1月2日
年末になると患者さんが時々、もうすぐ年もまた大きくなるので・・・と仰います。年が大きくなるっていう表現はこちらの地方の独特のものだなあと思っていましたが、実際にその患者さんの生年月日を見ても誕生日はまだまだ先だったりします。初めのうちは、新年になることについての儀礼的な挨拶なのかな?ぐらいに思っていたのですが、そういうことを言われる方の数が結構無視できないものに感じられたのでなんとなく気になっていました。で・・・、もしかすると数え年がまだまだ生きているのではないかなという考えに至ったわけです。11月生まれの赤ん坊なんかは、数えで考えるとその年を越えるとすでに2歳になるのでしょうかね!生まれて2ヶ月後にもう2歳とは・・・。生まれた瞬間が0なのか1なのかという問題も、よく考えてみると結構面白いなと思いました。
生まれたら戸籍に自分の名前が記されて、一年経つごとに1歳ずつ年をとっていくっていうこと・・・当たり前のようなのだけれど、何となくいい加減なことのような気もします。時々、この人は絶対に100歳にしては若すぎるでしょう・・・っていう人にめぐり合ったりします。皆さんそんなご経験ありませんか?