11月24日 月曜日 晴れ

穏やかな日が続いている。本当に時の経つのは早く、もうクリスマスだ年賀はがきだと年の瀬の雰囲気である。先日も少し触れたが年末に衆議院解散総選挙の今年、どういう国民の断が下されることになるのか。テレビの街頭インタビューやアナウンサーのコメントを聞いていると「与党に対する信頼も薄れてきたが、さりとて野党にも信頼できる補完勢力がなく・・・」というやつ。だから投票しても無駄か・・・という無力感に苛まれるのはわからないでもないのだが、そもそも民主主義とはそんなシロモノではないのかなと考えている。よりましな意見を採択する。消費税が上げられると生活は困るのだが、社会保障の財源はどうなるのか。厚労省のホームページをのぞくとそんな文言が目に入る。他方で、消費税率は日本は低いのだが、国税全体の収入比率からすると、我が国は他の先進諸国と遜色ない数字であるという意見があったり。何が本当で何が本当でないのかよくわからなくなってくる。おそらくそれぞれの意見はそれなりに真実なのだろう。物事をあらゆる面から眺めるとは、おそらくそういうことなのだろう。間違いないことはただ一つ、このまま行くと日本の財政状況は困難に直面するであろうし、社会保障も破綻の憂き目に遭うかも知れないということである。小生も医療と介護に携わっているのであるから、今年は、いや来年はもっとこの問題を勉強してみようと思っている。考えてみれば限られた医療費を行使するにあたって、勤務医の時代には急性期疾患の代表である外科手術に取り組んでいたし、その恩恵を被る患者さんの代弁者たる行動を取っていたと思う。いまは・・・在宅医療であったり外来慢性期疾患の患者さんを診ている訳であるから、これらの患者さんに手厚い社会保障制度であってほしいと願っている。同じ医師でありながら、立場によって自然と考え方に違いが生じてくるなんて、昔は考えたこともなかったな・・・。ま、ステイクホルダーのために行動する、ということは社会通念上おかしなことでもなんでもないのだが。

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でも消費税って逆進課税の最たるものだっていう意見や、消費税をあげても実際の税収が下がったら意味がないでしょっていう意見にはなるほどと思ってしまうのですがどうなのでしょう? だれか教えてくらさい・・・