはや2年が過ぎます。今朝はNYtimesのポッドキャストを聴いていました。テキサスやフロリダ、ミシシッピなど南部の病院の看護師さんたちにインタビューしたりして番組構成されていました。”めちゃくちゃ数が減っている看護師数”だそうです。2年になるコロナ禍で、彼ら彼女らの仕事がかつてないほどに過酷になっているのだと言います。インタビューの背景音には、けたたましく医療機器のアラーム音が鳴っています。家族への感染を心配して、離れてホテル暮らしをしながら勤務している人たちも少なくないようです。朝突然に出勤できなくなった仲間の労働力不足を補うために、臨時コールで起こされる病棟管理担当看護師が車で出勤することもあるそうです。比較にならないのですが、私も発熱外来の患者さんへ接するときには、多少なりとも緊張を感じます。これが病院勤務の場合には、患者さんとの接触も密になりますし、接触時間も8時間以上になるのですから、肉体的にも精神的にも大きな負荷となることは想像に難くないです。ポッドキャストのタイトルは「Save us, while we’re saving everybody else」です。看護師さんが例えられて曰く「forgotten warriors(忘れ去られた戦士たち)」、ヘルスケアワーカーの不足は冷酷かつ厳しい・・・

このお話は決して海の向こうの遠い国の出来事だけではありません、足元の基幹病院でも毎日少なからず起きている現実なのです。

 

あいかわらず朝は呑気にコレやってます。本日も知らない単語だったナリ〜・・・